1歳児の室内遊びのねらいって?おすすめの室内遊びを現役保育士が紹介!

育児

1歳児になると、歩いたり走ったりと活動範囲がどんどん広がりますよね。この時期の子どもは、外遊びだけでなく室内遊びでも成長を促すことができるのです。

1歳児はさまざまな音や物の感触などを通して、〈五感〉を刺激しています。この五感の刺激こそが室内遊びの大きなねらいと言えます。

また、「ママ」「パパ」「ブーブー」「あっち、いく」などの単語数がどんどん増えていき、大人が話し掛けることで言葉を理解し、さまざまな言葉も話せるようになります。

戸外での遊びもたくさんの刺激があり、ねらいもさまざまです。

ですが、室内遊びも運動ゲームや手作りおもちゃを通してより五感を刺激し、1歳児の運動能力や指先の発達などを促すことができますよ。

それでは、おすすめの室内遊びについてねらいや注意点を踏まえながら見ていきましょう!

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1歳児の室内遊びのねらいとは?

現役保育士の私ですが、毎日子どもたちの成長には驚くばかり。特に1歳児となれば、歩いたり走ったりして動く範囲が広がります。

保育園ではたくさんの遊びを通して子どもたちの成長を促すのですが、特に室内遊びのねらいとしては、五感の刺激を大切にしています。

1歳児でも楽しめる室内遊びには、以下のようなねらいがあります。

  • さまざまな運動遊びを通して、身体を動かす楽しさを知る
  • 大人やお友達とのコミュニケーションを通して、関わることの楽しさや喜びを感じる
  • 順番を守ったり、遊びのルールを覚えたりする
  • 指先を使った遊びを通して、細かな動かし方ができるようになる
  • 絵本や手遊び、歌などを通して、たくさんの言葉を吸収する

1歳児はハイハイができるようになる子、つかまり立ちができるようになる子、歩けるようになる子、中には走れるようになる子など、月齢によって発達段階に差が見られます。

自分自身の行動範囲がどんどん広がっていくため、子どもたちにとっては毎日が大冒険なのです。

また1歳児は、歩く・走る以外にも、投げる・飛ぶなど全身を使って動き回り、好奇心が旺盛になり始める時期でもあります。

子どもの成長が嬉しい反面、事故や怪我をする機会も増え、お母さんお父さんからすれば心配や不安も大きいですよね。

私も1歳になる息子がいるので、毎日ヒヤヒヤしながら見守っています。

ですが、子どもたちが怪我を通して学ぶことも大切な経験の一つでもあるのです。

大きな事故や怪我には気を付けながらも、子どもがのびのびと遊べるように見守っていきましょう。

1歳児の成長を促すためにはどんな遊びが必要なの?

・1歳児の運動能力を育むために、身体を動かしてさまざまな動作ができるようになるための運動遊び

・知能的な発達を促すために、言葉や数字に触れる知育遊び

この2つのねらいを上手く取り入れながら室内遊びの環境を整えていくことで、子どもたちの好奇心をくすぐり、1歳児は日々多くのことを学んでいくことができます。

それでは私が保育の現場で実践してきたおすすめの室内遊びについて、内容やねらいを踏まえながら紹介していきたいと思います。

1歳児の室内遊びで運動を楽しもう!

凄まじいスピードで日々成長していく1歳児は、どんなことに興味があり、どんな風に遊んで、何を吸収していくのでしょうか。

子どもたちの遊びは無限大です。そんな無限の可能性を伸ばせるような室内遊びはたくさんあります。

ワクワクする運動遊びを9つご紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね!

サーキット遊び

サーキット遊びとは、フラフープやマット、ソフト積み木などの障害物を並べ、そのコースを子どもたちが順番に挑戦していく運動遊びです。

天候の悪い日でも、思い切り身体を動かせるサーキット遊びは子どもたちに大人気間違いなしです!

  • マットを並べて高低差をつける
  • フラフープをくぐったり、飛んでみたりする
  • 柔らかい積み木を並べてバランスを取りながら進む
  • コーンを置いて周りを走ったり、ジグザグコースを歩いてみる
サーキット遊びをするときの注意点
  • 転倒の恐れがあるため、少しの高低差でもそばに付き添う
  • 必要に応じて声掛けやサポートを心掛ける

少しの高低差でも転倒の恐れがあるため、大人がそばに付き添いながら怪我や事故に繋がらないよに注意していく必要があります。

子どもたちの挑戦したい!という気持ちを大切にしながら、必要に応じた声掛けやサポートを心掛けて室内遊びに取り入れていきましょう!

マット遊び 

動きが活発になってくる1歳児にとって、マット遊びは歩いたり転がったりと、全身をダイナミックに動かして楽しめる運動遊びの一つです。

  • マットの上に寝転がってみる
  • マットでトンネルを作ってハイハイをする
  • マットの下に箱などを置き傾斜をつけ、登ったり降りたりする
マット遊びをするときの注意点
  • 周囲に危険な物が落ちていないか確認をしてから行う
  • 保育士や大人の目の届く範囲で遊びを行う
  • 怪我や事故に繋がらないように子どものそばについてサポートする

上記のサーキット遊びと組み合わせてみると、普段の室内遊び以外にも、参観日や運動会などでも取り入れやすいですね。

子どもたちが遊びの中で日々成長していることが、親御さんにも伝わる良いきっかけになるかもしれません。

リトミック遊び

保育園などで取り入れられているリトミックは、ピアノや曲に合わせて身体を動かしたり、道具を使ったりして表現します。

感性を養い、集中力や思考力を育み、お友達とのコミュニケーションに繋がっていきます。

  • ピアノや曲に合わせて自由に身体を動かす
  • 保育士や大人と一緒に音楽に合わせて身体を揺らしてみる
  • 動物や乗り物などの真似をする
リトミック遊びをするときの注意点
  • 身体全身を動かすため、遊戯室などの広い空間で行う
  • 子どもの自由な表現を尊重する
  • 複数人で行う際は、お友達とぶつかって怪我につながらないように配慮していく

リトミックは音楽に合わせて動くダンスや表現遊び、真似をするごっこ遊びなど、活動の幅も広く、アレンジしていけばより楽しむことができるでしょう。

子どもたちの興味、発達に合わせて、工夫し実践していけると良いですね!

新聞紙遊び

簡単に準備ができる新聞紙遊びは、子どもたちの楽しめるバリエーションがとっても豊富です。

ちぎったり丸めたり、単純な動作でも、子どもたちの自由な表現力や想像力に繋がっていきます。

  • 新聞紙を破る、ちぎる、丸めてボールを作る
  • 新聞紙を身に付けて遊ぶ
  • 新聞紙の音を聞いてみる
新聞遊びをするときの注意点
  • 新聞紙を踏んで、子どもが転倒しないように注意する
  • 新聞紙を口に入れないようにする
  • 遊んだ後は必ず手を洗う

新聞紙遊びの片付けも、お掃除ごっこや新聞紙を丸めて玉入れ競争をするなど、工夫次第で子どもたちが最後まで楽しめる遊びに大変身します!

野菜スタンプ遊び

野菜スタンプとは、本物の野菜の断面を活かしたスタンプです。

食べたことがある野菜や苦手な野菜など、身近な野菜を使って気軽にアート体験ができます。

野菜スタンプ遊びを通して、苦手な野菜を克服するきっかけになったり、食育の一環として取り入れたりすることも大切なねらいの一つです。

  • 野菜の形状や触った感触などに興味を持ち、五感を刺激する
  • 野菜の断面の面白さを知る
  • さまざまな色に興味を持ち、創造性を養う
  • 指先の発達を促す

スタンプにする野菜は、オクラ、レンコン、トウモロコシ、小松菜の茎の部分、ゴーヤ、キュウリなどが特におすすめです!

野菜スタンプ遊びをするときの注意点
  • 誤飲に注意する
  • 事前準備をしっかりと行い、環境を整えておく

野菜スタンプを作品として残しておくことで、子どもの成長過程を記録しておくこともできます。子どもたちがさまざまな野菜に親しみを持って楽しめるといいですね!

風船遊び

風船は1歳児でも扱いやすく、投げたり転がしたりすることで、予想もしない動きをするため、子どもたちの好奇心を大いにくすぐります。

また、カラフルなものが多く、表面のツルツルとした触り心地から目や指先など五感を使って楽しめる運動遊びです。

  • 風船の不規則な動きや色の違いを楽しむ
  • 風船にを持ったり投げたりして感触を楽しむ
  • 風船でできたクッションに乗り、座ったり寝っ転がったりして楽しむ
風船遊びをするときの注意点
  • 周囲におもちゃや危険な物がないか確認する
  • 膨らませる前の風船は小さいため、しぼんだ状態の風船は子どもの手の届かない場所に保管する
  • 風船に夢中になることで、お友達や壁に衝突し転倒事故にならないように注意する

風船遊びには手で触れたり、目で追いかけたりと五感を育む上で楽しい遊び方がたくさんあるので、ぜひ実践してみてくださいね!

シール遊び

シール遊びは、指先の発達を促しながら、何かに取り組む集中力も育むことができます。用意する物もシールとシールを貼る用紙だけで良いので、手軽に楽しめる室内遊びです。

  • シールを剥す、貼るの動きの中で、指先の発達を促し、感覚を養う
  • 集中力を高める
シール遊びをするときの注意点
  • シールを口に入れてしまうこともあるため、誤飲に注意する
  • シールを身体に貼ってしまった際は、早めに剥がしてかぶれないようにする

シール遊びは回数を増やしていけば、1歳児でも集中して楽しむことができます。

シールの台紙を用意して、決まった位置に貼る経験も、指先を動かすために良い経験になるかもしれませんね!

おすすめです◎

小麦粘土遊び

小麦粉粘土は、低年齢からでも安心して遊べる室内遊びの一つです。

油粘土よりもベタつかず、感触遊びや色を付けるなど、幅広く楽しむことができ、材料や作り方も簡単です。

  • 手先を使って遊び、感触遊びを楽しむ
  • 色付きの小麦粘土で混色を楽しむ

それでは簡単にできる小麦粘土の作り方をご紹介します!

●用意するもの

  • ボウルなどの容器
  • 小麦粉 350g
  • 水 200cc
  • 油 少量
  • 着色用の食紅など 少量

小麦粉と粘土がだいたい3:1の割合であればまとまるので、必要な量に応じて準備しましょう。一般的な食紅は100円ショップやスーパーで販売しているのですぐに用意できます。

●作り方の手順

⒈ 小麦粉に水を少量ずつ加えながらこねる

⒉ 油を加えてさらにこねていく

⒊ 丁度良い固さになったら完成

小麦粉粘土遊びをするときの注意点
  • 小麦アレルギーの子はアレルギー反応が出てしまうことがあるため、事前に確認をしておく
  • 安全ではあるが、誤食・誤飲には十分注意をしていく
  • 汚れ防止のためにテーブルにシートを敷いて、環境を整えておく

1歳児は何かを作ることが目的ではなく、ちぎったりこねたり、引っ張ったり転がしたりと、指先をたくさん使って自由に感触遊びを楽しむことが大切です。

子どもたちが思い思いに楽しめるように、室内遊びの際はぜひ取り入れてみてくださいね。

口コミが意外にいいです。笑

手作りマラカス遊び

手作りのマラカスはさまざまな作り方がありますが、ご家庭のペットボトルを利用することで簡単に作ることができます。

またマラカスを使ってリズム遊びを展開すれば、リズム感覚や表現力を養うこともでき、上記のリトミック遊びにも発展できます。

そんなマラカスの作り方はこちら。お子さんの好きな色や材料で作ることができますよ。

  1. ペットボトルの中に、ビー玉やどんぐり、ビーズやストローを入れる
  2. 蓋をして、振った時に中身が出ないようにビニールテープで補強する
  3. ペットボトルの周りをシールやマスキングテープなどで自由に装飾する
  4. ピアノや曲に合わせてマラカスを振って楽しむ!
マラカス遊びをするときの注意点
  • 誤飲の事故や危険がないように気を配り、小さすぎる物は用意しないようにする
  • 大豆やマカロニなどのアレルギーに関する物は事前に確認をしてから使う

マラカス遊びは、音楽遊びだけでなく一緒に製作することで、指先の発達を促すことにもつながります。

散歩に行った矢先で見つけてきた落ち葉やどんぐりなどを入れてみれば、世界に一つだけのオリジナルマラカスになりますよ!

1歳児の室内遊びは準備なしでもできる!

たくさんの室内遊びをご紹介してきましたが、道具や材料などの準備が必要でした。しかし、準備なしでもできる室内遊びもありますよ。

思いついたときに、子どもたちに提案されたときにすぐできる手遊びは、準備なしでもとても楽しめます!

ここでは1歳児の室内遊びの中でも、ほとんど準備なしでも始められる手遊びや触れ合い遊びをご紹介します。

1歳児に大人気!おすすめ手遊びをご紹介!

  • グーチョキパー
  • キャベツの中から
  • むすんでひらいて
  • 風船の歌
  • サッと逃げました
  • 大きな栗の木下で
  • ガリガリかき氷
  • アイスクリームの歌
  • まあるい卵
  • バスにのって
  • さかながはねて
  • 大きなたいこ
  • 雷どんがやってきた
  • いとまき
  • きらきら星
  • コンコンクシャンの歌
  • パン屋さん
  • カレーライス
  • イワシのひらき
  • 大きくなったら何になろう
  • 鬼のパンツ
  • ミックスジュース
  • 三ツ矢サイダー
  • 野菜の歌
  • 食いしんぼうのゴリラ
  • おべんとうばこ

私がよく使う手遊びですが、こんなにたくさんあります。あなたも知っている歌があるのではないでしょうか。

手遊びは、1歳児が特に大好きな室内遊びの一つです。事前の環境構成を考え道具を準備することは、保育園などでは毎日のことなので大変ですよね。

ですが、手遊びは身近な大人の真似をして、歌に合わせて手や指を動かすという簡単な遊びです。

そして何より事前の準備なし!1歳児にとっては大人とのコミュニケーションをとる上でとても大切な遊びなのです。

同じリズムに合わせて手遊びを繰り返して楽しむことで、リズム感や反射神経も養われます。

また、指先だけでなく、身体全体を使って遊ぶ楽しさもあるので、室内遊びを行う際や、遊びの途中にも取り入れながら、子どもたちがより楽しめる時間を作っていきましょう!

口コミいいです◎

まとめ

  • 1歳児の室内遊びは「五感」を刺激し、さまざまな成長を促す
  • 室内遊びでは「運動遊び」と「知育遊び」をたくさん取り入れていくことが大切
  • 1歳児の室内遊びでは事故や怪我を防ぐためにさまざまな配慮が必要である
  • 発達段階や遊びの内容によってねらいはさまざまであり、とにかく実践してみることが大切
  • 準備なしの手遊びは導入などにも使えるため、バリエーションを増やすといい

最初にお話したように、外遊びでは周囲のさまざまな環境や季節の変化によって、子どもたちの好奇心や探究心もどんどん広がっていき、小さな1歳児の「五感」をたくさん刺激していきます。

室内遊びもまた、外遊びとは違う刺激や成長段階に合わせた活動やねらいがあります。

乳幼児はさまざまな室内遊びを通して、大人やお友だちとのコミュニケーションが増え、感情や表情も豊かになります。

子どもたちにどんな経験をしてほしいのか、しっかりと内容とねらいを考えた上で運動遊びや製作遊びなどを取り入れて、子どもたちと一緒に楽しんでみてくださいね!

癒されながら実践できます◎

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