パンは手軽で食べやすくて、美味しいですよね。私の1歳の娘も、パンが好きでよく食べています。
その中でも、市販のスティックパンは細長くて手に持ちやすいので食べさせたくなりますが、1歳から食べていいのか気になるところ。
いつから食べられる?
原材料は何が入っているの?
小さい子供に食べさせていいのか、気になりますよね?調べたところ、いつから食べられるかはっきりした答えはありませんでした。
しかし、食べられるものが増える1歳6ヵ月以降(離乳食完了以降)が目安になりそうです。
もっと早い月齢からあげる場合もありますが、歯の本数が少なく、噛みきる力が弱いです。また市販のスティックパンは、脂質や糖質が多く、気を付けなければいけません。
これを読んで、スティックパンをあげる時期や、市販品の選び方を知ってくださいね!
1歳でスティックパンの市販品は食べていい?1歳半以降がおすすめ
スティックパンは、市販で手軽に買えて、そのまま食べられるので、朝食やおやつにぴったりです。
手づかみ食べが上手になる1歳頃から、食べさせ始めることが多いのではないでしょうか?
しかし、市販のスティックパンを食べさせていい年齢は各メーカーでも公表されておらず、はっきりとは分かりませんでした。
そこで、子供の発達面や原材料を詳しく調べ、いつから食べさせるのがいいのか考えてみることに。
その結果、スティックパンを食べさせるなら、1歳6ヵ月以降がベストだということが分かりました!
そうは言っても、兄弟がいると、赤ちゃんが欲しがり早くあげることもありますよね。早い子だと9カ月頃から食べていることもあるそうです。
そんなあなたのために、気を付けるポイントを詳しくご説明します。これらのポイントを抑えて、スティックパンをあげていいかの参考にしてくださいね♪
噛む力
スティックパンはパサついているので、しっかり噛んで飲み込む必要があります。
月齢によって歯の生え方が変わるので、離乳食はそれに合わせた形状にしなければいけません。
スティックパンを形を変えずにあげるなら、9ヵ月~11ヵ月では前歯が少なく、パンをしっかり歯で嚙み切るのは少し早いですね。
そして、1歳からでも前歯でパンを噛みきれますが、1歳6ヵ月以降の方が奥歯が生えて、よりしっかり噛んで飲み込めます。
しかし、歯の生え方は個人差があるので、子供の発達に合わせてあげるようにしましょう。
味覚と消化機能
子供の味覚は6ヵ月頃から発達し始め、10歳頃にピークを迎えますが、大人になっても発達し続けます。
小さい頃から濃い味に慣れてしまうと、薄い味の食べ物を食べなくなってしまうことがあります。
そのため、1歳からの味付けは、大人の2~3倍に薄めてあげるのがいいでしょう。
子供の消化機能はまだ未熟なため、6歳くらいで大人と同じ味付けにするのがいいそうです。
離乳食が終わったら、次は幼児食に移行するように、徐々に大人と同じ味付けに近づけていきましょう。
スティックパンは大人が食べても甘いので、味覚を育てるためにも、なるべく薄味のものを食べさせるのがベストです!
また糖質や脂質も多く含まれています。糖質や脂質は、与えすぎると消化器官に負担をかけてしまいます。
しかし、糖質や脂質は体に必要な栄養で、食べていけないわけではありません。ですので、適切な量を考えてあげましょう。
この2つのポイントを参考にして、親の判断で子供の発達に合わせて、市販のスティックパンをあげてくださいね。
そして、子供にパンをあげるなら、原材料や栄養成分は気になるところです。市販のスティックパンについても詳しく調べてみました。
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1歳半から食べられるスティックパンの原材料は?栄養成分も比較
市販のパンは、メーカーや商品によって原材料が異なります。
そこで、スーパーやドラッグストアで買えるスティックパンを4つ調べたので、おすすめ順に紹介します。いろいろな味がありますが、今回はプレーンで比較しています。
原材料は、材料が多い順に載っていて、/の後が食品添加物です。
原材料や栄養成分で、気になる項目をあげたので、参考にしてみてください。
- 塩分・脂質…赤ちゃんは消化機能が未発達なので、量に注意が必要
- マーガリン、ショートニング…トランス脂肪酸が多く含まれている
- トランス脂肪酸…動脈硬化などによる心疾患にかかるリスクを高める
- 食品添加物(イーストフード、乳化剤など)…大量に摂りすぎると体に害がでる危険性があるため、あまり健康に良くない
- 卵や牛乳などのアレルゲン…食物アレルギーを起こす可能性がある
- はちみつ…1歳未満の赤ちゃんが食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる危険性がある
Pasco スナックパン 8本入り
原材料 小麦粉(国内製造)、マーガリン、糖類、粉末水あめ、パン酵母、乳等を主要原料とする食品、卵、食塩、加工油脂/香料、酸化防止剤(ビタミンE)、着色料(カロチン)、(一部に卵・小麦・乳成分を含む)
栄養成分(1本あたり)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | 飽和脂肪酸 | トランス脂肪酸 | コレステロール |
95kcal | 1.8g | 3.7g | 13.6g | 0.1g | 1.5g | 0g | 2mg |
- マーガリンが入っているが、トランス脂肪酸0g
- コレステロール2㎎と4つの中で一番低い
- 脂質3.7gで同じPascoの十勝バタースティックより高い
- 食品添加物は3つで、4つの中では1番少ない
- イーストフード・乳化剤は不使用
トランス脂肪酸0g、食品添加物が少なく、イーストフード・乳化剤が入っていないのがいいですね。
私は食パンだとPasco 超熟をよく選んでいます。余分な物が入っていないので、子供にも安心してあげられますよ。
そんなPascoのスティックパンも、食品添加物が少ない印象なので、市販のスティックパンの中では一番おすすめします。
フジパン アンパンマンのミニスナック 8本入り
原材料 小麦粉(国内製造)、ミックス粉(小麦粉、砂糖、全粒乳、ばれいしょ粉末、食塩、植物油脂)、マーガリン、砂糖、卵、発酵風味料、パン酵母/膨張剤、香料、V.C、カロチン色素、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)
栄養成分(1本あたり)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | 飽和脂肪酸 | トランス脂肪酸 | コレステロール |
53kcal | 0.9g | 2.2g | 7.3g | 0.06g | 0.86g | 0g | 3mg |
- エネルギー53kcal、脂質2.2gと低いが、他のスティックパンより長さが短い
- マーガリンはトランス脂肪酸0gのものを使っている
- 食品添加物は4つ
- イーストフード・乳化剤は不使用
栄養成分が低くみえますが、アンパンマンのミニスナックは、他のものより長さが短いのを考慮してください。
食品添加物は4つの中で2番目に少なく、イーストフード・乳化剤は入っていないのがいいですね。
アンパンマンのシリーズは長さが短いので、私の子供も片手で持って、美味しそうに食べています。
山崎製パン スナックスティック 8本入り
原材料 小麦粉、糖類、マーガリン、パン酵母、全卵、食塩、麦芽エキス、牛乳、脱脂粉乳、植物油脂、ナチュラルチーズ、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、卵黄、還元水あめ/グリセリン、乳化剤、酢酸(Na)、膨張剤、イーストフード、香料、V.C、カロテノイド色素、(一部に乳成分、卵、小麦、大豆を含む)
栄養成分(1本あたり)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | 飽和脂肪酸 | トランス脂肪酸 | コレステロール |
100kcal | 1.9g | 4.8g | 12.4g | 0.2g | 1.8g | 0g | 0mg |
- マーガリンを使っているが、トランス脂肪酸0g、コレステロール0㎎
- 脂質は4.8gと4つの中で一番高い
- 食品添加物は8つ
脂質は高いですが、トランス脂肪酸0gとコレステロール0㎎なのがいいですね。
私が買いに行く店では、Pascoより安くてお買い得なので、ついつい買ってしまいます♪
Pasco 十勝バタースティック 6本入り
原材料 小麦粉(国内製造)、バターフラワーペースト、糖類、ショートニング、マーガリン、パン酵母、卵、食塩、乳等を主要原料とする食品、加工油脂/加工デンプン、乳化剤、香料、増粘多糖類、イーストフード、pH調整剤、着色料(紅麹、カロチン)、ビタミンC、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む)
栄養成分(1本あたり)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | 飽和脂肪酸 | トランス脂肪酸 | コレステロール |
113kcal | 2.3g | 3.3g | 18.4g | 0.2g | 1.1g | 0g | 5mg |
- エネルギー113kcalと4つの中で一番高い
- ショートニング、マーガリンが入っいるが、トランス脂肪酸0g
- 脂質は3.3gと同じPascoのスナックパンより低い
- コレステロール5㎎と4つの中で一番高い
- 食品添加物は9つあり、4つの中で一番多い
名前のとおりバターを使っており、コクがあります。子供には、バターの味が強く感じるかもしれません。また、食品添加物とコレステロールが多いです。
1歳半にあげるのは早そうなので、私も子供にあげていません。
調べてみると、市販のスティックパンには、色々なものが入っていることが分かりました。
そして、材料はなるべくシンプルなものを選ぶのが安全だと思います。
なかでも、Pasco スナックパンと、フジパン アンパンマンのミニスナックは、トランス脂肪酸0gで食品添加物が少なく、イーストフード・乳化剤が入っていないのがいいですね。
また、1歳半にスティックパンをあげるなら、食べすぎないように1本~2本くらいがよさそうです。
ここではスティックパンのプレーン味を比較に出しましたが、他にもチョコや野菜などの味もあります。チョコは、3歳くらいからあげるのがいいそうですよ。
1歳半にスティックパンをあげる時の注意点は?ポイントは2つ
1歳半にスティックパンを食べさせるときに、注意して欲しいことが2つあります。子供にあげる時の参考にしてくださいね。
スティックパンのサイズと食べる時の見守り
子供は食べ物を詰め込むことがあるので、喉に詰まる危険があり注意が必要です。大人が見守っているところで食べさせてあげてください。
手づかみ食べは9ヵ月~11ヵ月で始まります。私の1歳の子供は、自分でスティックパンを持って、食べたがります。
子供によっては、一口で食べられるサイズに小さくしたり、持ちやすいように半分の長さにちぎってあげたりすると食べやすいですね。
スティックパンは、パサついており、口の中の水分を吸いやすいので、飲み物も一緒にあげるといいでしょう。
歯に食べかすが残っていないか
スティックパンは、糖質が多く含まれています。歯に食べかすが残ると、虫歯になる可能性があり心配ですね。
食べた後にお茶を飲ませて、口の中に残っていないか確認してあげるといいですよ。
あとは1歳半だと自分でまだ歯磨きができないので、夜にしっかり磨いてあげてください。
この2つに注意して、スティックパンを美味しく食べられるといいですね!
そんなスティックパンは、簡単なアレンジができ、違った味も楽しめるので紹介します。
1歳半から食べられるスティックパンのアレンジ!簡単なレシピを紹介
同じスティックパンをあげていると、子供が食べ飽きることはありませんか?
私の1歳の子供は、飽きてくると食べかけが皿の上に残っていることが…。そんなときに使えるスティックパンのアレンジがありますよ。
かぼちゃのクリームや、ブルーベリージャムを挟むレシピなので、簡単にできちゃいます!
材料
- スティックパン 適量
- かぼちゃ 30g
- 無糖ヨーグルト 大さじ2
もしくは
- スティックパン 適量
- ブルーベリージャム 適量
- お湯 適量
作り方
- スティックパンを約2cmの幅に切る
- スライスしたパンに切り込みを入れる
- かぼちゃをラップで包んで600wのレンジで約2分加熱し、マッシュする
- マッシュしたかぼちゃにヨーグルトを混ぜ合わせる
- パンの切込みの部分に、かぼちゃのクリームを挟む
ブルーベリージャムの場合は、お湯で伸ばしたブルーベリージャムを、5で挟んでくださいね。
ブルーベリージャムやかぼちゃは、お子さんの好きなものに変更して、アレンジするのもいいです。
私の1歳の子供もスティックパンにジャムを挟んであげたら、食べなかったのが美味しそうに食べてくれました。
1歳半の子でも食べられる簡単なアレンジなので、やってみてください♪
まとめ
- スティックパンをあげるなら、1歳6ヵ月以降が目安
- スティックパンは、子供の噛む力、味覚や消化機能に合わせて、親の判断であげる
- 市販品では、材料がなるべくシンプルなものを選ぶ
- 市販のスティックパンは、脂質や糖質、食品添加物など入っており、与えすぎないようにする
- 市販のスティックパンの中で、Pasco スナックパンとフジパン アンパンマンのスナックパンは、食品添加物が少なく、イーストフード・乳化剤が入っていない
- スティックパンをあげる量は、1~2本くらいがベスト
- 1歳半にスティックパンをあげる時は、小さめサイズで食べる時に見守り、歯に食べかすが残っていないかを注意する
- スティックパンは、ジャムやクリームを挟んでアレンジできる
スティックパンは、糖質や脂質・食品添加物など、いろいろ入っていることが分かりました。
子供が欲しがると2本以上あげてしまいそうですが、あげすぎないように気をつけてくださいね。
私も1歳の子供にあげる時は、発達やパンの原材料をみて、なるべく安全なものを選びたいと思います。
また、まだスティックパンが早そうだったお子様には、10ヶ月から食べられるこちらも役立ちそうです。12袋入りなので、長く食べられますよ。
大人が注意してあげながら、子供が楽しく食べられるといいですね♪
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