お料理に少量のせると、ぐっとおしゃれになるハーブ。ハーブの中でも特に魚との相性がよいのがディル、です。
ディルは室内やベランダなど、家庭でも育てることができます。
育て方はとっても簡単♪特別な道具や技術は必要ありません。
北欧生活が長かった私にとって、スープの上にさっとのせたり、ピクルスと一緒に漬け込んだり、とディルは一番身近なハーブでした。
日本ではスーパーや百貨店、インターネットで購入ができますが、3株入りひとパック150円くらいで割高です。
また料理には少量使うだけなので、必要なときに少しつまんで使えたらいいですよね。
ディルの種は150円ほどで購入でき、育て方によっては一年中室内栽培で収穫できるので、とっても便利!
ぜひ、室内でのディルの育て方をマスターして、ディルのある日常を楽しみましょう。
ディルの育て方室内編~水耕栽培~
ディルはイノンド、とも呼ばれていて、セリ科の一年草です。
細い葉が、花火のように散っている姿が美しく、かわいらしいハーブです。
料理には、主に柔らかい葉の部分を使いますが、茎・花・種も食べることができます。
ディルは、他のハーブと同じように、基本的には雑草と同じです。
スーパーで売られていなかったり、あっても高かったりするので、自分で簡単に育てられたら便利ですよね。
中でも私がおすすめする室内での育て方は、水耕栽培です。
この方法だと、土を使わず、水と肥料だけでディルを育てることができるのです!
フェンネルと交配しやすいので一緒に育てない、キアゲハが好む、などの注意点がありますがそれ以外はとっても簡単です♪
育て方のコツをつかんで、室内でディルを育ててみましょう!
なぜ水耕栽培がおすすめなの?
室内でディルを育てる場合、土を使用するプランター・鉢植え栽培と、水を使用する水耕栽培の2種類があります。
どちらでも簡単にディルを育てることができますが、プランター・鉢植え栽培のほうがなじみがあるかもしれません。
しかし初めて室内のハーブ栽培に挑戦するのであれば、私は断然水耕栽培をおすすめします。
なぜなら水耕栽培は、土がいらない、室内が汚れない、手間がかからない、という3大メリットがあるからです!
水耕栽培とは、土を使わずに、植物の成長に必要な成分を溶かした水溶液で育てる方法です。
ハーブに限らず、様々な野菜、果物、花などを育てることが可能です。おしゃれな水耕栽培グッズが販売されており、インテリア雑貨としても活用できます。
一株から育てることができるので、一人暮らし用のアパートでも場所をとらず手軽に始められます。
土を使わないので、掃除が面倒くさい!ということもありません。
そして何より、水のみで育てるため維持・管理がとっても楽で簡単なのです♪
さらに、土を利用するより、成長が速く、室内栽培なので、天候の影響も受けません。そのため、収穫量が多くなり、植物の質が安定するといわれています。
私はサボテンさえも枯らしてしまう、自称インテリア用植物破壊王なのですが(笑)
こんな私でも水耕栽培は毎日の水の交換だけ心がけ、しっかりとディルを育てることができました。
ディルは強い作物で、失敗も少ないため、水耕栽培になじみのない方も是非挑戦してみてください。
土を使った栽培は、ベランダでの育て方でご紹介しますね。もちろん、室内で土を使って栽培することもできますよ。
水耕栽培には何が必要?
水耕栽培に必要な道具は、たった4つです♪どの道具も、ホームセンターやガーデニングショップで手に入りますよ。
容器などは、100均などで売っているもので十分です!
- 株数に合わせた容器:1株であれば300mlほどのポット
- 液体肥料:適量
- ディルの種もしくは苗
- スポンジ(水耕栽培専門のものもありますが普通の柔らかいスポンジも利用可能):一株3cmx3cm以上
ディルの種はガーデニングショップで税込150円くらいで売っています。
Amazonなどのインターネット通販でも同じくらいの値段で購入できます。
ディルの苗は税込330円くらいで販売されており、通販でも同じような値段で購入ができます。
ちなみに、苗からも育てられますが種のほうがおすすめです。
後ほど詳しく説明しますが、ディルは直根性で移植を嫌うので、種で発芽させてそのまま育てるのがベストだからです。
ただし、ディルは発芽率が低いので、少しでも早く収穫したい、という場合は苗から育てるのもいいかと思います。
また、全ての材料をバラバラに購入するのが大変だなと思う場合は、こんなお手軽キットもありますよ。
種さえあればすぐに育てられるので、やる気があるうちにサクッと揃えてしまうのもいいですね。
水耕栽培の方法
水耕栽培は何よりも簡単です。特にタイミングを見て肥料を上げる必要もなく、室内栽培なので、害虫の心配もありません。
【種から育てる場合】
スポンジの中心に穴をあけ、その中に種を3~4粒入れます。
スポンジは、液体肥料が含まれた水溶液に浸しておきます。発芽のポイントは乾燥させないことです!
つまり、常に種が水につかっている状態にすることが大切です。スポンジは水でひたひたにしましょう。
あとは日当たりと風通しの良いところにおいておけば発芽します。発芽後は、苗から育てる場合と一緒です。
【苗から育てる場合】
根を液体肥料が含まれているスポンジに包み、水につけておきます。(種から発芽したらこの工程に行きましょう!)
平たいスポンジを用意して根をくるりとまいたら輪ゴムで軽く止めておきましょう。
ディルの根は、傷つくと枯れてしまうので、優しく包み込むのが大切です。
水耕栽培では、水が土や肥料の代わりになります。
できるだけ毎日水を変えて、常に新鮮な水を苗に与えてください。
新鮮な水を常に与え、きちんと日にあたっていればそのまますくすくと育ちます。
追肥は必須ではありませんが、もし元気がない葉があるようでしたら、液体肥料を水に入れてください。
種植えから30日~40日くらいで収穫ができるようになります。逆に、苗から植えたら、すぐに収穫できちゃいますよ。
新鮮なディルを摘み続けるために必要なことは、丈が20cmくらいまで生長したら、一番上にある新芽の先を摘み取ることです。
この作業を摘心(摘芯)といいます。そうすると、腋芽(枝分かれした部分)の生長を促すことができ、収穫量が増えます。
高さの成長を防ぐことで、横へ新しい芽が増えるという仕組みですね。そうすることで葉っぱの枚数が増えます。
このように、剪定したものとしないものでは、収穫量が大幅に違いますので、ぜひ摘心に挑戦してみてください。
また、ディルはかわいらしい黄色の花が咲きます。
しかし、花が咲くと、一気に葉っぱの香りが薄れ、種ができると枯れてしまいます。
葉の収穫がメインになると思うので、花の茎が伸び始めたら、つぼみを摘んでしまいましょう。
花や種も食べられるので、すべて楽しみたい!種を収穫して新しく栽培したい!という場合は摘果しなくても大丈夫です。
水耕栽培で注意すること
水耕栽培は、本当に放っておけばぐんぐん育つので、注意事項はわずかです。
- 肥料について
- 日当たりについて
- 他のハーブとの相性について
- 根腐れについて
①肥料について:
プロの育て方マニュアルでは、液体肥料は、2週間に一回程度与えるといい、といわれています。
しかし、葉っぱが元気なのであれば特に追肥する必要はありません。
注意点としては、液体肥料によって、倍希釈が異なります。説明書きを読んで、適切に薄めて利用しましょう。
②日当たりについて:
何より、ディルは日当たりがよい場所を好みます。ただし、夏の直射日光は苦手なので、夏はレースカーテン越しに光を当ててあげましょう。
③他のハーブとの相性について:
水耕栽培はいろんなハーブを同時に同じポットで育てることもできます。
ただし、フェンネルというディルによく似た植物は、一緒に育てると、交配しやすく、香りと質が失われてしまいます。
そのため、フェンネルとは一緒に育てるのは避けましょう。
他に相性の良いハーブはバジル、チャービル、パセリなどがあります。これらのハーブは同じポットでも育てることができますよ。
④根腐れについて:
ディルの水耕栽培はほとんど失敗なく育てられます。
ただし、日当たりが悪い、水の交換頻度が低い、液体肥料をあげすぎる、などの影響で根腐れしてしまうことがあります。
日当たりと新鮮な水をあたえ、肥料のあげすぎに注意して育てましょう。
ディルの室内での育て方でおすすめの水耕栽培、いかがでしたか?
私はディル以外にもよく使うハーブは、家で育てて必要な時に摘んで使っています。
ベランダの土耕栽培がメインでしたが、水耕栽培の手軽さを知って、育成が簡単なディルなどは水耕栽培に切り替えました。
ただ水につけているだけなのに、面白いほど葉っぱが生えてきます!
ぜひ家庭菜園自体が初めてのあなたも気軽に挑戦してみてください!
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ディルの育て方ベランダ編~土耕栽培~
ディルの室内でおすすめの育て方、水耕栽培をご紹介しました。
ここからは、ベランダでのディルの育て方でおすすめの土耕栽培をご紹介します。
ベランダ編、としていますが、もちろん土耕栽培は室内でもできます。
季節によっては、日当たりや風通し、という点でベランダのほうがディルの好む環境を作ることができます。
一方、室内栽培では、季節を問わず育てることができますので、場所に関してはどちらで育てても一長一短ですね。
ディルは、寒さに強いのですが、日本の蒸し暑い夏は苦手なので…。
それでは、種まきのコツ、用具利用方法のコツ、育て方のコツ、注意点などを順にご紹介します。
- 種まきのコツ
- 用土の準備のコツ
- 水やりのコツ
- 肥料のあげ方のコツ
- ディルの仕立て方・剪定・収穫のコツ
- 増やし方のコツ
- ディルのベランダでの育て方の注意点
種まきのコツ
北欧で多用されることからわかるように、暑さには弱いため、適温は約18~25℃です。
春栽培であれば4~6月、秋栽培であれば9~10月ごろ、暑すぎず寒すぎない時期に種まきをしましょう。
ちなみに、秋に種まきをしたほうが開花までの時間が長いため、株が大きく育ち、長期間葉の収穫できます。
また、ディルは直根性で移植を嫌うため、直まきが基本です。直根性とは、太い根が地中深く伸びていく性質のことをいいます。
枝分かれすることなく、まっすぐ伸びるので、その太い根が傷つくと枯れてしまいます。
つまり、鉢植えやプランターの場合、植え替えせず、そのまま同じ場所で育てるほうが、収穫量が安定します。
種をまくときは、大きくなることを想定して、株と株の間を20cm以上開けて、3~4粒ずつまきましょう。
指ひと関節文くらいの深さで土に穴をあけ、そこに種を入れます。その中に土をふわりとのせて、穴を埋めます。
そのあと、種が水やりで流れてしまうことがないように、土の上から優しくたっぷりと水をあげます。
発芽までは、土が乾いてしまうことのないよう、しっかりと水をあげましょう。
ちなみに、鉢でもプランターでも育てることができます。
サイズの目安は、鉢植えであれば8号鉢、プランターであれば、45~60cm位のサイズがおすすめです。
また、おしゃれな鉢やプランターにすると、ハーブの可愛さもより魅力が増しますよ。
鉢植えなら1株、プランターなら3~4株が目安なので、発芽した株が多ければ間引きましょう。
間引きとは、密集した苗からいくつかので苗だけを残す作業のことです。
せっかく芽がでた株を間引きするのは心苦しいですが、苗に栄養を十分に行きわたらせるために必要な作業です。
また、ディルは風通しのよい場所を好むので、混みあっている場所で育てるとすぐに枯れてしまいます。心を鬼にして間引きましょう。
用土の準備のコツ
土は、水はけがあり、かつ水もちも良いものが適しています。
プランター・鉢植え栽培の場合、市販の草花用培養土やハーブ用培養土を使うのがおすすめです。
こだわって自分で用土を作りたい場合は、赤玉土小粒7に対し腐葉土3の割合で配合した用土を準備しましょう。
水やりのコツ
ディルは乾燥に弱いので、土が完全に乾いてしまうことがないように注意しましょう。
毎日水やり、というよりは、鉢やプランターの表面の土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。
見た目で判断するのが難しい場合は、夏は最低2日に1回、春・秋は4~5日に一回、冬は一週間に1回を目安に水を上げましょう。
実は、ディルを地植えで育てるときは、降雨のみで育てることができる、という特徴もあります。そのため、水のあげすぎには注意が必要です。
乾燥気味に育てるけれど、完全に乾くと枯れてしまう、ということを覚えておくのがポイントですよ!
肥料のあげ方のコツ
基本的に、用土で育てる場合は肥料がなくても育ちます。
しかし、たくさん収穫したい、長く育てたい、という場合は、以下のポイントで定期的に肥料をあげましょう。
- 使う肥料はゆっくりと効く緩効性化成肥料
- 最初の肥料は、種を植えるときに、土に混ぜておく
- 真夏(7月~8月)以外は10日~15日に一回、定期的に液体肥料をあげる
緩効性肥料は、商品にもよりますが、基本的に1ヶ月〜2ヶ月程度は肥料の効果が持続します。
そのためこまめに追肥する必要はありません。
それでも月に一回って少し面倒だなあとおもったあなた!
こちらはあくまで目安なので、実際には元気がないなあと思ったらあげる、と覚えておけば大丈夫ですよ♪
ディルの仕立て方・剪定・収穫のコツ
生長すると、ディルは背丈が1mほどになるので、20cmほどになったら支柱を立てて、倒れないよう風対策しましょう。
また、水耕栽培同様、切り戻し(剪定)と摘心をすることで、収穫量を増やすことができます。
適度に剪定すると、風通しもよくなるので、ディルの好む環境を作ってあげることもできます。
なお、ディルの開花期は、4月中旬~7月中旬ごろなのですが、花が咲いてしまうと葉がかたくなり、種ができると葉が枯れてしまいます。
花や種も料理で使うことができますが、葉を利用したくて栽培する場合が多いと思うので、しっかりと摘心して葉をどんどん収穫しましょう。
ディルの花は黄色で、線香花火のような見た目がかわいいので、花は収穫して切り花として部屋に飾るのもおすすめですよ。
そうしたら、可憐な花を摘んでしまう罪悪感も少し減りますよね。
収穫は、ディルの草丈が20~30cm以上になったら可能です。
ディルはセリ科のハーブで、この種類のハーブは、内側に新芽ができます。
そのため、外側の葉から収穫すると、収穫量を増やすことができます。
ですが収穫しすぎは禁物です。全体の3分の1を目安に収穫しましょう。
増やし方のコツ
ディルは一年草です。そのため、種で増やすことができます。
さきほどご説明したように、葉を収穫するのが目的であれば、花は摘み、種ができないようにする必要があります。
増やすために種も収穫したい!ということであれば花は摘まずに種を摘みましょう。
なお、自然とこぼれた種から発芽することもありますので、あえて摘んで、植える作業は必要ありません。
植える場所を変えたい、ということであれば、種ができた株を、茎ごと採取します。
ドライフラワーを作るのと同じ要領で、風通しのよい日陰に逆さにつるしておくと、種がポロポロと落ちてきます。
収穫した種は、植える時期まで冷暗所で保管しましょう。
ディルのベランダでの育て方の注意点
【フェンネルと一緒に植えないこと!】
水耕栽培のときと同様、土耕栽培でほかのハーブと一緒に育てる場合、同じセリ科のフェンネルを植えるのは避けましょう。
【キアゲハ】
ディルは病害虫に強いハーブです。しかし、キアゲハがディルを好むため、春と秋に、幼虫が発生しやすくなります。
キアゲハの捕食活動は目覚ましいものがあるので、幼虫が孵化すると、あっという間に葉が食べられてしまいます。
室内栽培では特に気にすることもありませんが、ベランダで育てる場合には注意が必要です。
予防方法として、植え付け後に防虫ネットを張る、という方法もあります。
【うどんこ病】
そのほか、高温・低湿の環境で、葉っぱ・茎に白粉状の糸状菌がつくことがあります。
通称、うどんこ病と呼ばれています。
うどんこ病の予防には、チッソ肥料を控えることと、風通しをよくすることが効果的です。
もし、病気にかかってしまったときでも、慌てず、野菜用の殺菌剤を使用することで元に戻りますよ。
これだけ読むと、ディルの育て方って面倒だなあと思ってしまったあなた、安心してください!
この育て方は、収穫量を多く、失敗なく育てるためのコツを詳しくお伝えしただけです。
これにこだわらなければ、土に種をまいて適切に水やりしているだけで、ディルは収穫できます。
私は、せっかく道具をそろえて植えるのであれば、長く、多く収穫したいなあと思い、このような方法で育てています。
フェンネルとの同時栽培はおすすめできませんが、ディルとほかのハーブ、野菜と一緒に栽培を始めてみてはいかがでしょうか?
種付きですぐに育てられるこんなセットを使って、気軽に始めるのもいいですね。
ディルの育て方で日当たりはどうする?
ディルが好む環境は、ずばり3つ!日当たり・風通し・水はけがよい場所です。
育て方のポイントとしては、この3つをしっかり確保できたら、ディルは失敗せず育てることができます。
ここまで、おすすめの育て方としてベランダでも室内でも育てられる、とご紹介しました。
でも日当たりが必要なら、室内で育てるときは日光はどうするの?と思ったあなた!
そうなのです。室内で育てるときは日当たりに気を使う必要があります。
必ずしも直射日光に当てる必要はないので、窓際において適度に陽の光を当ててあげましょう。
逆に、真夏はカーテンを通じて日を当ててあげるなど、強すぎる日当たりには注意しましょう。
寒さに強く、夏の暑さには弱いのがディルの特徴です。
そのため日本の高温多湿な暑さに弱いので、夏場は半日陰においてあげてくださいね。
尚、水耕栽培専門店などに行くと、LEDライトをおすすめされるかもしれません。
発芽に必要なのは光、と言われているためですが、太陽の光で十分発芽しますので特にライトの購入は必要ありません。
このように、ディルの育て方のコツとしては、日当たりが一つ重要なポイントになります。
ただし暑さには弱いので、温度と日当たりのバランスに注意して、ディルを育ててあげましょう。
まとめ
- ディルの室内での育て方でおすすめなのは、水耕栽培。最小限の道具で簡単にディルの栽培が可能
- 水耕栽培のコツは日当たり、新鮮な水、液体肥料をあげすぎないこと、の3つのみ
- ディルのベランダでの育て方でおすすめなのは土耕栽培。ただし、室内でも土耕栽培はできる
- 土耕栽培で水はあげすぎに注意。表面の土が乾いたら上げる程度にする
- 育て方のコツとして剪定・摘心を適宜行うことで収穫量を増やすことができる
- ディルの育て方のポイントは日当たり、風通り、水はけのよいところ。室内栽培でも日当たりには注意
- ディルは冬の寒さに強いが夏の暑さに弱いので夏の育て方は気を使うこと
ディルは、魚との相性がよく、すっきりとさわやかな香りのおいしいハーブです。
北欧では、魚料理のほかにも、ゆでたじゃがいもにのせたり、スープにのせたり、ピクルスに一緒につけて楽しみます。
北欧では馴染みあるハーブで、スーパーでは必ず手に入る食材です。
残念ながら、日本ではどこのスーパーでも手軽に手に入るわけではありません。
いろんな料理に使える一方、一回で大量消費するわけではなく、少量使う、というのがディルの役目です。
家庭栽培をすると、使いたいと思ったときにいつでも収穫できて、少量のみ利用することが可能です。
利用したいと思うたびにスーパーに走って、一喜一憂するよりは、いつでも家で収穫できる状態にしておくのが安心です。
栽培方法もとても簡単なので、ぜひ水耕栽培・土耕栽培でディルを育ててみてください。育て方はとっても簡単ですよ。
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