我が家の、小学生高学年の息子は少し前から、大人用の歯磨き粉を使わせています。歯科検診で、虫歯はなかったのですが「歯垢」にチェックが付いていました。
息子にちゃんと磨けているか聞くと、歯磨き粉の味が嫌いできちんと磨けていないことが判明!そこで、小学生高学年におすすめの歯磨き粉を調べました。
見つけたのが、小学生高学年におすすめのミント系歯磨き粉は、Check-Up standardやクリニカJrハミガキなど。
また、小学生高学年は、大人用・子ども用どちらを使用しても良いとわかりました。
でも、口臭も気になるから、子ども用のフルーツ系は卒業してほしい。
さっそく、小学生高学年におすすめの歯磨き粉を購入し、息子と試すとお気に入りを見つけることができました!
嫌いな歯磨き粉で磨くのはもうやめて、子どもに合ったものを探しましょう♪
【比較レビュー】小学生高学年の歯磨き粉のおすすめ!
私が選んだ小学生高学年におすすめの歯磨き粉は、「Check-Up standard マイルドピュアミント」など、以下の4点です。
- Check-Up standard マイルドピュアミント
- クリニカJrハミガキ やさしいミント
- Sunstar バトラーエフペースト こども
- クリニカ マイルドミント
この4点を使用した結果を、長男と次男にランキングにしてもらいました。
1位:クリニカJrハミガキ やさしいミント
2位:Check-Up standard マイルドピュアミント
3位:サンスター バトラーエフペーストこども
4位:クリニカ マイルドミント
1位:Check-Up standard マイルドピュアミント
2位:クリニカJrハミガキ やさしいミント
3位:サンスターバトラーエフペーストこども
4位:クリニカ マイルドミント
今回の検証で、我が家では子ども用に「Check-Up standard マイルドピュアミント」を、今後使用していくことに決定しました!
なぜ長男1位の「クリニカJrハミガキ やさしいミント」でないかというと、「Check-Up standard」の方が、フッ素配合量が多かったためです!
フッ素については、後ほど詳しく解説していきます。
しかし、「Check-Up standard」は歯科やネットでしか買えないため、もし在庫を切らしてしまった場合は「クリニカJrハミガキ」で、代用していく予定です。
では、実際に小学生高学年におすすめの歯磨き粉を使用した感想を、紹介していきますね。
実際におすすめの歯磨き粉を使ってみた!
先ほど紹介した4点の歯磨き粉を実際に使用してもらい、★5段階で評価した結果、辛みが苦手な長男でも高評価の歯磨き粉がありました。
今回、検証に協力してもらったのは小学6年生の長男と、小学4年生の次男です。
小学6年生です。
辛い歯磨き粉は嫌い。
小学4年生です。
今使ってるシュミテクトくらいの辛みなら、大丈夫。
現在子ども達には、大人と同じシュミテクトを使わせていましたが、長男には辛みが強かったようです。
味の感覚などは、個人の感想です。あくまで、私と息子達の感想として、参考にしてください。
高濃度フッ素で虫歯予防!Check-Up standard
フッ素1,450ppm配合、新成分(グリセロリン酸カルシウム・ピロリン酸四カリウム)で、フッ素の滞留性が大幅にアップ!虫歯予防に、効果的です。
購入価格(税込) | 660円 |
購入場所 | 歯医者 |
味 | マイルドピュアミント |
容量 | 135g |
辛みの有無 | 無し |
マイルドシトラスミントという香味もあったのですが、受付の方いわく、こちらは少しオーガニックな印象の味なのだそう。
オーガニックな味は、小学生高学年は苦手だと思うので、マイルドピュアミントにしました。
評価:★★★★
辛くない。これなら大丈夫。
評価:★★★★★
この味めっちゃ好き!チョコミントみたいな味がする。
こちらは、長男は星4の評価、次男は「めっちゃ好き」と2人とも高評価でした。
使ってみるとチョコミントのような味わいで、辛みはほとんど感じず磨いた後は、すっきり♪フッ素も高濃度配合で、虫歯予防ができるのもうれしいですよね。
小・中学生向け!クリニカJr. ハミガキ
フッ素で歯の石灰化のを促進・歯質の強化、薬用成分(デキストラナーゼ酵素)が歯垢そのものを分解・除去してくれるため、虫歯予防もできます。
購入価格(税込) | 198円 |
購入場所 | ドラックストア |
味 | やさしいミント味 |
容量 | 60g |
辛みの有無 | 無し |
パッケージに「小中学生におすすめ」と、書いてあるので期待できそうですね。ただ、すぐなくなりそうなので、もう少し容量が大きいとうれしいなと思います。
評価:★★★★★
おいしい。スーっとはするけど辛くない。
評価:★★★★
ラムネみたいな味がする。
長男は、今回試した4つの中では、このクリニカJr. ハミガキが1番気に入ったようです。
ラムネのような風味でしたが、甘すぎずスッキリしました。辛みもないので、辛みが苦手な子どもにはピッタリですね。
子どもが好きなフルーツミント味!バトラーエフペースト こども
香味調査で約7割の子どもが「好き」と答えたフルーツミント味は、フッ素配合で永久歯への生え変わり時期や、大人用ハミガキへの移行前まで、幅広く使えます。
購入価格(税込) | 348円 |
購入場所 | ドラックストア |
味 | フルーツミント味 |
容量 | 70g |
辛みの有無 | 無し |
ドラックストアで買える歯磨き粉の中では、価格が少し高いです。しかし、フッ素配合量が約500ppmと、子どもの歯磨き粉では、多く含まれています。
パッケージに「生え変わり期の乳歯・永久歯にも」と書いてあるので、対象年齢的にはバッチリ!
フルーツの臭いは避けたかったのですが、「ミントも入ってるしだし、すっきりするかな?」と思い、候補に加えてみました。
評価:★★
味がきらい。ブドウ以外のフルーツは嫌。
評価:★★★
いろいろなフルーツの味がする。
ミックスジュースに、少しミントを加えたような味でした。辛みは感じませんでしたが、我が家では不評でした。
コスパNo1で虫歯予防!クリニカ マイルドミント
フッ素が長く留まる独自の「高密着フッ素処方」と、独自の新成分(テトラデセンスルホン酸Na)配合で、虫歯予防に効果的。
購入価格(税込) | 198円 |
購入場所 | ドラックストア |
味 | マイルドミント |
容量 | 130g |
辛みの有無 | 有 |
今回紹介した4つの中で1番安かったので、これが使えればうれしいですね。
4つの中では、1番泡立ちが良かった歯磨き粉でしたよ。
評価:★
1番、辛かった。これは使えない。
評価:★★
味が、薄い気がした。
大人が使う歯磨き粉としては、すっきり感やミント感は抑えめな、薄いミント味という印象でした。
長男は10秒くらい磨いたところで、ギブアップ!すぐに念入りに、うがいをしていました。
今回の検証では、私は「味、辛み」を重視しましたが、他にも選ぶポイントがあります。ここからは、小学生高学年の歯磨き粉の選び方について、解説していきますよ。
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小学生高学年の歯磨き粉の選び方のポイント!
小学生高学年の歯は、乳歯より永久歯が多くなり、大人とほぼ変わらない時期。生え変わったばかりの歯は、虫歯になりやすいため、しっかりケアをしていくことが大切です。
歯磨き粉の選び方のポイントは、味やフッ素が入っているかなどポイントがあったため、紹介します。
私が検証に使用した、4つの歯磨き粉を選んだ理由も含め、ひとつずつ解説していきますね。
お気に入りの味を見つけよう!
今回私が1番意識したのは、味です。息子はミント系の辛みが嫌い。
歯磨き粉の味が嫌いだと、歯磨きが嫌いになってしまうため、好きな味を使うことをおすすめします。
ぶどうやイチゴなど、フルーツ味の子ども用歯磨き粉でも、問題ありません。
しかし、私は小学生高学年にもなる息子の口から、ブドウ味の歯磨き粉の臭いがすることがすごく嫌でした。
そのため私は、少しでもさわやかで、辛くない物という基準で選びました。
ジェルとペーストタイプの違いは?
市販されている子ども用歯磨き粉には、ジェルタイプとペーストタイプがありますが、選び方や違いはご存じですか?
- ジェルタイプ
泡立ちが少ないので、うまくうがいができない子どもにおすすめ。口腔内にフッ素を成分を保持しやすい。
- ペーストタイプ
歯磨きで、歯の清掃を助ける。研磨剤や発泡剤が含まれていて、着色汚れなどを落とす。
泡立ちが良すぎると、「磨いた感」があり、しっかり磨けないことがあるので、子どもには低発泡性がおすすめです。
小学生高学年であれば、うがいは問題なくできるでしょう。チョコレートやお茶など着色汚れも気にする場合は、ペーストタイプを選ぶことをおすすめします。
研磨剤は、ざらざらしていると嫌がる場合は、低研磨性を選ぶと良いですよ。
購入のしやすいものを選ぼう!
継続したケアをするためには、歯磨き粉がなくなったときにすぐに購入できるかも大切です。
今回検証に使用した歯磨き粉は、歯医者さんやドラックストアで購入しました。
歯医者さんの歯磨き粉は、ずっと気になっていたのですが、「買ってみたい」と言う勇気がなく、長年買うことができずにいましたが、思ったよりすんなり購入できました。
歯磨き粉はネットでも購入できるので、ストックしておくと良いですよ。
歯磨き粉はフッ素入りがおすすめ!メリットを解説!
小学生高学年の歯磨き粉を、フッ素入りにするメリットは、虫歯に負けない歯を作るための、強い味方という点です。
フッ素には、歯質の強化など3つのメリットがあります。
再石灰化を促進する(歯の表面を元に戻す)ことで、自然治癒が可能な初期虫歯の治癒を助けます。
歯の表面を覆うエナメル質を、酸で溶けにくくなるよう強化し、虫歯菌の働きを抑えることで、酸が作られることを防ぐのです。
「生えたての乳歯」はもちろん、「生えたての永久歯」はとても柔らかく、約3年かけて徐々に硬くなっていくため、この期間は最も虫歯になりやすい時期。
しかし、この時期はフッ素を最も取り込みやすい時期でもあります。
そのため、新しい歯が生える生後6か月~13歳頃までは、積極的にフッ素を使うべきなのです。
虫歯予防のために、毎日継続してフッ素を使用し「虫歯になりにくい歯」にしていきましょう。
フッ素のデメリット?危険って本当?
フッ素入りの歯磨き粉1回分をその都度飲んでも、尿として排出されるため危険性はありません。
フッ素は、海藻や魚介類などに当たり前に含まれている成分であり、特別な薬品ではないのです。
デメリットと言うならば、フッ素を過剰に摂取すると、下痢や嘔吐やなどの急性中毒や、慢性中毒では「歯のフッ素症」という症状を起こすことです。
歯の石灰化途中にある時期に、高濃度のフッ素を継続的に摂取することにより起こる症状で、歯の色や形に異常が認められるというもの。
これはあくまで摂取=食べた、飲んだ状態で、起こる中毒症状です。
例えば、フッ素濃度950ppmの子ども用歯磨き粉を1~2本丸々飲んだ場合は危険です。
しかし、通常どうりに使用する分には問題ないため、デメリットとは無いと言っても良いでしょう。
塩や、砂糖なども摂りすぎると身体に悪いということと、同じです。
念のため、歯磨き粉は小さい子どもの手の届かない場所に、保管しましょう。
子どもに合ったフッ素濃度を知っておこう!
小学生高学年の歯磨き粉に含まれる、推奨フッ素量は1,400~1,500ppmです。
2023年1月にWHO推奨更新により、日本における歯磨き粉に含まれるフッ素の推奨濃度が変更されました。
年齢 | 変更前 | 変更後 | 目安使用量 |
6か月~2歳 | 500ppm | 900~1,000ppm | 米粒程度 (1~2㎜程度) |
3歳~5歳 | 500ppm | 900~1,000ppm | グリーンピース程度 (5㎜程度) |
6歳~14歳 | 1,000ppm | 1,400~1,500ppm | 歯ブラシ全体 (2㎝程度) |
15歳以上 | 1,000~1,500ppm | 1,400~1,500ppm | 歯ブラシ全体 (2㎝程度) |
6歳以上は大人と同じフッ素量へと、変更されています。そのため、小学生高学年は、大人と同量の使用で良いということです。
年齢にあった、フッ素量を参考に、子どもに合った歯磨き粉を選びましょう。
小学生高学年の歯磨き粉の使い方を再確認!
あなたの小学生高学年の子どもは、歯磨きをどのようにしていますか?
フッ素入りの歯磨き粉の効果を引き出すには、使用量を守り、うがいは少量の水で良いのです。
繰り返しになりますが、うちの息子は歯磨き粉を少量のみという、使い方をしていました。
歯磨き粉の量が少ないと、フッ素の十分な効果が得られにくく、多すぎると泡で磨いた気になってしまうため、適切な使い方をする必要があります。
フッ素のところでも記載しましたが、6歳以上の歯磨き粉の使用量目安は「歯ブラシ全体(2㎝程度)」です。
また、うがいを何度もすると、せっかくのフッ素が流れてしまうため良くありません。
うがいは、ブラッシング後軽く吐き出し、1回だけで十分。6歳以上は「約10~15ml」と、大さじ1程度の水でうがいしましょう。
この機会に、子どもと歯磨き粉の使い方について、再確認してみてください。
小学生高学年の歯磨き粉に大人用はいつから使える?
小学生高学年の歯磨き粉のフッ素は、大人と同量で良いとわかりました。では、いつから大人用に、切り替えるべきなのでしょうか?
小学生高学年の歯磨き粉は、大人用・子ども用どちらを使用しても大丈夫です。
「必ず、いつから大人用にしなければならない」という、明確な答えはありません。
大人用と、子ども用の歯磨き粉の違いは、主に「味」と「研磨剤」です。
味:大人用はミントが含まれ、子ども用は果物の香りや味が付いている
この味の違いに関しては、歯磨き粉の効果としては、全く影響はありません。
もう一つ気になるのが、研磨剤です。研磨剤は、「削って汚れを落とす」効果が、期待できます。
子どもの柔らかい歯に研磨剤を使ったら、歯が削れてしまうのでは…。
歯磨き粉に使用されている研磨剤は、歯のことを考慮したうえで含まれています。
大人の歯も、子どもの歯も、研磨剤で歯が削れてしまう心配はないため、大人用歯磨き粉を小学生高学年に使用することは、特に問題ありません。
しかし、ミントや顆粒など、刺激の強いものが原因で、歯磨きが嫌いになってしまう可能性があるので注意が必要です。
私のように、子どもの口からブドウの臭いがするのが耐えられないなどがなければ、子どもの好みに合わせた、子ども向けの歯磨きを使用しても大丈夫です。
まとめ
- 小学生高学年は、乳歯から永久歯へと生え変わる時期であり、この時期は虫歯になりやすいため、ケアをしていくことが大切
- 歯磨き粉を選ぶポイントは、「味」「泡立ち研磨剤」「フッ素」「手軽に購入できる」ことが大切
- 小学生高学年の歯磨き粉は、歯の清掃を助け、着色汚れなどを落とすペーストタイプがおすすめ
- 辛みがほとんどなく、すっきりする歯磨き粉のおすすめは「クリニカJrハミガキ やさしいミント」「Check-Up standard」
- フッ素の働きは、「再石灰化の促進」「歯質の強化」「虫歯菌の活動抑制」で、虫歯予防効果がある
- 小学生高学年の歯磨き粉に含まれる、推奨フッ素量は1,400~1,500ppmであり、大人と同量
- 歯磨き粉の使い方は、歯ブラシ全体(2cm)付けて、うがいは大さじ1程度の水で行う
- 小学生高学年の歯磨き粉に大人用を使っても良いが、ミントや顆粒など刺激が強いと、歯磨きが嫌いになってしまうので注意
小学生高学年に、おすすめの歯磨き粉について、解説してきました。
子どもの好みも考慮せず、私が使っている歯磨き粉で歯磨きをさせていましたが、間違っていたことに気が付きました。
せっかくフッ素入りの歯磨き粉で、虫歯予防をしていても、ちゃんと磨けなくては意味がありません。
私自身もいろいろ試して、こんなに味が違うのだと驚きました。息子も気に入る歯磨き粉が見つかったので、ちゃんと歯を磨いてくれることでしょう。
「Check-Up standard」は、小学生高学年だけでなく大人にもおすすめです。
洗面所のものをなるべく減らしたい場合などは、一緒に使ってもいいですね♪
この機会に、歯磨き粉をおすすめのものへ変え、磨き方も再確認しましょう。
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