正月に洗濯をしたいときはいつから始めて良いのか、タブーとされる理由について調査してみました。
正月は洗濯を控えるべきと、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?私の祖母も言っていました。
正月の洗濯に関しての疑問を、次にあげてみました。
日々、洗濯物は溜まるものです。私は、毎日2回は洗濯を回しています。
この記事では、こんなことをお伝えしていきます。
正月は思い切って家事はお休みにして、いつもとは違う1日を味わってみましょう♪
正月に洗濯をしたいときは控えるべき?理由とは
正月に洗濯を控えるべき理由について、日本の古くからの風習が関係しているのはなんとなくわかります。
しかしその内容まで、はっきりと説明できるでしょうか。
正月に洗濯をしたいと思っても、おばあちゃんやお母さんがダメっていう。なんでだろう。
正月に洗濯をしたいと思っても、祖母は控えるべきだと言います。実際祖母は、正月に洗濯を回しません。
祖母は、「昔から正月に洗濯はしないと決まっている。」と言います。その言葉に従って、私の母も昔から正月には洗濯をしない習慣があります。
正月は、1年の中でも特別な日であるという認識はあります。でも365日のうちの1日であり、その間も洗濯物は自然と溜まります。
溜まった洗濯物のことを考えると、正直、正月であっても洗濯はしたいです。
正月に洗濯をしたいと思っても、控えた方がいい理由について調べてみました。
正月に洗濯を控えるのは日本の風習に関係している?
洗濯を控えるべき理由として、『福を洗い流してしまわないように』との考えがあります。
日本では、正月に洗濯を含め家事を控えるという風習があります。正月は1年の始まりの祝祭日として、昔から大事にされてきました。
風水でいうと、新年は運気をリフレッシュする重要な時期です。さらに1年の始まりということで、その年の運気を左右する重要な時期とされています。
その重要な時期に洗濯を含め家事を行うと、家庭の運気を下げ、幸運を洗い流すと考えられてきました。
また、日本古来の考え方でいうと、新しい年の始まりは、年神様が家庭を訪れる特別な時期とされています。
新年に年神様を迎えるため慌ただしく過ごすのではなく、家事を控えることで、年神様への敬意を表すという意味合いもありますね。
正月の洗濯にまつわる風習と大晦日の風習を比較
1年の始まりの正月と比較し、1年の締めくくりの大晦日は、どういった風習があるのでしょうか。
大晦日の家事の風習として、大掃除を例に挙げてみます。
新年に年神様をお迎えする準備として、また新年の福を迎え入れる準備として大掃除を行います。
1年の終わりに、家を清めて年神様や福を迎え入れる準備を行い、清らかな気持ちで新しい1年を迎えるという考えは、日本人らしいですね。
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正月の洗濯はいつから始めてOK?
正月の洗濯は、一体いつからなら始めて良いのかという疑問が湧きます。
正月の洗濯はいつから始めて良いかの回答としては、1月4日が目安です。
一般的には、日本では正月の三が日が一つの区切りになりますよ。1月4日から仕事始めの方も多いでしょう。
1月4日から通常の生活に戻るという意味で、家事も通常運転開始となるのではないでしょうか。
正月だろうと洗濯はしたいという方にとっては、この正月三が日はきっと長く感じますね。
地域によっては、元日のみ避けるという考えのところもあるようです。
「正月の洗濯はいつからなら始めていいの?」とやきもきしてしまうなら、“元旦だけお休みする”というのも1つの考え方ということですね。
正月に洗濯以外でしない家事とは?
洗濯以外に正月にするべきではない家事は、ほかには何があるのでしょう。それは以下の2つです。
- 掃除・・・『福を掃き出す』
- 料理・・・『縁を切る』
正月はその年の運気を左右する重要な時期とされています。その時期に運気を下げるとされることは、できれば控えたいものです。
また正月に家事を控えることは、毎日続く家事からの解放にもつながるという考え方もできますね。
日頃から当たり前に行なっている家事ですが、正月の洗濯に『福を洗い流す』という意味合いがある「掃除・料理」について詳しく見ていきましょう。
正月に洗濯以外でしない家事 その①掃除
新年は、福を迎え入れる時期になります。
新年の掃除は、『福を外に掃き出してしまう』という意味合いがあるため、控えるようにとされています。
先に大晦日のところでもお伝えしましたが、気持ち良く年神様を迎え入れるためにも、掃除は年内のうちに済ませておくのがベストです。
新年に向けて、良いエネルギーを呼び込むための準備をしておきましょう。
正月に洗濯以外でしない家事 その②料理
料理では包丁を使用しますが、包丁は『良いご縁を切ってしまう』という意味合いがあり、縁起が悪いとされています。
料理の過程で洗い物も出ます。水を使うことで、『福を洗い流す』という意味合いになります。正月に洗濯をしないという意味合いと同じですね。
こういった意味合いもあり、正月は料理を控えて、おせち料理を食べる習慣があります。
正月に洗濯をしないのは主婦にとって家事からの解放になる⁉
これまで風習を中心に述べましたが、少し見方を変えてみます。
『正月くらい、普段家事を担ってくれる人をゆっくりさせてあげよう』という心遣いもあるのではないでしょうか。
私は普段家事をしているので、ここではちょっと見方を変えて、主婦の立場で考えてみます。
確かに正月に避けるべきこととして、洗濯、掃除、料理など主婦業に関するものが多いのに気付きますね。どれも、毎日休みなく行なっていることです。
現代は、様々な便利なものが溢れており、昔は重労働だった家事全般も、ずいぶん楽になりました。
ボタンひとつで、洗濯から乾燥までできる時代です。人間不在でも、ボタンひとつでロボットが家中を掃除してくれます。
しかし楽になったとはいえ、家事をするとなると、それだけで気忙しくなります。
正直なところ、正月くらいは家事から解放されて、のんびり過ごしたいと思う気持ちもあります。
私は洗濯ものが多いほうなので、少なくとも元旦だけはお休みして、2日から再開したいと思います!
まとめ
- 正月に洗濯をしたいときは、三が日を避けて、1月4日から洗濯を開始してOK!
- 正月に洗濯をする行為は、風水的に『福を洗い流す』という意味がある
- 正月には洗濯以外にも、掃除、料理もタブーとされている
- 新年は、年神様を迎え入れるにあたり、家事を控えることで、年神様への敬意を表す
- 正月に洗濯を控えるという行為は、毎日休みのない主婦へ、家事から解放させてあげたいという労いが込められている
- 家事が溜まってしまうことが心配なら、元旦だけは控えて、2日から再開するという考えもあり
正月に洗濯をしてはいけないと聞いたことはありつつも、詳しい理由までは知りませんでした。
伝統や風習を重んじるところは、日本人らしいですね。
主婦への労いの思いが込められていることも、知りませんでした。1年365日、家事に追われている主婦にとって、積極的に休む日も必要なのかもしれませんね。
洗濯物は溜まる一方なので、正月でも洗濯はしたいという思いもありますが、そこはお言葉に甘えてもいいのかもしれません。
正月には家事を少し休んで、たまには自分を労ってあげましょう♪
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