靴を履かせるのは1歳前後、10歩くらい歩けるようになったときがいいと言われています。
でもいざ靴を履かせてみると、泣いてしまったり、歩けずに固まってしまうなど嫌がることも多いです。
うちの子も1歳の頃、家のなかではご機嫌に歩くのに、外で靴を履かせると、靴から根っこが生えたように動けなくなるほど嫌がることがあり困っていました。
どうして1歳前後の赤ちゃんは靴を履くと嫌がって泣いてしまうのか、それは靴に違和感を感じているからです。
この記事では嫌がる原因とその対策、そして靴の選び方やおすすめの靴をまとめました。
靴を履いてくれるようになるよう、1つずつポイントを確認していきましょう。
1歳前後の赤ちゃんが靴を嫌がるのは違和感を感じているから
産まれてから裸足で過ごすことが多かった1歳前後の赤ちゃんにとって、靴は異物のようなもの。
足に異物を付けられているのですから、違和感を感じ、嫌がるのも仕方ありません。
靴を嫌がる1歳前後の赤ちゃんには適切な靴選びと、少しずつ慣らしていく工夫が大切です。
嫌がる原因を見つけてあげることで、靴への違和感を取り除いてあげましょう。
靴への違和感を取り除くために、まずやるべきことをご紹介します。
赤ちゃんはなんでも初心者です。歩けるようになる前に、寝返り、ハイハイ、立っち…と少しずつ練習してきました。
靴を履くのも慣れていない赤ちゃんは練習をし、少しずつ慣らしてあげることが必要です。
家の中で履いてみる
まずは、赤ちゃんにとって慣れた空間で、靴を履かせてみましょう。
赤ちゃんの手の届く場所に靴を置いてみる、靴を履いてお膝の上で立たせてみる、手を握ったまま床に立たせてみるなど。
怖がらないように少しずつ挑戦しましょう。
うちの子のときは、履きたくない自分の靴を、パパに履かせてみたりしていました。
遊びを取り入れながら慣れさせていくのもいいですね。
お外に行くときに履かせる習慣をつける
スーパーなどのお外に行くタイミングで履かせ、日ごろから慣れさせるのも大切です。
いきなり歩くことを目標とせずに、靴を履いて外に行くことを目指しましょう。
家の中で履かせて、お外では抱っこ…と少しずつ慣れさせていくことが大切です。
好きなキャラクターを選ぶ
好きなキャラクターの靴を選んであげると、靴を履くことが楽しく感じられるでしょう。
お店にはアンパンマンやディズニー、トミカなど様々なキャラクターシューズがあります。
他にも、くまさん、うさぎさんなどお子様の好みのものを選ぶとあっさり履いてくれるかもしれません。
靴を嫌がるその他の考えられる原因
その他の原因として、靴を履くのが早かった、そもそも靴下が嫌などその子によって様々な理由が存在します。
靴のマジックテープが嫌いだったという場合もあるそうです。
赤ちゃんが何を嫌がっているのか、よく観察することも必要です。
お母さんががんばりすぎてしまうと赤ちゃんにもイライラが伝わり、ますます履いてくれない原因にもなりかねません。
いろいろ試してみたけど、どれも効果ないよー!という場合は一旦あきらめて、時間をおいて再度挑戦してみましょう。
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1歳頃の子に合わせた靴の選び方
1歳頃に靴を履くのを嫌がって泣いてしまう場合は、履くと痛いなど靴に原因があるのかもしれません。
原因と理由を見直すことで、その子にあった靴の選び方が見えてきます。
1歳頃の靴を嫌がる原因を抑えて、靴の選び方を再確認することで快適に履ける靴が見つかると良いですね。
1歳頃に合わせた靴の選び方、嫌がる原因について説明していきます。
靴が重い
例えば”動きやすい靴”と言われるとどのような靴を想像しますか?
多くの人が想像する靴は柔らかく、軽い物ではないでしょうか。
赤ちゃん用の靴といっても70g~100gを越えるものまで様々あります。
まだ歩く筋力が十分に付いていない1歳前後の赤ちゃんにとって重りを付けられているようなものです。
まずは靴を持ってみて、重さを確認することをおすすめします。
靴が硬い
靴が硬いと今まで裸足で自由に動かしていた足首などが曲げにくくなってしまい、歩く妨げになってしまいます。
また、硬い靴で擦れることは赤ちゃんのデリケートな肌には負担が大きいです。
靴は硬すぎず、赤ちゃんの足やお肌にも優しいものがいいでしょう。
サイズが合っていない
サイズが合っていないと違和感や痛みを感じてしまいます。
大人でもサイズが合わないと靴擦れになってしまうことがありますよね?
同じサイズでもメーカーによって違いがありますので、お店で試し履きをするのもおすすめです。
1歳前後の靴のサイズについて知っておきたいこと
靴を嫌がって履いてくれないと、購入した靴がいけなかったのかと心配になりますよね。
赤ちゃんの足はとてもやわらかいため、合わない靴を履いていると変形してしまいます。
大人になって偏平足や外反母趾や巻き爪などのトラブルにならないためにも足の成長にあった靴選びをしましょう。
ここからは、靴選びについて解説していきます。
赤ちゃんの足の成長は早い
1歳前後の赤ちゃんの靴のサイズは平均11~13㎝です。
赤ちゃんの足は1年で約1㎝も成長するといわれています。
できれば3か月から半年ほどで靴のサイズの見直しを行いましょう。
足のサイズは「長さ」だけでなく「横幅」も測り、「甲の高さ」も確かめるようにしましょう。
自宅で足サイズの測り方
自宅で測る方法を紹介します。
測定は立った状態で行いましょう。
座った状態と立った状態では結果に5㎜以上誤差が生じることがあります。
必要なもの:紙、ペン
1.紙に十字に線を引く
2.十字が交わる部分にかかとを乗せる
3.最も出ているところに印をつける
4.印とかかとの線が平行になるように横線を引く
5.かかとと指先(横線同士)の間を測定する→足の長さ
6.メジャーで足の親指の付け根と小指の付け根を測定する→横幅
※左右で足のサイズが違うことがあるため反対の足も測定し、大きいほうのサイズで選ぶ。
お店に行くと測定してくれるので、そちらを利用するのもおすすめです。
靴を履いた時のチェックポイント
では実際に靴を履いた時のチェックポイントについて解説します。
1.足の甲がぴったり密着するよう調節できる
足の甲に隙間があると、歩いた時に歩行の妨げになってしまいます。
また、赤ちゃんの足は大人に比べ甲の高さが高いため、窮屈すぎるのもよくありません。
マジックテープやひもで調節できるものを選びましょう。
2.かかと周りを支えてくれる
赤ちゃんはかかとの骨も成長中です。
靴の中で固定し安定して歩行することで、余計な力をかけずに歩行することができます。
かかとがしっかりサポートされていないとO脚などの足のゆがみに繋がってしまいます。
かかと周りをしっかり支えてくれる、厚みのあるものがいいでしょう。
3.つま先は余裕があり、指の付け根あたりでソールが曲がるくらいの柔らかさ
1歳前後の赤ちゃんの足の指は筋肉も成長しているため、しっかり指を動かせるものを選んであげることが大切です。
つま先は0.5~1㎝ほどの余裕をもたせると指の動きの妨げにもなりません。
また、ソールが硬いと前に進む蹴りだしがスムーズにできません。
足の踏ん張りと、土踏まずの形成にもとても重要なポイントです。
4.着脱しやすいかどうか
1歳前後は自分でするよりも、お母さんやお父さんなどが着脱させる機会がおおいと思います。
これは親目線でも大切なポイントです。
私も1度履かせにくい靴を買ってしまったことがあります。急いでいるときに、靴を履かせるのに戸惑ってしまうと、イライラしてしまっていました。
無駄なイライラをしないためにもとても大切です。
1歳前後の靴におすすめしたい!2選
1歳前後の赤ちゃんが靴を嫌がるときのポイントや靴の選び方がわかりました。
では実際どの靴がいいのか、おすすめのものを紹介していきます。
ニューバランス new balance
ニューバランスにはFIT 4 KIDSという子どもの足へ送る4つの優しさがあります。
- 「サポートする」
- 高い安定性が確保されており安全な運動が実現されています。
- 「曲がる」
- 足の動きに合わせて自然に曲がる設計とされており、土踏まずの形成や、指の動きの妨げにならないよう工夫されています。
- 「キッズ専用ラスト」
- 子どもの足の成長を促す靴型が採用されていることです。足の成長中の赤ちゃんにとってうれしい優しさですね。
- 「ハーフサイズ展開」
- 豊富なサイズバリエーションがあり、赤ちゃんの足のサイズに合ったものを選んであげることができます。
ニューバランスは設計もしっかり考えられています。
足囲にあう靴が見つかるように、足幅細めのお子様には「966」、幅広なお子様には「313」と足のサイズや特徴に合わせて靴を選ぶことができます。
履かせやすい、履きやすいように面ファスナーが大きく開き、その状態をキープしてくれるため片手でも履かせやすくお出かけもスムーズにできますね。
また、保育士認定を獲得しているのもおすすめできるポイントです。
毎日何人もの靴を着脱させている保育士さんや幼稚園教諭の方の97%がアンケートで「勧めたい」と回答しているそうです。
ニューバランスは大人にも人気のブランドですよね。
私は親子コーデをしている人を見るとオシャレだなと思っていました。
まさかこんなに赤ちゃんの足について考られていたなんて!まさに1歳前後の赤ちゃんにぴったりです。
なにも知らずにニューバランスを我が子にも履かせていますが、確かに靴の着脱がしやすくて助かっているのでおすすめです。
買い替えるときもニューバランスで検討しようかなと思います。
イフミー IFME
IFMEには健康機能という子どもの足にも大人にもうれしい3つの機能があります。
- 1つめは健康
- 足裏の筋肉を自然に鍛え、土踏まずのアーチ形成を促します。
- ソールはスムーズな歩行をサポートしてくれ、丈夫で足に優しい作りになっています。
- 2つめは便利です
- 踵にストラップが付いており、履くときに便利です。
- また、子どもは左右を間違えて履くことが多いですが、インソールに左右を見分けやすい工夫がされています。
- インソールにはもうひとつ便利が。蒸れてしまいがちな子ども靴ですが、通気性がよく乾きやすくなっています。
- 3つめは安心
- 暗い道でも反射してくれるリフレクターがついているため保育園帰りや習い事の帰りなど夜道でも安心です。
ベルトやストラップでしっかり足をおさえることでネジレやブレを防止してくれます。
つま先もしっかり補強されており、ソールも長持ちするようにできています。
IFMEの靴はデザインがかわいいのも人気の理由のひとつです。
私も子供に歩き始めた1歳の頃から夏場は毎年IFMEのサンダルを買っています。
デザインもよく機能もよく、またお値段も優しい。まさにいいとこどりでおすすめです。
まとめ
- 1歳前後の子が靴を嫌がるのは、違和感を覚えるから
- 違和感を取り除くため、家の中など徐々に靴に慣れさせることが必要
- 靴を嫌がる原因が靴自体にあることもあるので、よく観察する
- サイズは「長さ」「横幅」「甲の高さ」を測定し、重さや素材の硬さなどを確認
- 1歳前後の子におすすめな靴は、ニューバランスとIFME
どちらのメーカーも赤ちゃんの足の健康への思いが詰まっています。
赤ちゃんの足の特徴にあわせて選んであげましょう。
離乳食も初めはすりつぶしたものから固形へと少しずつ慣らしていきます。好き嫌いがあったり、少食だったりとその子によって工夫が必要です。
靴も同じです。慣れることから始めてみましょう。そして嫌がる原因を見つけてあげ、好きになる工夫をしていくことも大切です。
それでも履いてくれないときは、あきらめる。小学校へ裸足で登校している子を見たことはありますか?あきらめても大丈夫。いつか絶対に履いてくれます。
そして「靴を履いてくれない」という悩みも、楽しい思い出のひとつになってくれることでしょう。
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