ワンポールテントはファミリーにはデメリットが多い?選び方のコツ!

ワンポールテントはファミリーにはデメリットが多い?選び方のコツ!

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ここ数年、ドーム型テントよりも人気が高まっているワンポールテント。

とんがり屋根のおしゃれなテントですが、ファミリーには「狭くて使いにくそう」などとデメリットが多いイメージもあるようです。

しかし正しく選べば、ファミリーでもワンポールテントを不自由なく使うことができます!

さらに調べていくと、ワンポールテントはとてもコスパに優れていることも分かりました。

今回はデメリットを踏まえたうえで、ワンポールテント選びのコツもご紹介!

おすすめのテントもピックアップしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

安いのはうれしいけど、デメリットが多くてファミリーには向かないと思ってた…!正しく選ぶコツ、教えて~!

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ワンポールテントはファミリーにはデメリットが多い?

ワンポールテントは、その見た目の狭さなどからファミリーにはデメリットが多いと思っていませんか?

やはり大人数なら、やや設営に手間がかかってもドーム型などを選びがちですよね。

しかし結論から申し上げると、ワンポールテントはデメリットもありますが、きちんと対策をすればファミリーでも不自由なく使うことができるほか、メリットも多くあります。

ファミリーで使うためにワンポールテントを選ぶにあたって、デメリットと考えられる点を挙げてみました。

ワンポールテントのデメリット
  • 天井は高いがテントの隅は低く、見た目よりもスペースがない…対策:持ち運ぶ際の重量は増えるが、対象使用人数が多いテントでスペース拡大へ
  • テント単体だけでは自立しないので、ペグは必要不可欠(設置もペグが打てる場所のみ)…対策:安定して直立させるためにも、重くて強いペグがおすすめ
  • 前室がないものも多い…対策:設営の手間のなさと快適性を考えると、前室付きが◎
  • スペース中央に邪魔なポールが立つ…対策:二又化できる「フタマタノキワミ」の導入
  • 下に隙間ができる…対策:スカートつきのテントを選ぶと荷物が最小限

一つ一つ、デメリットと対策を以下にまとめてみましたのでご覧ください! 

1.天井は高いが隅は低い・中のスペースが少ない

天井が高いワンポールテントですが、一方でテントの隅は低いのが大きなデメリット。

ファミリーでの使用ならば平均的に3~4人での使用だと思いますが、テントの大きさに対して座れるスペースは狭く、やや窮屈に感じます。

これについては、持ち運ぶ際の重量は増えてしまうのですが、対象使用人数を「+2人」程度でテントを選ぶと、スペースが拡大できて快適に過ごせます。

2.テント単体だけでは自立しない・ペグは必要不可欠

また、ドーム型テントならテントに骨組みを入れるだけでも自立しますが、ワンポールテントは「自立しない」点もデメリットと言えるでしょう。

しかし、数種類のポールを使って設営するドーム型テントに比べて、組み立て方はとても単純!

ワンポールテントの設置には、ペグが打てる場所のみと限定されますが、安定して直立させるために「重くて強いペグ」を用意するといいですよ。

ペグでテントを地面に固定させたら、あとは一本のポールを中央に設置するだけでOKなのです。

3.前室がないテントも多い

あまり重要視はされませんが、ワンポールテントには前室がないものもまだまだ多いです。

別売りのもので前室を作ることもできますが、手間や荷物を考えるとポールだけでサッと前室を作る方が断然楽なので、ぜひテント選びのポイントに加えてみてください。

特にファミリーでのキャンプでの前室は、お子さんの遊び場や日よけにもなってくれるので、使用してから"あってよかった"と感じるのではないかと思いますよ。

4.スペース中央に邪魔なポールが立つ

ワンポールテントの骨の部分でもある、中央のポール。ファミリーで使うには、テントの広さを充分に使えず、邪魔になりますよね。

ここで、ワンポールテント中央にそびえ立つポールを「二又」にできてしまう、便利アイテムをご紹介します。DODが販売している商品のその名は「フタマタノキワミ」。

これがあれば、メインポールの代わりに2本のポールがテントを支えてくれ、スペース中央の邪魔なポールをなくすことができます!

ポールがなければ、スペースが広くなるうえ自由にレイアウトができますし、見た目もスマートです。長さの調整ができるので、さまざまなワンポールテントにも対応可能です。

5.下に隙間ができる

ワンポールテントは下に隙間ができてしまいがちで、インナーテントのみで冬の冷たい外気が吹き込むと寒さを感じずにはいられません。

この問題については「スカート」があるテントを選ぶと、より快適になります♪

インナーテントが直接的に風を受けずに済むうえ、インナーテントとフライシートの間に、空気の層ができる断熱効果もありますよ。

しかしスカート付きのワンポールテントはあっても、逆にワンポールテント専用のスカートはないのです。

最近のキャンパー達は、コストをかけずに下のようなアイテムを使って自分でスカートを作り、キャンプを楽しんでいるのだとか。

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あまり目立たない色のシートも売っているので、まだ持っていないというあなたは、寒い季節のキャンプのためにもぜひチェックしてみてくださいね。

それではここからは、ワンポールテントを選ぶ際に押さえておくべきポイントを、詳しくご紹介していきますね!

ワンポールテントを選ぶポイント

「ファミリーで使うには狭い」と思われがちなワンポールテント。

ここからは、買い替えや新規で購入するあなたへ、選ぶときのポイントをお話していきたいと思います。

サイズの目安は実際の使用人数+1人の計算

まずはサイズ選びのポイントについてですが、床面積や「◯人用」の文字だけで決めないようにしましょう。

実際の使用人数より1人分多い使用人数に対応したテントを選ぶのが、重要です!

ただし「大きければいい」訳ではありません。実際に使う人数の倍ほどにあたるサイズはNG。

というのも、サイズが大きくなればなるほどに収納サイズも大きくなり、重量も重くなるためです。そうなると持ち運びが大変で、負担が多くなるばかり。

『どうせ買うなら、できるだけ大きいテントで!』という気持ちは分かりますが、3人家族なら、目安は4人用のテントがベストでしょう。

あると便利!前室の有無を確認

ワンポールテントはドーム型テントなどと同様に、前室があるものとないものに分かれます。

前室がないと出入りしやすい点はありますが、特に雨が降ったときは出入りの際にテント内に雨が入りやすいため、あると便利ですよ。

雨だけでなく、晴れの日には日よけとしても活躍するほか、テントの室温調節やキャンプギアの置き場などいろいろな役割をもちます!

別でタープを利用する、という手もありますが一体型の方が使い勝手はいいと思いますよ。

素材のおすすめはポリコットン

ポリコットン素材は、ポリエステルとコットンそれぞれのいいとこ取りをした混紡素材です。

いいとこ取り!ポリコットン
  • ポリエステルのメリット…丈夫・シワになりにくい・乾きやすい・遮光性がある
  • コットンのメリット…風合いの良さ・吸湿性や通気性がある

表記には、ポリコットンだけでなく「TC」や「T/C」などいろいろありますが、すべて同じ素材を指します。

とても扱いやすいので、初めて買うテントにもおすすめで、夏だけでなく通年キャンプを楽しむにはぴったりですよ。

急な雨にも!耐水圧は1500~2000mmが◎

テントの耐水圧は、大雨にも対応できる1500~2000mmのものがおすすめ。

なお、使用人数の目安と同じで、耐水圧も「高ければ高い方がいい」訳ではありません。

「雨水を通さない=通気性も悪い」ということなので、上の基準を目安に選びましょう。

ちなみに主要アウトドアブランドのテントは、ほとんどが1500mm超えですので、耐水圧の心配はしなくてもよさそうです。


種類が多すぎて迷いがちだけど、これなら失敗せずに選べる気がする!

今は本当にさまざまなワンポールテントが販売されているので、どこに注目すべきか分からなくなってしまいそうです。

しかしそうなったときは、以上に挙げたポイントを思い出し、お気に入りのワンポールテントを探してみてください。

ワンポールテントはファミリー必見のハイコスパ!?

さて、ファミリーでもワンポールテントは快適に使えることが分かりましたが、ここからはお値段についてのお話です。

三角のとんがり屋根が特徴のワンポールテントは、なんといっても見た目がおしゃれ!かつ、安いアイテムも豊富にあります。

コスパは重視したい。でも"安かろう悪かろう"で、安すぎると大丈夫?って思っちゃう…。

安いのはうれしい反面、安すぎるとクオリティが心配になることはありますよね。

結論から言うとワンポールテントは、ほかのテントとの価格に大きな差はないですが、設営が簡単という手間のなさから、ハイコスパといえるでしょう!

高品質や高機能でも、パーツが少ない分お安く買えるという面もあります。

見ての通り「ポールと天幕だけ」というシンプル構造だからこそ、大きさの割には良心的な価格に。

このように品質に対してリーズナブルな価格で買える点も、ワンポールテントのメリットの一つですね。

シンプルな構造で設営も簡単なうえ、コスパも最高。もう、言うことなしです。

1万円でおつりがくる?!手軽なワンポールテント

ここではコスパだけを考え、1万円でおつりがくるようなワンポールテントを3つご紹介していきたいと思います。

ワンコインならぬ、ワン紙幣だけご用意ください…!(笑)

基本的機能が充実した格安テント 6102円(税込)

画像引用 「楽天市場」

前室はないですが、風雨や虫が入らないスカート付きなので、低価格で基本的な機能が充実したものをお求めなら、おすすめです!

価格を見ると、テントとしての機能性や安全性が気になりますが、作りはしっかりしていますよ。

中央のポールはスチール製で頑丈なうえ、UVカット率95%という最高水準の生地を採用しているため、紫外線にも強いです。

天井の高さは215cmなので、長身のパパが立ち上がっても頭をぶつけることはありませんね。

そしてインナーテントは全面メッシュ生地で、D型ドアがあるので出入りは前後どちらにでもOK。

これだけの機能なのに使用人数の対象は4人~6人で、広々使えるコスパがいいテントです!

両面D型ドアで通気性UP! 7480円(税込)

画像引用 「楽天市場」

広めの前室があるだけでなく、両面にD型ドアが付いているとても風通しのよいテント。

ドアだけでもありがたいですが、テント上部には「ベンチレーター」という空気を循環させる機能があります。

テントのデメリットである、熱がこもりがちな問題もこれなら解消してくれそうですね。

付属のポールを使えばテントの前後で前室(日よけ)を作れるため、キャンプギアの置き場所や、雨の日でも靴が濡れないメリットも。

もちろんテントは強い雨にも対応できる耐水圧となっているので、天候に左右されずにファミリーキャンプを楽しめますよ。

隠れた収納で見た目スッキリ! 8998円(税込)

画像引用 「楽天市場」

こちらも上の商品に続いて、前室がないタイプと見せかけ、なんとドアの手前に、広くはないですが「前室スペース」という空間がありました(笑)

この前室スペースは、雨や日差しを遮断しながらも靴や荷物を安心して保管できて、なかなか便利ですよ!

この便利さからか、楽天市場では2021年の【テント・タープ】部門でデイリーランキング一位も獲得しています。

ドアはワイド設計で前後に設けているため出入りがしやすく、空気が通り抜けるので夏も快適に過ごせます。

キャリーバッグ付きで、コンパクトに持ち運びが可能になり、車の積み込みや収納時も邪魔にならないのがうれしいですよね。

カラーは4色展開なので、お好みの色を見つけてくださいね。

アースブラウン、オリーブグリーン、アッシュホワイト、タープやキャンプギアなどとの統一性が出しやすい、人気のサンドカラーも揃っています!

デイキャンプなど、お手軽なテントをお探しのあなたには、これくらいのワンポールテントがコスパもいいと思いますよ♪

では次の章から、いよいよ少しお値段張っても買いたい、ファミリー向けのワンポールテントのおすすめ商品をご紹介していきます。お楽しみに!

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ワンポールテントのファミリー向けおすすめ商品3選!

今回ピックアップしたのは、ファミリー向けで、前室があるテントのみです。

小さなお子さんがいる場合は特に、前室が日よけにも遊び場にもなってくれる点で、選んでみました。

ワンポールテントは設営が簡単なだけでなく持ち運びやすい面もあるので、物が多くなってしまうファミリーでも、スマートにキャンプを楽しめそうですね。

どのテントをおうちにお迎えしたいか、想像しながらご覧いただければと思います♪

買ってすぐに使えるフルセット! 24999円(税込)

画像引用 「楽天市場」

こちらは、買ってすぐに使えるのがうれしい、ワンポールテントのフルセット商品。

フライシート、インナーシート、グランドシート、キャノピーポール、ペグ、ロープ、ポール、収納ケースの全部入り!

キャンプビギナーさんや、はじめて買うワンポールテントはすこし不安、というあなたにもおすすめです。キャンプに何が必要か、一から調べる手間が省けるのは助かりますよね。

さらに、フルセットならではの使い勝手の良さにもご注目。天気がいい日には、インナーテントとグランドシートのみで手軽にデイキャンプを楽しめるメリットもありますよ。

また、市場に出回るワンポールテントの多くは、ベースが8角形なのですが、こちらは10角形で広々スペースを確保できます。

大人6人が横に寝られるほどの、400×420cmの広さに加え、長身な方でも頭をぶつける心配のない255cm(中央部)の高い天井がポイントです。

以上トップバッターは、オールシーズンで使える、高機能的でなワンポールテントのご紹介でした。

2ルームテントで広々使える! 49550円(税込)

画像引用 「楽天市場」

なんだか、おもしろい形のテントですよね。よく見ると、砂浜にいるあの生物に似ている気がしませんか?

答えはテントの名前にありました。そのままですが、こちらは「やどかりテント」という商品!インパクトのあるネーミングですね。

設営が難しそうですが、実にシンプルなテントですよ。ペグダウンしたインナーテントのうえにフライシートを重ねたら、内側からポールを立ち上げるだけで設営完了です。

リビングと寝室が一体型になった2ルームテントで、別でタープを準備する必要がなく、設営時間の短縮できる点もうれしいです。

出入り口の大きく跳ね上げられるフロントパネルによって、とても開放的なリビングスペースに。あまり見ないデザインなので、キャンプサイトで注目されるかも…?

なお、3方向から出入りができるDドア付き。風を取り込みやすいうえ、ドアをメッシュに切り替えれば日中でも涼しく過ごせます!

全面メッシュのインナーテント! 12899円(税込)

画像引用 「楽天市場」

こちらも、前室付きのワンポールテントの中ではお安い価格帯となっております。

一番のポイントは、こちらのインナーテントは全面メッシュ生地!これ以上にない通気性を実現できます。

風通しはいいですが、蚊や虫がテントに侵入することは許しませんので、小さいお子さん連れの場合は特に便利さを感じそうですね。

生地の裏側にはシルバーコーティングが施されているため、紫外線をカットしてくれる効果もありますよ。

耐水圧も2000あるうえ、3.2kgという軽量な点もうれしいです。

テント単体ではもちろんですが、タープとの連結もできるので、お手持ちであればさらにスペースが広がり、快適なキャンプになること間違いなしですね!

まとめ

  • ワンポールテントは、見た目よりもスペースがなく、ペグは必要不可欠、前室がないものが多い、中央のポールが邪魔、下に隙間ができるなどがデメリット
  • デメリットもあるが、きちんと対策をすればファミリーでも不自由なく使うことができるほか、メリットも多い
  • 購入の際は、実際の使用人数+1人のサイズ、前室があるもの、ポリコットン素材、耐水圧などを要チェック
  • ワンポールテントは、物によってはお安いものもあり、コスパがよい
  • 小さいお子さん連れには日よけや遊び場にもなる、前室付きがおすすめ

今回は、近年人気が高まってきている、ワンポールテントのお話でした。

とんがり屋根の見た目がおしゃれで、現在は各ブランドがさまざまなデザインのものを販売しています。

キャンプサイトで見かけるおしゃれなワンポールテントに『あれ、いいな』と思いつつ、ファミリーで使うには不向きと諦めていませんでしたか?

今回の記事で、デメリットはあっても、正しく選ぶコツさえ押さえればファミリーでも十分使えることが分かりましたね。

さらに高品質・高機能にもかかわらず、お求めやすい価格というコスパのよさは、家計にもうれしいです。

ファミリー用テントの購入を検討中のあなたは、ぜひワンポールテントも視野に入れていただければと思います。

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