ウォーターサーバーと同じように、コンセントに接続するだけで、簡単に冷水や温水を飲むことができるペットボトルサーバー。
ウォーターサーバーと比べて置き場所に困らず、価格もお手頃ですが、その簡易さから衛生面が大丈夫か気になりますよね。
ペットボトルサーバーはウォーターサーバーに比べて、衛生面で心配なところもあります。
しかし、衛生的に使うためのお手入れ方法もあるので安心してください。
今回は、ペットボトルサーバーの衛生面とお手入れ方法を徹底解説します!
気になる電気代やおすすめ商品も紹介していますので、ペットボトルサーバーが欲しいと思っているあなたはぜひ参考にしてくださいね。
ウォーターサーバーペットボトル式の気になる衛生面
ウォーターサーバーペットボトル式(ペットボトルサーバー)を使うにあたり、気になるのは衛生面ではないでしょうか。
ペットボトルサーバーにおける、衛生面での問題は以下の4点が挙げられます。
冷水や温水を気軽に使えるのはいいのですが、やはり衛生面は気を付けたいところですよね。
内部洗浄機能がない
ウォーターサーバーは、サーバー自体に内部洗浄機能が付いている物もあります。自動で、サーバー内の温水を定期的に冷水タンクに循環させることで熱殺菌をするのですね。
逆に、ペットボトルサーバーにはこのような機能はありません。そのため、購入者が内部洗浄を行う必要があります。
しかし、ウォーターサーバーに比べてコンパクトで扱いやすいので、内部メンテナンスは手順さえ分かれば簡単にできます。
詳しいお手入れ方法はこのあとご紹介しますね!
塩素が含まれていない
ウォーターサーバーの水タンクも、ペットボトルの水もどちらも殺菌処理はされていますが、水道水のように塩素は含まれていません。
そのため、これらの水をサーバー内のタンクに貯蔵している間に雑菌が発生する可能性があります。
塩素を含む水道水は、身体に害があると思っていたのですが、雑菌の発生を防ぐなど、ちゃんと意味があったのですね。
サーバーに設置した水を問題なく飲用するためには、水をセットして2週間程度を目安に使い切ることが大切です。
ペットボトルサーバーは、市販の2Lペットボトルを使用するので、飲用だけでも十分使い切ることができます。それでも、できるだけ早く使い切るようにしましょう。
長期間不在にするなど、使用しない期間がある場合は、必ずボトルを取外しサーバー内の水を抜きましょう。そして、ボトルを取り付ける周辺を乾燥させ、アルコール消毒後ラップなどで保護するといいですよ。
給水口の汚れ
給水口は、サーバー内のタンクに直結しています。そのため、給水口が汚れているとここに雑菌が発生し、タンク内まで雑菌が侵入する可能性が出てきます。
ウォーターサーバーもペットボトルサーバーも給水口が露出していますよね。私もよくやってしまうのですが、水量の調節を失敗し、給水口付近を汚してしまうことがあります。
このような汚れを放置すると、ここから雑菌が発生してしまうというわけです。使用後は必ず拭く、という癖をつけたいですね。
ボトル内に空気が入ることで雑菌が発生する
ペットボトルサーバーは、水を使用すると、ボコボコと設置したボトルタンク内に空気が入っていきます。その空気が雑菌発生、繁殖の原因となると言われています。
ペットボトルサーバーは、市販のペットボトルを挿しこみますので、ボトル内に空気を貯めていくことになります。雑菌が発生してしまう可能性がないとは言い切れません。
ウォーターサーバーの中には、水が減少するとボトルタンクに空気が入らず潰れていくタイプもあります。その点では、ボトルタンク内に雑菌が発生する可能性は低いと言えるでしょう。
ボトル内に空気が入るという点からも、やはり設置した水は早めに使い切ることが大事なのですね。
ペットボトルサーバーの自宅でできるお手入れ方法
衛生的にどうなの?という点をお話ししましたが、自宅でできるお手入れによって、雑菌の発生、繁殖を防ぐこともできます。
- 数か月に一度は内部洗浄を行う
- ペットボトルの交換時に、挿し込み部分の消毒をする
- 給水口が汚れたら必ず拭く
- 本体の洗浄、清掃をこまめに行う
ペットボトルサーバーの衛生面で一番気になる点、内部洗浄の方法を紹介します。空の2Lペットボトルと、水、重曹があれば簡単にできますよ♪
この作業を2~3か月に1度は行う必要があります。夏場はこまめに行うほうが良いとされており、月に1度を目安とした方が良いようです。
内部洗浄以外にも、自宅でできるお手入れとして、できる部分はこまめに洗浄しましょう。
ウォーターサーバーもペットボトルサーバーも同じですが、給水口、受け皿、ボトルやタンクの挿し込み部分の清掃、消毒を行うことが大切です。
常に露出している給水口は、汚れていなくても定期的に拭き、受け皿も洗浄してくださいね。
また、ボトルやタンクの挿し込み部分は、ボトル入れ替えの際に必ず行いましょう。こちらの洗浄方法については、取扱説明書に記載されています。
タンク内に空気が入ることで雑菌が発生する可能性があるのですが、この挿し込み部分を清潔にしておくと、雑菌繁殖の可能性を減らすこともできますよね。
ペットボトルサーバーは、挿し込み口専用のボトルに取り付けるキャップが付属しています。そのキャップと挿し込み口を、定期的にアルコールで拭きましょう。
挿し込み口付近に水が溜まっていると、こちらも雑菌繁殖の危険性が高まります。必ず拭き上げて乾燥させてから、次のボトルを設置するようにしてくださいね。
ペットボトルサーバーは2Ⅼのペットボトルを使用するため、ウォーターサーバーに比べるとボトルの交換頻度は多くなります。
その度に洗浄、消毒を行う必要がありますので少々面倒臭く感じるかもしれませんが、安全な水を使用するためにも行っていきましょう。
ウォーターサーバーは、サーバー本体をメーカーよりレンタルしているというところで、メーカーのメンテナンスも利用できます。
しかし、ペットボトルサーバーには自動洗浄機能が付いていないので、購入後は自分で内部清掃を行う必要があります。
自動で行ってくれるウォーターサーバーの方が手間もかからず良いと感じるかもしれません。
それでも、ペットボトルサーバーをきちんとお手入れすれば、衛生的に使えます。
扱いやすい大きさなので、メンテナンスも慣れればやりやすいと思います。
ペットボトルサーバーは衛生面で心配と感じるあなたは、ぜひこれらの方法を参考にお手入れしてくださいね。
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ウォーターサーバーとペットボトルサーバーの電気代は?
ウォーターサーバーとペットボトルサーバーの気になる電気代を見ていきましょう。
どちらも常にコンセントを挿しっぱなしですよね。タンク内の温度を保つためですが、その電気代はどうなのでしょうか。
ウォーターサーバーは、省エネ機能搭載の機種もありますので、金額の幅が広くなっています。しかし、ウォーターサーバーとペットボトルサーバーの電気代はどちらもあまり変わりません。
ウォーターサーバーは床置きと卓上型とがありますが、その電気代にも違いはありませんでした。
ウォーターサーバーとペットボトルサーバーは、電気代を比較して購入を考えるというよりは、使い勝手を重視したほうが良いのかもしれませんね。
電気代を抑える手段として、こまめな清掃や置き場所を注意すると良いそうです。どちらもサーバー背面の汚れが関係しています。
サーバー背面に汚れや埃が付着した状態で使用してしまうと、サーバー内の熱を放出できないうえ、内部の温度を保つために電力を余計に消費してしまうのです。
背面のフィルターは掃除機や柔らかい布を使って定期的に埃や汚れを除去しましょう!
取扱説明書にも記されていますが、壁から15㎝以上離すこと、直射日光の当たる場所に置かないこと、とされています。
壁から離すことで、清掃もしやすくなります。置き場所が大丈夫か確認してみてくださいね。
サーバー内に余計な熱をこもらせ、電気代が上がるのはもったいないですよね。
ウォーターサーバーとペットボトルサーバーの仕様比較
ペットボトルサーバーとウォーターサーバー、結局どちらがいいの?と悩まれるかもしれませんが、それぞれメリットとデメリットがあるので、一概にどちらがいいとは言い切れません。
ここではペットボトルサーバーのメリット、デメリットを挙げて、ウォーターサーバーとの違いを比較していきます。
これらのメリットとデメリットを考え、比較した上であなたの生活に合ったものを使ってほしいと思います。
ペットボトルサーバーのメリット、デメリット
- サーバーを購入後は市販のペットボトルで冷水、温水が飲める
- サーバー購入後は水代だけなので安い
- ボトル交換が簡単
- 自分の好きな水が選べる
- コンパクトで場所を選ばない
- 初期費用が高い
- 内臓タンクが小さいため、大量に使用できない
- 冷水設定温度が約12~15℃設定のためぬるく感じる
- ボトル購入の手間と持ち帰りが大変
ウォーターサーバーは大きく、冷蔵庫の半分くらいのスペースが必要になります。その置き場所がないと困りますよね。
ペットボトルサーバーは、設置する水が最大で2Ⅼのペットボトルなので、ウォーターサーバーと比較してとてもコンパクトです。
寝室にも置ける大きさなので、夜寝る前や目が覚めたときでも、すぐに水を飲むことができます。
また設置する水も、ウォーターサーバーはボトルが大きいため、水の保管場所を考えなくてはいけません。
ペットボトルもストックするとかさばりますが、ウォーターサーバーのボトルに比べるとスペースが少なくて済みますね。
ウォーターサーバーはレンタルですが、ペットボトルサーバーはサーバーを購入する必要があるため、初期費用が高くなります。
しかし、サーバー設置後はペットボトルの水代だけで済みますので、結果としては長く使うほどかかった費用は安くなります。
そして、ウォーターサーバーの天然水の種類は5種類程度ですが、市販のペットボトルは気軽にコンビニやスーパーでも購入でき天然水の種類が豊富です。
水の種類は選択肢が増えますし、軟水や硬水の飲み比べもできそうですね。
しかし、ペットボトルサーバーのデメリットとされていることは、サーバー自体が小さいため、貯水量が多くないということなのです。
大きいものでも、冷水で400ml~600ml程度、温水で700ml~800ml程度です。
そのため、夏の暑い日に、家族が冷たい水を一気に飲もうとすると、場合によっては、冷えていない水が出てくる可能性もあります。
また、ウォーターサーバーに比べ、冷水の設定温度が12~15℃と高いため冷水がぬるい、と感じる声もあります。ウォーターサーバーの冷水の設定温度は、6~12℃とされています。
家族が多くたくさんの水を使う場合や、常に冷たい水が飲みたいという場合は、ウォーターサーバーに利がありそうですね。
また、ウォーターサーバーの水は宅配で自宅に届きますが、ペットボトルサーバーのボトルは自分で買ってくるという手間もあります。
今ではインターネットでも水が買えるので、ネットで注文して宅配してもらうと、その手間も省けますよ。
ウォーターサーバーとペットボトルサーバーはそれぞれ特徴がありますので、これらを比較して、あなたの生活に合ったものを選んでくださいね!
ウォーターサーバーペットボトル式のおすすめ3選
ペットボトルサーバーを調べてみると、これは、私も使ってみたい!と思うおすすめ商品がありました。
そこで、ペットボトルサーバーのおすすめ3選をご紹介します!
見た目もありますが、何と言っても使い勝手の良いところが魅力的ですね。
トフィー ウォーターサーバーK-WS2
こちらの「トフィー」は他のペットボトルサーバーに比べておしゃれですね。
レトロでかわいいとあるように、デザインにこだわるあなたにおすすめです。
ほこり防止機能付きですので、寝室でも安心して使用できますよ。
色はペールアクアとアッシュホワイトの2色から選択できます。
マリン コンパクトウォーターサーバーAQC-002
温水と冷水の給水レバーが、ピンク、水色とかわいい色使いですよね。ベースの色は白ですので、お部屋のカラーを気にせず使用できるのではないでしょうか。
こちらはなんと、冷水7℃設定となっており、他のペットボトルサーバーより冷たい水が飲めます!
温水用レバーには安全機構付きとなっており、お子さんが火傷してしまう危険性にも考慮されています。
リヴィーズ ペットボトル式コンパクトウォーターサーバー
こちらの「リヴィーズ」もとてもコンパクトなペットボトルサーバーです。ウォーターサーバーは卓上型であっても、重量、高さがあるため、置き場所を考えなければなりません。
しかし、このペットボトルサーバーは卓上のウォーターサーバーと比較して、軽量でサイズもとてもコンパクトなのです。
ウォーターサーバーはおしゃれなものが多くありますが、場所を取らずに使用したい、という場合は、ペットボトルサーバーのほうがおすすめです!
まとめ
- ペットボトルサーバーは衛生面で心配なところもある
- 問題点は、内部洗浄機能がない、水に塩素が含まれない、給水口が露出している、ボトル内に入った空気という点による雑菌繁殖の可能性
- ペットボトルサーバーは購入後、メンテナンスを各自で行わなければならない
- ペットボトルサーバーでも自宅で行えるお手入れ方法がある
- ウォーターサーバーとペットボトルサーバーの電気代はほとんど変わらない
- ウォーターサーバーは省エネモードを搭載している機種もあるため、電気代の変動がある
- どちらの商品も衛生的、電気代の抑制として、サーバー背面のこまめな清掃と設置場所を考慮する
- ペットボトルサーバーのメリット、デメリットを比較し生活に合ったものを使用する
ペットボトルサーバーの衛生面は、お手入れ次第で解決することが分かりました。
また電気代、メリット、デメリットを通してウォーターサーバーとの比較とおすすめのペットボトルサーバーを紹介しました。
サーバー自体がコンパクトですので寝室にペットボトルサーバーを設置するという方法もあります。就寝前の飲用や、起床後の飲用にとても便利ですよね。
ご自身やご家族の生活スタイルの合わせたサーバーを選んでくださいね。
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