あなたは食材の買い置きをしていますか?買い置きリストがあるととても便利です。
食材の買い置きは、これまで、災害時の備えとして考えられてきました。しかし、体調不良や悪天候で出かけられない場合にも、食材の買い置きは役立ちますよ。
買い置き食材のポイントは、ずばり賞味期限が長いものです。そんな買い置き食材をリストにしてご紹介します。
しかし賞味期限が長いと言っても、期限はあります。せっかく買っておいたけれどいざ使うときに古くて使えない、なんてこともありますよね。
そこでリストにある食材を厳選し、保存方法を工夫することで、効率よく買い置き食材を活用できます。
買い置き食材の活用のポイントとなる、収納棚のおすすめ利用方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
最後には、買い置き食材を使ったおすすめレシピも紹介しますよ!
買い置き食材リストを参考に非常時に備えよう!
買い置き食材があると、たくさんのメリットがあります。
地震や災害時だけでなく、感染症にかかり外出できない時も、買い置き食材があれば、助かりますよね。
このような非常時や日常生活に役立つものとして、最近ではローリングストックという言葉が注目されています。
ローリングストックとは、常に食材を多めに買っておき、使った分を買い足すことで、一定の食材をストックしておくという備蓄方法です。
このローリングストックを活用すると、買い物へ行く頻度を減らすことができます。
さらに食卓でよく使う食材であれば、余分に買っておいても無駄にはならいですよね。
また、買い置き用の食材をスーパーで安売りしているときに買えば、家計の節約にもなります。
このようにたくさんのメリットがあるローリングストックですが、どんな食材でもいい、というわけではありません。
買い置きが目的なので、賞味期限が長めのものが中心になります。
また、家庭内で保存しておく場所も考慮してストックする必要があります。
そのため、買い置き食材のポイントとしては、賞味期限のほか、常温保存できるかも重要ですね。
私も子どもが産まれ、頻繁に買い物へ出られなくなってから、ローリングストックをはじめました。
我が家の場合、家族も友人も周りにいない環境で暮らしているので、頼れるのは自分たちのみ。
いざとなったらインターネット通販で対応しよう、とは思いますが、病気で身動きが取れないときもあります。
我が家でローリングストックを導入してから、日々の生活も驚くほど楽になりました。
毎日子供のお迎え時間ギリギリで帰ってきて、平日に買い物に行けなくても、ストックで日々の献立を十分まかなえます。
ぜひあなたにも買い置きリストを使ったローリングストックをおすすめします。
それでは具体的にどのようなものが買い置き食材に向いているのが、リストでご紹介しますね。
買い置きしておきたい食材リスト~長期保存可能・常温編~
それではまず、賞味期限が長く、常温保存が可能な買い置き食材リストをご紹介します。
常温保存が可能な買い置きしておきたい食材リスト
- 穀物:白米・玄米・シリアル
- 麺類:パスタ・うどん・そうめん・そば
- 粉もの:小麦粉、片栗粉など
- 缶詰:ツナ缶、トマト缶、さば缶、フルーツ缶
- 乾燥食品(乾きもの):海藻類(わかめ、塩昆布、ひじき)、出汁類(かつお節、しいたけ、昆布)
- レトルトパウチ食品:パックごはん、カレー、シチュー、スープ、お粥、パスタソースなど
- インスタント食品:即席めん、即席スープなど
一つづつ、詳しく紹介しますね!
1.穀物:白米・玄米・シリアル
【白米・玄米】
買い置きというよりは、日本人であれば、すべての家庭にストックがあるであろう白米。
お米は長期保存が可能なのでぜひ余分に備蓄しておきましょう。
ただし、精米したお米は、おいしく食べる期限は実は2週間ほどと言われています。そのため、買いすぎには注意しましょう。
目安としては、春・秋・冬は1か月から2か月で食べきれる量を、夏であれば2週間から3週間で食べきれる量を買い置きしておきましょう。
どうしてもおいしいお米が食べたい!でも買い置きしたい!という場合は、玄米を購入するのもおすすめです。
家庭用精米機は1合から精米できるものがあるので、玄米で購入し、食べる分だけ精米すると、毎日おいしく白米を食べられます。
我が家はこの方法を使っています。玄米だと6か月分くらい備蓄しておいてもおいしく食べられますよ。
精米したてのお米は本当に美味しいですし、玄米を大量購入すると安いので、結果お得です♪
【シリアル】
コーンフレーク・グラノーラ・オートミールなどのシリアルは日持ちがするので、買い置きにおすすめです。
我が家の朝はパンですが、娘が時々シリアルを欲しがるので、買い置きしています。
一度開けてしまうと賞味期限は短めですが、未開封であれば半年ほどとっておけますよ。
2.麺類:パスタ・うどん・そうめん・そば
麺類はお米に次ぐ主食として、日々の生活に欠かせない食材です。特に乾麺は賞味期限が長いのでおすすめです。
賞味期限は、商品によっても異なりますが、乾麺の種類によって変わります。
- うどん→1年
- 冷や麦→2年
- パスタ→3年
- そうめん→3年半
私の娘はうどんが大好きで、我が家にうどんのストックは欠かせません。
冷凍うどんだとかさばり、冷凍庫が必要になるので、買い置きには乾麺がベストですね。
あと、あまりメジャーではないのですが、ベトナム料理などで利用される米粉のフォーも買い置きにおすすめです。
フォーは、ゆでなくても水に浸しておけば食べられるので、急いでいるときや、非常時に火が使えないときにも便利ですよ。
3.粉もの:小麦粉、片栗粉など
小麦粉(強力粉、薄力粉)、片栗粉などの粉ものは、料理にもお菓子にも使えるので買い置きしておくと助かります。
粉もの天国、大阪に住んでいる私も、たこ焼き・お好み焼きに欠かせない小麦粉はストックをしています。
また、たこ焼き粉・お好み焼き粉も、セットで売っているものなどを買い置きしておいて、週末に娘と作って楽しんでいます。
最近の我が家の流行りはホットケーキミックスを使ったクレープ作りです。
ホットケーキミックスは、パンケーキだけではなく、クレープ、蒸しパンなど様々な使い道があるので、こちらも買い置き食材におすすめですよ。
4.缶詰:ツナ缶、トマト缶、さば缶、フルーツ缶
缶詰の買い置きのメリットは、なんといっても長期保存が可能なことです。
ツナ缶、トマト缶、さば缶など、おかずになる缶詰のほか、みかんやパイナップル、ナタデココなどのフルーツ・デザート缶も買い置きにおすすめです。
ただ、缶詰は、一度開けると使い切らなくてはいけない場合が多いので、もし残ってしまったら必ず別の容器に移し冷蔵庫で保管しましょう。
私は、特にパスタのソースに缶詰の食材を使って作ります。
パスタと同じタイミングで利用して、ローリングストックできますよ。
5.乾燥食品(乾きもの):海藻類(わかめ、塩昆布、ひじき)、出汁類(かつお節、しいたけ、昆布)
乾燥食品は、商品にもよりますが、大体1年ほど常温保存が可能なものが多いです。
海藻はミネラルなどをたっぷり含んで栄養満点なのに、カロリーが低いという、スーパーフードです。
お味噌汁やサラダにいれたり、煮物にしたりして、しっかり一品分のおかずになりますね。
また、出汁につかえるかつお節、しいたけ、昆布なども長期保存が可能です。
かつお節は湿気やすく、一度封を開けると風味が落ちてしまうので、小分けパックのものが買い置きにはおすすめです。
しいたけや昆布は煮物にもなるので、こちらもおかずにできますね。
6.レトルトパウチ食品:パックごはん、カレー、シチュー、スープ、お粥、パスタソースなど
非常時に、湯せんであたためたり、レンジでチンしたりするだけで食べられるレトルトパウチ食品も、買い置き食材としておすすめです。
パックご飯は、ご飯を作る時間がないときにも活用できるので、家族で食べる一週間分くらいは保存しておくと便利です。
買い置きとは少し話が変わりますが、私は海外旅行に行くときもこのパックご飯をスーツケースに忍ばせておきます。
白いお米が食べたくなったときに、レンジでチンしたり、湯せんで温めたりして食べると、炊き立てのご飯と同じくらいおいしく食べられます。
7.インスタント食品:即席めん、即席スープなど
例えば体調不良で自炊するのがしんどい時、インスタント食品があるとさっと食事ができて便利ですよね。
即席めんのほか、各種長期保存ができるスープなどを買い置きしておくのがおすすめです。
粉のものやフリーズドライのものがあって、軽くてかさばらないのも便利ですね。
また、卵スープやわかめスープなど、栄養がたっぷり含まれたものを備蓄しておくと、野菜が手に入らないときの代用にもなりますよ。
以上、常温で保存可能な、長期保存用のリストでした。
すでにあなたのキッチンにあるものがほとんどだったのではないでしょうか?
そうなのです!買い置き食材は、普段利用度高いものを中心に集めておくのがおすすめなのです。
一度どこかでいつもの買い物よりも少し多めに購入しておくことで、それが自然とローリングストックに代わります!
ぜひこちらのリストをもとにあなたもローリングストックはじめてみませんか?
買い置きしておきたい食材リスト~中期保存可能・冷凍編~
さて、常温・長期保存が可能な食材は、どうしても炭水化物が多くなってしまう傾向にあります。
そのため、買い置き食材の中でも、たんぱく質や食物繊維が摂取できる食材をご紹介しますね。
ずばり、買い置き食材で便利なものは、冷凍可能食品があります。
あえて、冷凍可能、としているのは、必ずしも冷凍食品として売られていなくても大抵のものは冷凍できるからです。
とはいえ、家庭用の冷凍庫のスペースは限られているので、厳選した買い置き食材リストをご紹介しますね。
冷凍可能食品で買い置きしておきたいリスト
- パン
- 野菜
- チーズ
- 肉、魚類
1.パン
朝ごはんは毎日食パン、という家庭も多いと思います。
焼きたてが一番美味しく食べられそうですが、実はうまく冷凍すると、1か月ほど保存できることをご存じでしたか?
ポイントはパンの水分を逃がさないように、密閉して冷凍することです。
一回分に分けてラップで包んでおくと、解凍もしやすく食べやすいですよ。ただ、冷凍に向いていないパンもあります。
例えば、生クリームの入ったパンや、フルーツ入りのパンは冷凍には向きませんので買ったらすぐに食べましょう!
2.野菜
体調不良なときほど、穀物ではなく野菜を食べたい派の私です。
フレッシュな野菜は買い置きが難しそうですが、実はたいていの野菜は冷凍保存できるのです!
ポイントは下処理してから冷凍しておくことです。
ブロッコリーやインゲンなどは、硬めに茹でておきましょう。
ネギ、生姜、ニンニクなどの薬味に使う野菜は微塵切りして冷凍しておくと、必要な分だけ使えて便利です。
細かく切った野菜は薄く平たくして、ジップロックやラップで保存すると、必要な分だけ切って使えますよ。
ただし、水分や繊維質が多い野菜は冷凍には向いていないので、フレッシュなまま食べることをおすすめします。
水分の多い野菜はレタスやトマトがあります。繊維が多い根菜類、例えば、人参や大根、ゴボウなども冷凍には向きません。
3.チーズ
不足しがちなタンパク質を買い置き食材で補うには、チーズがおすすめです。
ただ、チーズには冷凍に向いているものとそうでないものがあります。
種類の見分け方としては、加熱して食べても美味しいチーズは冷凍できます。
例えば、ピザ用ミックスチーズなどは、冷凍に向いています。
まとめ買いして冷凍しておけば、必要なときに少量ずつ使えて便利ですよ。
4.肉類 、魚類
肉類、魚類も、基本的に冷凍保存が可能です。こちらも、野菜と同じく下処理してから冷凍しておくと便利ですよ。
私はスーパーで安売りしているときにまとめ買いして、下味をつけてから冷凍しています。
家計の節約になる上に、忙しいときに解凍して加熱するだけで食べられるので、時短にもなります。
冷凍したら、1ヶ月以内で食べるようにすると、美味しく消費できますよ。
ちなみに、ヨーロッパでは、冷凍食品専門スーパーをよく見かけます。
マンゴーやライチなどの南国のフルーツや、なかなか手に入らないものも、冷凍食材で手に入れられるので、私はよく利用していました。
生鮮食品よりも価格が安く、季節にとらわれずいつでもおいしい食材を手に入れられるのが冷凍食品のメリットです。
冷凍可能食品の買い置き食材リスト、いかがでしたか?
冷凍できて、使う頻度が高いものは、ローリングストックとして最適です!
上手に冷凍食材を買い置きすれば、家計の節約や時短もできるので、おすすめですよ。
買い置きしておきたい食材リスト~いざという時編~
これまでご紹介した食材をストックしておけば、いざという時にも十分役立ちます。
しかし、風邪や病気になり、料理もできないし買い物に出られない!
そんな時に、すぐに食べられ、消化のいいものがあると便利ですよね。
体調不良時でも食べられる、買い置き食材リストもご紹介します。
いざという時のために買い置きしておきたい食材リスト
- ゼリー飲料、ゼリー類
- インスタント食材
- 缶や瓶詰め食材
- 冷凍食品
1.ゼリー飲料、ゼリー類
- 経口補水液のゼリー飲料
- タンパク質やビタミン類・ミネラルを強化したゼリー飲料
- 常温保存できるミニカップゼリー
- フルーツゼリー など
カロリーゼロ、というようなヘルシーな食材もありますが、感染症にかかった時に摂取する場合は、高カロリーなものの方がおすすめです。
2.インスタント食材
スープや麺など、お湯で注ぐだけのものを買い置きしておくと、いざという時に便利です。
3.缶や瓶詰め食材
開けたらすぐに食べられる、缶や瓶に入った食材も、いざという時に役立ちます。
- 焼き鳥缶、いわし味付缶、サバの水煮缶、ツナ缶、大豆水煮など
- 果物缶
- スープ
- おでん
4.冷凍食品
先ほどご紹介した冷凍可能食品に加え、調理をしなくてもすぐ食べられる冷凍食品があると便利です。
焼きおにぎりやチャーハンなど、レンジでチンしてすぐ食べられるものがいいですね。
ご家庭で炊いたご飯を小分けにして冷凍しておくのもおすすめです。
炊き立てご飯をすぐに冷凍すれば、実は炊き立てと同じくらい美味しく食べられるのですよ。
以上、買い置き食材のおすすめリストでした。買い置き食材のポイントは、日持ちする食材を選ぶことです。
ただし、賞味期限に気をつけて、買い過ぎに注意しましょう。
買い置きすることで、買い物の回数を減らすことができるうえに、まとめ買いすることで、節約にもなりますよ。
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買い置き食材のおすすめ収納棚活用法を紹介
ところで、あなたは買い置き食材をどこに収納していますか?
買い置き食材は、あればあるほど安心ですが、スペースは無限ではありません。
上手な収納のポイントは、しまいやすく、取り出しやすいことです。
食材ですから、基本的にキッチンの収納棚に保存しておきたいところ…。
それでも収納スペースがなく、買い置き食材をキッチン以外のところに保管していたりしませんか?
我が家はまさにそのパターンです。キッチンに収まり切らず、長期保存前提の食材は、廊下の物置に収納しています。
防災セットに入れてある災害時用の食材は、玄関にあってもいいかもしれません。
しかし、キッチンに収納しておかないと、上手に買い置き食材の賞味期限をコントロールできない場合があります。
買い置きしていることを忘れてしまったりして、賞味期限切れになったり、保管している量を忘れてしまったりします。
また、食品以外のものと保管することによる臭い移りも気になります。
奥にしまってしまうと、使いたいときにすぐ使えない、ということもあるでしょう。
そんなあなたのために、キッチンにある収納棚を使って、上手に買い置き食材を保管する方法をご紹介します。
キッチンの買い置き食材収納スペースを活用しよう!
まずは、キッチンの収納棚のスペースを確認し、場所別におすすめの収納方法をご紹介します。
1.キッチン上の吊り戸棚
ほとんどのキッチンでこちらのスペースを収納棚として活用できます。
しかし、私は背が低いので、吊り戸棚のものを取るのが毎回一苦労。
私のように身長が低いと、吊り戸棚はよく使う食材の収納には向いていません。
手が届きにくい奥には、防災用の備蓄食品や長期保存用のものを保管しておくといいですね。
では、どのように使ったら、上の吊り棚を買い置き食材の収納に活用できるのでしょうか?
安心してください!背が低くても、小分けボックスを使うと食材を取り出しやすくなり、上手に収納棚を活用できます。
おすすめのグッズは、縦置きのファイルボックスです。
こちらを仕切りのようにつかって、ボックスごとにジャンル分けします。
乾物など、軽量なものであれば、料理の途中にさっと取り出して利用することもできます。
ボックスに中身と賞味期限を書いて保管するのがおすすめです。期限切れを防ぐことができますよ。
ちなみに我が家では買い置き用のお菓子を、棚の一番上に閉まっています。
子供の目の届かない場所なので、子供が見つけて欲しがることもないからです。
賞味期限を覚えておく必要がありますが、ローリングストックの一部にしているので、定期的に取り出して食べます。
そうすると賞味期限切れを防げる上に、お菓子がない!と悪天候の中、コンビニに行かなくても済みますよ。
2.キッチン下の引き出し
こちらは身長に関係なく取り出し可能なので、頻繁に使う食材保存用収納棚として使えるスペースです。
こちらも、ボックスを使って収納すると、見た目もスッキリと保存できます。
深い引き出しには、ボックスを積み重ねて収納しましょう。
ボックスごとに、ジャンル分けしておくと使い勝手が良くなります。
粉末スープやスティック状のコーヒーなどは、箱から出して直接収納ボックスに入れると、収納量も増え、使い勝手がよくなりますよ。
ボックスの他に、ワイヤーバスケットを使うのもおすすめです。
こちらは丈夫で中身が見えやすく、高さのあるものも収納できます。
缶詰など重たく、サイズがバラバラなものを入れるのにおすすめです。
3.パントリー
パントリーとは、キッチンの一部分や、隣にある小さな収納倉庫です。
奥行きが浅い収納棚が設置してある場合は、トレーを活用して立てて食材を収納しましょう。
収納は見やすさが大事なので、パッと見て何があるのかわかるようにするのがポイントです。
ペットボトルの水、缶ビール、ワインなど箱でまとめ買いする場合は、箱から出して収納しておくほうがおすすめです。
パントリーの収納棚の高さをそれぞれの食品の高さに合わせると、すっきりとした見た目になります。
また、パントリーでも重たいものはワイヤーバスケットを活用すると、移動もさせやすく便利ですよ。
収納棚別に、おすすめの買い置き食材の保管方法を紹介しました。
せっかく買い置きしてあっても、使いたいときにどこにあるか忘れてしまうと意味がありません。
限られたスペースだからこそ、見やすく取り出しやすい方法で収納し、計画的に買い置き食材を活用しましょう。
買い置き食材収納のポイントをおさらい
買い置き食材の収納のポイントは、それぞれの食材ごとに収納する場所を決め、別々に保管しないことです。
何度も同じものを買ってしまったり、在庫を忘れて賞味期限切れになったりする原因のほとんどは、あるべきところにものがないからです。
いつも同じ場所にあれば、なくなればすぐにわかりますし、探し回ることもなくなりますよね。
場所が決まったら、見やすく収納することも大切です。見やすくしておくと、自然と取り出しもしやすくなります。
買い置き食材の収納のポイントは二つです。
- 見やすく、取り出しやすく収納!
- 分類は細かすぎずにざっくりと!
このポイントを達成するために、まずは以下の4つのことを実行してみましょう。
1.在庫を確認する
まずは、家にある買い置き食材を全で出して、何があるのか把握します。
賞味期限も同時に確認して、期限切れのものは処分しましょう。
あることを忘れていてこれからも使う予定のないものは、思いきってここで処分します。
2.大まかに必要な食材をアイテム別に分類する
先ほどご紹介したリストに沿って買い置き食材を揃えるのであれば、以下のような7分類になります。
- 穀物
- 麺類
- 粉もの
- 缶詰
- 乾燥食品(乾きもの)
- レトルトパウチ食品
- インスタント食品
3.食材のサイズと形状で分類し収納する
大きさや形を揃えて収納すると、見た目がすっきりする上に、管理もしやすくなります。
袋物、箱物、ビン、缶、チューブなどの形と大きさ別に分けましょう。
4.足りない食材を把握する
買い置き食材を上手に収納、管理するためには、まずは何がどれだけあるのかを把握することが大切です。
いかがでしょうか?買い置き食材を効率よく購入、収納したいとき、まずはこの4つの行動を意識ましょう。
買い置き食材は、たくさんの食材があればいいわけではなく、必要なものを必要な量だけバランスよく保管したいものですよね。
足りないものを把握できれば、買い過ぎに注意することができます。
また、見やすく、わかりやすく分類して収納することで、在庫管理が楽になりますよ。
買い置き食材の管理もできて、献立も決められると一石二鳥ですよね。
賞味期限も把握していれば、それを優先的に使って献立を立てることができるので、ぜひこの方法で買い置き食材の管理をしてみてください。
買い置き食材を使ったおすすめレシピを紹介
買い置き食材の保管には、ローリングストックがおすすめ、とお伝えしました。
ローリングストックでは、備蓄用食材を特別なものとせず、通常の食事に取り入れます。
こうすることで、賞味期限切れを防げる上に、災害時などにも、普段と同じ食事をとることができるのです。
買い置きした食材を、美味しく使い切るためには、計画的に料理をすることが必要です。
賞味期限が近い!でも使い切れない!そんな時は、日持ちするおかずを作ってみましょう。
こちらでは、買い置き食材を使ったレシピをご紹介します。
買い置き食材を使ったレシピのポイント
まずは、買い置き食材を使ったレシピのポイントをお伝えします。意識することはこの3つです!
- 味に変化がでるように工夫する
- 食材の無駄が出ないようにする
- 栄養バランスに気をつける
買い置き食材を活用しているので、基本的に、同じ食材で献立を考えることになります。
そのため、同じ味付けだと飽きてしまうので、味を変えて違うメニューになるよう工夫しましょう!
また、少しだけ余ってしまった食材を上手にレシピに盛り込んで、フードロスが出ないようにするといいですね。
栄養バランスも大切なので、食物繊維や乳酸菌など不足しがちな栄養を取り入れ、バランスよく摂取できるレシピを選びます。
芋やきのこは食物繊維が豊富なので特におすすめです。
私の場合、平日は忙しくゆっくり料理する暇がないので、週末にまとめて日持ちするメニューを作り置きしておきます。
作り置き食材を使うのでわざわざ買い物に出かけることもなく、一週間分のおかずが作れますよ。
買い置き食材を使ったレシピ
ポイントが分かったところで、具体的におかずを作っていきます。
ポイント1を重視して、同じ食材で3種類のメニューを作ってみましょう!
レシピにはすべてじゃがいも、にんじん、玉ねぎを使います。
これらの野菜は日持ちする上に、常温保存も可能なので、買い置きにおすすめの野菜でもあります。
メインの味付けを変えることで、全然違うメニューに代わる魔法のような野菜たち!
同じように買い置きしている食材を活用して作ってみましょう。
1.カレーライス
カレールーも買い置きにおすすめの食材です。こちらを活用しましょう。
- 【材料】(5人分)
- じゃがいも 大1個
- にんじん 小1本
- 玉ねぎ 中2個
- ツナ缶 1缶
- カレールー 100G
- 水 700ml
- サラダ油 大さじ2
【作り方】
定番おかずなので、作り方をご紹介するほどでもないですよね。
カレールーの箱に書かれている通りに作れば間違いありません。
買い置きしてあるツナ缶を使えば、わざわざお肉を買いに行かなくても美味しくカレーが作れますよ。
2.ラタトゥイユ風トマトの煮物
トマト缶も買い置き食材の定番です。こちらを利用して、欧米スタイルのメニューを作りましょう。
- 【材料】(5人分)
- じゃがいも 大1~2個
- にんじん 中1本
- 玉ねぎ 中2個
- トマト缶 1缶
- 水煮豆缶 1缶
- コンソメスープの素 キューブ2つ
- サラダ油 大さじ2
【作り方】
- じゃがいも、にんじんはさいの目切り、玉ねぎはみじん切りにする
- 鍋に油を入れ、野菜を炒める
- 野菜がしんなりしたら、トマト缶と豆の水煮、コンソメスープの素を入れる
- 15分~20分ほど煮込めが出来上がり。味は塩コショウで整えてもよい
タンパク質は豆から摂ります。煮豆缶も買い置き食材の定番です。
また、コンソメスープの素も賞味期限が長いので、買い置きしておくとさまざまな料理に利用できて便利ですよ。
3.肉じゃが
大人も子どもも大好きな肉じゃがです。基本の3つの野菜があればできてしまう定番和食です。
お肉は安いときにまとめ買いして小分け冷凍しておけば、必要なときに解凍して肉じゃがをつくることができます。
春雨は乾麺として買い置き食材の一つです。缶詰の糸こんにゃくやしらたきもあるので、買い置き食材の内容で代用可能ですよ。
- 【材料】(5人分)
- 豚肉の細切れ 200~300G
- じゃがいも 中6個
- にんじん 中2本
- たまねぎ 中1個
- 春雨 25G
- 水 300ml
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- だしの素 大さじ1
- サラダ油 大さじ2
【作り方】
- じゃがいも・にんじんは乱切りもしくは食べやすい大きさに切る
- たまねぎはくし切りにする、お肉は食べやすい大きさに切る
- サラダ油を鍋に入れ、まずお肉をいためる
- お肉の表面の色が変わったら野菜を入れて炒める
- ある程度火が通ったら砂糖とお水を入れて一煮立ちする
- その他の調味料をすべて入れて落し蓋をする
- 弱火で20~30分ほど煮る
調味料は目安の分量を入れましたが、お好みで調整してもらっても大丈夫です。
ポイントは、この料理を作るためだけにわざわざ調味料をそろえるのではなく、普段家庭にあるものを使うところです。
同じ食材でも調味料によって全く違うメニューになるので、基本の調味料は、買い置き食材リストに入れておくといいですね。
多めに作って、小分けして冷凍すると、すぐにおかずとして食卓に出せるのでとても便利ですよ♪
まとめ
- 買い置き食材はローリングストック法がおすすめ
- 買い置き食材のメインのリストはジャンル別に穀物、麺類、粉もの、缶詰、乾燥食品、レトルトパウチ食品、インスタント食品
- 常温保存できるもののほか、冷凍可能食品も買い置き食材リストにおすすめ
- 買い置き食材の上手な収納のポイントは、しまいやすく、取り出しやすいことと、分類は細かすぎずにざっくりすること
- 買い置き食材を使ったレシピのポイントは、味の変化を工夫する、食材の無駄を最小限にする、栄養バランスに気をつける、日持ちするものを作ること
家庭内の収納スペースは限られているため、何でも収納できるわけでありません。
リストを作り、ざっくりと分類して、上手に収納しましょう。
ローリングストック法を使うことで、賞味期限で食品を無駄にすることなく、効率よく買い物をして日々の献立に役立てることができます。
安いときにまとめ買いすることで家計の助けにもなりますよ。
ぜひローリングストックを取り入れて、非常時にも慌てずに家庭内で過ごしましょう。
作り置きおかずも、ローリングストックにある食材から作ると時短にもなりおすすめですよ。
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