2023年7月14日に公開されたジブリの新作映画『君たちはどう生きるか』が、なぜか気持ち悪いと話題になっています。
映画『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督が10年ぶりに発表した作品です。
実は『君たちはどう生きるか』は、映画公開よりも以前、漫画版『君たちはどう生きるか』の出版のころから気持ち悪いと言われていました。
本記事では、なぜ『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われているのか、そして、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』を見た方の口コミもネタバレなしで紹介しています。
最後の章では、声優陣の紹介をしており、そこのみ少々ネタバレをしていますので、ご了承ください。
ぜひ、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の気持ち悪いのになぜか見入ってしまう世界へ、あなたも入り込んでみてくださいね。
『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われるのはなぜ?
宮崎駿監督の10年ぶりの作品、そしてなぜか事前告知の全くないという異例の公開となった、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』。
口コミや見た方の感想を見てみると、「気持ち悪い」という声をチラホラ目にします。なぜなのでしょうか?
実は『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われているのは、映画公開よりも以前、漫画版『君たちはどう生きるか』の出版のころからでした。
2017年に出版された漫画版『君たちはどう生きるか』と、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の両方で気持ち悪いと言われており、理由はそれぞれ異なります。
まずは、漫画版『君たちはどう生きるか』が、なぜ気持ち悪いと言われているのか、お話したいと思います。
漫画版『君たちはどう生きるか』がなぜ気持ち悪いと言われるのか
『君たちはどう生きるか』は、1937年に出版された吉野源三郎さんの児童文学書です。
そしてこの小説が出版された80年後である2017年に、漫画版『君たちはどう生きるか』が出版されました。
80年も経っているにも関わらず、漫画版『君たちはどう生きるか』は100万部以上の大ヒット。そして当時のメディアでは、否定的な意見は一切なく、賛美ばかりの報道でした。
それを見た視聴者が、報道の仕方が気持ち悪いと言った声を上げ、『君たちはどう生きるか』は、気持ち悪いという言われをする原因になったのです。
確かに100万部以上の大ヒットなら、賛否両論あるのが普通なので、賛美ばかりの報道に少し違和感を感じるのは無理もありません。
私も当時、この本はなぜこんなにもメディアに推されているのだろう?と疑問に思った記憶があります。
また、漫画版『君たちはどう生きるか』の表紙が嫌い、気持ち悪いという声も見られました。
表紙には主人公の顔が大きく独特のタッチで描かれており、見られている?と感じてしまう表紙なので、気持ち悪いと言われるのも分かるような気もしますね。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われる理由
それではなぜ、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』は気持ち悪いと言われるのでしょうか。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われている1番の理由は、鳥をはじめとした登場人物が原因のようです。
とは言えジブリ映画は、独特なキャラクターや薄気味の悪い描写が多い映画で、その描き方自体も好まれています。
そのため、気持ち悪いと言われることが必ずしも悪いこととは言えません。
どういうことなのか、次章で詳しくお話しますね。
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映画『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いという声は悪い口コミではない!?
まずは、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』を実際に見た方々の口コミをご紹介します。
- 誉め言葉として、総じてジブリの気持ち悪いところが濃縮されてて、最高だった!
- 見終わって「なるほど!分からん!だが良い!」という感想。
- 私的にはめっちゃ好みの映画だった。
- 気持ち悪い以外の感想がない…。
- 少しの気持ち悪い感じと、魔法の様な世界と現実的な感じで、宮崎駿だった。
- 自分としてはめちゃくちゃ楽しめたけど、これをみんなが高評価してたら、それはそれで気持ち悪いなと思う。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の口コミを見ていると、良くも悪くも気持ち悪く、しかしそれがジブリ映画であり、それが宮崎駿なのだ!という方々が多い印象でした。
やはりジブリ映画自体が、どことなく気持ち悪さを秘めている作品ばかりなので、その気持ち悪さ自体を求めているジブリ好きは多いのだなと思います。
内容に関してはほぼ理解できない、意味不明といった声もあがっていました。
しかしジブリ映画『君たちはどう生きるか』は、意味不明と批評することすら無意味なほど、その気持ち悪さを楽しむ映画なのではないでしょうか。
この口コミを見て、その気持ち悪さにどっぷり浸かってみたくなったあなたは、ぜひ映画館まで足を運んでみてくださいね。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』声優紹介
最後に、7/14の公開までヴェールに包まれていた、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の声優陣をご紹介します。
- 牧眞人(主人公):山時聡真
- 眞人の父:木村拓哉
- 久子・奈津子:木村佳乃
- アオサギ・サギ男:菅田将暉
- ヒミ・若き日の久子:あいみょん
- キリコ:柴咲コウ
- 老いたペリカン:小林薫
- 異世界の殿様・大叔父:火野正平
- インコの王様:國村隼
- 老婆:大竹しのぶ・竹下景子・滝沢カレン・阿川佐和子・風吹ジュン
牧眞人【山時聡真】
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』主人公の牧眞人。戦争で母を亡くし、喪失感を抱える少年です。
そんな眞人の声を務めたのは、山時聡真(さんときそうま)さん。
2005年生まれで幼少期から子役として活躍。2023年夏ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』にも主要キャストとして出演しています。
眞人の父(ショウイチ)【木村拓哉】
主人公の父親役を演じるのが、木村拓哉さんです。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』は公開まで、ストーリーや声優などの情報は一切明かされていませんでした。
しかし木村さんは声優としての出演は濃厚と、彼のSNSより考察されていました。
そんな考察が当たり、木村さんは『ハウルの動く城』以来のジブリ作品出演となります。
アオサギ・サギ男【菅田将暉】
眞人を異世界に誘うアオサギ、まさしく公開前に唯一姿を現していたポスターのキャラクターを菅田将暉さんが演じています。
アオサギは、実は人間の姿に変わることができる「サギ男」なのです。異世界では案内役を務めています。
実際に見た人の中では、あの声が菅田将暉だと全く気付かなかった!という声が出ていました。
そうそうたるメンバーで、さすがジブリ映画といったところです。
声優を誰がやっているか知って見るのも、また違った目線から見ることができるかもしれないですね。
ぜひ、ジブリ映画の独特な、気持ち悪いのになぜか見てしまうそんな世界を、『君たちはどう生きるか』で楽しんでみてくださいね。
まとめ
- 『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われているのは、映画公開よりも以前、漫画版『君たちはどう生きるか』の出版のころから
- 漫画版『君たちはどう生きるか』と、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の両方で気持ち悪いと言われており、理由はそれぞれ異なる
- 漫画版『君たちはどう生きるか』は100万部以上の大ヒットし、なぜか賛美ばかり報道で、気持ち悪いと言った声が上がった
- ジブリ映画『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われている1番の理由は、鳥をはじめとした登場人物が原因
- 口コミでは、良くも悪くも気持ち悪いと言われ、しかしそれがジブリ映画であり、それが宮崎駿なのだ!という声が多い
- その気持ち悪さを楽しむ映画なのではないか
- ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の声優は、山時聡真さん、木村拓哉さん、菅田将暉さんなど、とても豪華
本記事では、なぜ『君たちはどう生きるか』が気持ち悪いと言われているのかひも解いてきました。
なぜ気持ち悪いと言われているのか、そこには複雑な理由が絡み合っているということが分かりました。
その部分の気持ち悪さ自体もも、ジブリ映画には欠かせない要素のようです。
そう言われると、見たくて仕方なくなるのが人間というものですよね(笑)
ぜひ、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の、良くも悪くも気持ち悪い世界へ、どっぷりつかってみてください。
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