縁壱の生まれ変わりや子孫は?炭治郎か炭十郎という説を徹底解説!

縁壱の生まれ変わりや子孫は?炭治郎か炭十郎という説を徹底解説!

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炭治郎の夢の中にしか出てこない、縁壱(よりいち)さんって気になりませんか。

調べてみると、縁壱は炭治郎に生まれ変わっているのか、それとも、炭治郎が縁壱の子孫なのでは⁉

もしくは、炭治郎の父親、炭十郎が縁壱の生まれ変わりなのでは⁉という意見もありました。

縁壱に関する、気になることについて調べてみましたよ。

縁壱の生まれ変わりにはさまざまな説がありましたが、縁壱の子孫はいませんでした。

この記事では、縁壱の子孫についてや縁壱の生まれ変わりがいるのか。

そして、炭治郎が縁壱の生まれ変わりと言われる理由、他にも、生まれ変わりは炭十郎説についても情報満載でお伝えしていきます。

こちらの記事には、原作漫画のネタバレが含まれております。アニメで見ている方は、ネタバレにお気を付けください。

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縁壱の生まれ変わりと子孫はいるの?

緑壱(よりいち)の生まれ変わりにはさまざまな説がありますが、子孫はいません。

縁壱は、若い頃に「うた」という女性と、結婚していました。

うたさんのお腹の中には赤ちゃんがいました。

しかし、縁壱がうたさんのために、産婆さんを呼びに行っている間に鬼に殺され、お腹の子どもとともに亡くなってしまいました。

つまり、縁壱の子どもは産まれていないので、縁壱の子孫はいないことになります。

それでは、奥さんが殺された後、縁壱はずっと再婚はしなかったでしょうか。

ネットでは、炭治郎の先祖である、炭吉の娘”すみれ”と再婚したのではという説もあるようです。

しかし、原作の漫画21巻にある「戦国コソコソ話」にて

  • 縁壱さんが独身を貫いたこと
  • 生涯愛した女性は「うた」1人であったこと

といった情報を、作者のワニ先生が書いていました。

縁壱は、寿命を迎えるまで、うたさんだけを思って生きていたのですね。一途な男はポイント高いですよ!

ということから、縁壱の子孫はいないと考えられるのです。

縁壱の生まれ変わりっているの?

縁壱の生まれ変わりはさまざまな説がありました。

炭治郎達の生きている時代は、縁壱が亡くなって400年後くらいの設定だそうです。

したがって、その間に一度も生まれ変わらなかったのかというと正直、謎は残ります。

炭治郎の言っていた言葉に、縁壱を彷彿とさせる言葉もあります。

「自分にできなくても必ずほかの誰かが引き継いでくれる 」

「君にできなくても君の子どもや孫ならできるかもしれないだろう」

引用: 吾峠呼世晴 鬼滅の刃12巻

しかし、私は、鬼滅の刃の世界では、生き残った者達が、散っていった者達の思いを繋いでいくことが、テーマのように感じられます。

すると、この言葉たちは、違う角度でも見えてきませんか。

鬼のいる世界で自分にできることをやりきった、引き継いでくれる誰かに託して、見守っているという考え方もできます。

「始まりの呼吸」日の呼吸を持つ縁壱も、生きている者達や自分よりも才覚のある者達に、後を託して散っていったように思えてなりません。

さらに、私がそう考える理由の一つは、最終回にあります。

最終回をよくよく探すと、縁壱は奥さんのうたさんと一緒に、生まれ変わっていました。

公式ファンブック第二弾でも、その夫婦が『鬼と戦った人たちの思いが繋がった先の現代を生きる人たち』の中に含まれることから。

ファンの間では、やっぱり縁壱さんとうたさんだったという見解になったようです。

つまり、鬼がいなくなったから、生まれ変わったのではないかと考えます。

したがって、鬼のいる世界に生まれ変わってくるということは考えにくいという説もあるのではないでしょうか。

炭治郎が生まれ変わりの可能性が低い理由は、次の章で解説しますよ。

縁壱とはどのような人物?

緑壱(よりいち)は、鬼殺隊が使う剣術に必要な「呼吸」の原点となる、「日の呼吸」を教えた人物です。

奥さんを亡くした後、縁壱は鬼狩り(後の鬼殺隊)に入ります。無惨に、化け物はあいつの方だといわせるほど、剣の腕がある人でした。

しかし、強さをひけらかすこともなく、とても穏やかな人だったそうです。

緑壱は、後継者を残さないのか聞かれたとき、こう言っています。

「私たちはそれ程大そうなものではない、長い長い人の歴史のほんの一欠片

私たちの才覚を凌ぐ者が今この瞬間にも産声をあげている

彼らがまた同じ場所まで辿り着くだろう

何の心配もいらぬ 私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い」

引用:吾峠呼世晴 鬼滅の刃20巻

自分たちより才覚のある人たちが出てくることを楽しそうに語り、安心していいと微笑む緑壱はかっこいいですね。

縁壱は、80歳を超えるまで長生きをしますが、黒死牟(こくしぼう)との戦いの中で、寿命が尽きてなくなっています。

原作の漫画20巻で黒死牟の回想の中で、年老いた緑壱と対峙する場面があります。

私はこの場面がとても印象的でした。剣を握り立ったまま亡くなっていて、しかも無傷です。

自分が成し遂げることはできなくても、後の人を信じて幕を引いたのかと思うと、縁壱の生きざまがうかがえます。

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炭治郎は縁壱の生まれ変わりなのか⁉

縁壱は、炭治郎に生まれ変わっていないと考えます。

炭治郎が、縁壱の生まれ変わりではない可能性としてあげられる場面があります。

炭治郎が怪我をして倒れているときに見る、ご先祖・炭吉と縁壱の会話です。

「遺伝した先祖の記憶」

「貴方(よりいち)がいなければ俺たちは生まれていません。」

引用: 吾峠呼世晴 鬼滅の刃22巻

夢のなかで炭治郎は、このように言っていました。

炭治郎は、血の中に受け継がれている記憶を見ているということになります。

鬼滅の刃ファンの間では、炭治郎が縁壱の生まれ変わりではないかと言われていました。

なぜ、そのような話が出ているのでしょう。理由としては、2点あげられます。

  • 容姿や特徴が似ている
  • 無惨や上弦の鬼たちが、緑壱の姿を重ねる

理由となったシーンを紹介しながら、解説していきますね♪

容姿や特徴が似ている

まず1つ目は、炭治郎と緑壱の容姿や特徴が似ているため、生まれ変わりではないかと考える人もいるようです。

しかし、作中では生まれ変わりではないと思われることが、書かれています。

  • あざについて

「自分のはあざではなく、火傷の跡が今のようになった」と炭治郎が自分でいってます。

  • 透き通る世界について

作中に戦いの中で、父親の見取り稽古を思い出し、身に着けたものなので、最初から見えていた縁壱とは違います。

したがって、炭治郎は生まれ変わりではなく、竃門家の宿命を継ぐ人なのだと考えられますね。

無惨や上弦の鬼たちが姿を重ねる

2つ目の理由として考えられるのは、炭治郎と戦う無惨や上弦の鬼たちが、炭治郎に縁壱の姿を重ねるシーンがあるからではないでしょうか。

遊郭編で堕姫という鬼が言っていたように、それは縁壱に対峙したときの「無惨の細胞の記憶」です。

縁壱と同じ思いで戦う炭治郎の姿が、縁壱に重なったと思われます。

縁壱の強さは、無惨の細胞に記憶されるくらい、無惨には衝撃的だったのでしょう。

細胞の記憶や、血の中の記憶を介して、縁壱はみんなの中残っているのかもしれません。

その中でも、「始まりの呼吸」である日の呼吸の使い手だったり、透き通る世界がみえたりと似ている点があるのが竈門家。炭治郎の父、炭十郎も謎の人ですね。

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炭十郎は縁壱の生まれ変わりなのか?

もう一つ、ネット上でも言われているのは、炭治郎の父、”炭十郎”が縁壱の生まれ変わりではないかというものです。

私は、炭十郎は生まれ変わりではなく、竈門家の約束を繋ぐ人だと考えます。

確かに、炭治郎よりも炭十郎の方が縁壱に似ているところも多いです。

炭十郎が縁壱の生まれ変わりという可能性も否定はできません。

炭十郎が、縁壱さんに似ている3つの点を見てみましょう。

  • ヒノカミ神楽(日の呼吸)を使いこなせる
  • 生まれた時からあざがある
  • 透き通る世界がみえる

炭十郎は、見事に特徴を受け継いでいるように思えます。

しかし、原作の漫画5巻の中で、炭十郎は「ヒノカミ神楽」と「耳飾り」について炭治郎にこう告げています。

「この神楽と耳飾りだけは 必ず途切れさせず継承していってくれ。約束なんだ。」

引用:吾峠呼世晴 鬼滅の刃5巻

この言葉には繋ぐ人の強い意志を感じます。ヒノカミ神楽は縁壱が炭吉さんに見せた日の呼吸です。

原作の漫画22巻で、炭治郎はこのように言っています。

「十二個の型は驚くほど正確に伝わっていました。」

「何百年もたつのに。」

引用:吾峠呼世晴 鬼滅の刃22巻

このことから、炭十郎も縁壱の生まれ変わりではなく。

ご先祖様からの約束を繋いできた、竈門家の人ではないかと思います。

先祖の炭吉が、縁壱とした約束を竈門家は何百年も、ずっと繋げているのだと思います。

そこには、生まれ変わりよりも、強い絆のようなものを感じてなりません。

ヒノカミ神楽と耳飾りが、何百年も繋がっているからこそ

縁壱は、炭治郎達の時代に生まれ変わるよりも、後から来る人々に託し、見守っていたのではないかと考えました。

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まとめ

  • 緑壱の生まれ変わりにはさまざまな説がありますが、子孫はいない。
  • 炭治郎は縁壱の生まれ変わりではないと考えられる
  • 炭十郎は生まれ変わりではなく、竈門家の約束を繋ぐ人だと考える

最終回、鬼のいなくなった世界では、戦いで亡くなった人たちが生まれ変わっています。

生まれ変わりのある物語の世界ですが、戦いの中に生まれ変わるというよりは、平和になったので生まれ変われたのだと考えました。

生き残った者たちの子孫も出てきていることから、大正時代から現代へ、脈々と繋がっているというのが物語の要なのではないでしょうか。

私は、子孫に約束を、仲間に意思を継いでいく説を推していきたいと思います。

縁壱の生まれ変わりについては、いろいろな考察があります。原作を読んで自分の考えを深めていくのも、面白いですよね。

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