突然財布のチャックが閉まらなくなった!子どもの上着のチャックが閉まらない!
買ったばかりの財布や服なら、買い換えるのはもったいないし…。そんな経験はありませんか?
実は、財布のチャックが閉まらないトラブルは、身近にあるもので簡単に直すことができるのです。
私は会計時に財布が開かず、支払いに手こずったことがあります。その時は、店員さんをお待たせして申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
また、子供の帰り支度でかばんや服のチャックが閉まらない!なんてことも。
その時にこの記事の内容を知っていればと今なら思います…。
あなたも今まさに困っていて、この記事にたどり着いたのでしょう。
本記事を読めば、財布のチャックが閉まらない時でも簡単に直せますので、ぜひ最後まで目を通して下さいね。
財布のチャックが閉まらない時でも簡単に直せる!
財布のチャックが突然閉まらなくなった時、どう対処すればいいか悩みますよね。
チャックが突然閉まらない時はどうしたらいいのかしら。
そんな財布のチャックが閉まらないトラブルは、身近にあるもので簡単に対応できるのです。
トラブルの原因はいくつか考えられますが、使用するものは家にあったりすぐに購入できたりするので、簡単に直すことができますよ。
それでは財布のチャックが閉まらないトラブルを、種類別にご紹介していきます。
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財布のチャックを修理する方法
財布のチャックが閉まらない時は、いくつかの原因があります。
そこで、その原因ごとにチャックの修理方法を詳しく説明していきますね。
チャックが布を噛んでしまった時
財布のチャックが閉まらなくなった時に一番多くみられる原因が、布を噛んでしまって動かないというものです。
もし布を噛んでいることが原因だとしたらラッキーですよ。なぜなら比較的修理が簡単だからです。
しかし、服やかばんよりも可動域が少ないため、少しコツが必要です。
まずはどれくらいの深さで噛み込んでいるのか、どこの布が噛んでいるのかをしっかり把握しましょう。
その時、絶対に無理やり引っ張ることや、財布のチャックを動かすことをしてはいけません。破れてしまったり、金具が壊れたりする危険性があります。
まず噛み込みが浅い場合は、ゆっくりと布を引っ張りながら財布のチャックを動かすと直ることが多いです。
また噛み込みが深い場合は、布を引っ張りながらチャックを開ける方向に動かしましょう。財布のチャックの仕組み上、開ける方向に動かすと取れやすい為です。
それでダメなら、布を噛んでいるスライダー部分をマイナスドライバーで広げると、布がするっと取れます。
噛んでいた布さえ取れて破れていなければ、修理は完了です。
財布のチャックが固い・滑らない時
長く使っていると、財布のチャックが固い、または滑らないという時があります。
最初はスムーズにチャックを開け閉めできていたのが、使っているうちに潤滑剤がなくなっていく事が原因と思われます。
逆に買ったばかりの財布のチャックがすでに固い、滑らない場合があります。この場合はスライダーとエレメントの噛み合わせが悪い可能性があります。
使っているうちに金属の部分が削れたり、手の油が潤滑剤になったりして滑りがなめらかになるかもしれませんが、馴染むまでに時間がかかりますよね。
その時はズバリ!ろうそく1本で財布のチャックを復活させることができるのです。
白いろうそくを布や歯ブラシにこすりつけて、財布のチャックが固くなっている部分に薄くまんべんなく塗ります。
するとろうそくが潤滑剤になり、スルスルとチャックが動くようになります。
その時に、ろうそくがまわりの布に付かない様に気をつけて下さい。シミになったり、ろうがくっついたまま取れなくなったりしてしまいます。
ろうそくの他にも、シリコンスプレー・ワセリン・固形石鹸を塗ると、固く滑らなくなっていた財布のチャックが復活します。
気を付けてほしいのは、色のついたキャンドルなどを使うと色移りしてしまう可能性があるので、なるべく周りにはつかないように進めて下さい。
原因が油分不足ではなく、エレメントの歯が一部欠損していて固い場合は、エレメントの交換が必要なためプロの修理に任せましょう。
財布のチャックが外れる時
財布のチャックが外れてしまった時は、スライダーの隙間が広がっている事が原因の一つと考えられます。
ですので、広がってしまったスライダーの隙間を締めると財布のチャックが直ります。
そこで、ある工具を使って外れたスライダーを修理していきましょう。
それは、ホームセンターや100均などで売っていてすぐに手に入る、ウォーターポンププライヤーという工具です。
配管工事でよく使われるものですが、締めたり切ったり回したりできて、刃が開くのを調整できるのでペンチよりもいろいろな用途に役立ちます。
そのウォーターポンププライヤーで、横から真っすぐスライダーを挟み、少しづつ締めると広がってしまった隙間が戻ります。
エレメントがスライダーから抜け落ちている場合は、スライダーの間にエレメントを戻してから締めて下さい。
その時に締めすぎや割れてしまわないように、ゆっくりと少しづつ締めるよう注意しましょう。
もし締めすぎたらマイナスドライバーで広げて下さいね。
スライダーに傷がつかないようにするには、薄手の布を挟んで締めていくと仕上がりが綺麗になります。
なぜウォーターポンププライヤーが適しているのかというと、真っすぐ挟めるということと、素材が固い場合でも力を入れやすくなっているからです。
この方法は財布のチャックが外れて取れてしまった場合や、衣服のチャックがあげても落ちてくる場合に対応できます。
いろんな部品があるから、どれがどういう役割をしてるのかよくわからんなあ。
それでは次の項目で説明するので見ていきましょう。
財布のチャックの金具はどういう仕組み?
まずは、財布に付いているチャックの金具がどういう仕組みかを知らねば、何事も解決しません。
逆に言うと仕組みを知っていれば、いろいろな不具合に対応できます。
財布のチャックはレールのような形の歯が互い違いに噛み合わさるエレメントと、エレメントを噛み合わせて開け閉めをするスライダーという2つの金具が合わさってできています。
スライダーを動かすことでエレメントを噛み合わせて、チャックを開閉するという事だね。
そしてチャックを財布に縫い付けるテープ、スライダーを上下させる持ち手(引き手)、スライダーを端で止める金具の下止という部品があります。
そのどこかの部分に異常が起こると財布のチャックが閉まらない・開かないといった状態になってしまうのです。
これらを知っておくと、自分で修理する時にどこに不具合が生じているのかを把握しやすくなりますよ。
中でも重要なのは、スライダーとエレメントの仕組みを理解するという事。チャックの仕組みは割と簡単なので、ぜひとも覚えておいて下さいね。
ここからは余談で、チャックの他にファスナーやジッパーなど様々な呼び方がありますが、全ておなじものです。
ファスナーとジッパーがアメリカで生まれた言葉なのに対し、チャックは日本で生まれた言葉なので、外国でチャックと言っても伝わらないかもしれませんね。
日本で生まれたチャックは巾着からもじってできた言葉なのよ。
財布のチャックを修理する値段はどれくらい?
財布のチャック修理をセルフでチャレンジして悪化、または金具が折れてしまった場合は修理に出した方が安心です。
リペアショップや、その財布を買ったブランドショップでの修理・交換が長期的に見ると長持ちにつながります。
では、財布のチャック修理にかかる値段はどれくらいなのでしょうか。
スライダーや持ち手の交換の場合だと比較的安く、【1000円~3000円】ほどで交換可能です。
しかし、エレメント部分が欠損したりテープを縫製し直さなければならない場合は【8000円~10000円】かかる可能性があります。
またテープの取り換えだけでなく、財布の縫製からやり直さないといけない場合は、修理の値段が変動する可能性があります。
修理する部分のチャックパーツや素材、裁縫によっても値段は変わってきますので、一度見積もりを出してみると良いですね。
まとめ
- 財布のチャックが閉まらない時は、身近なもので修理できる
- チャックが布を噛んでいる場合は比較的簡単に対処できる
- チャックの仕組みを知っているといろいろなトラブルに対応できる
- チャックが滑りにくい時はろうそくを塗ると滑りが良くなる
- ろうそくの代わりにシリコンスプレー・ワセリンで代用可能
- スライダーが広がっていたらウォーターポンププライヤーを使うと簡単に締まる
- 修理をする際は慎重に丁寧にゆっくりと行う
- 財布のチャックの修理にかかる値段は3000円前後から10000円前後
スライダーやエレメント、ウォーターポンププライヤーなど聞きなじみのない言葉もでてきたと思います。
それでも、案外簡単そうだぞ?!と思っていただけたらうれしいです。
とくに財布は大事なものや、高価なものが多いですよね。すぐに処分できないし、修理に出すのも手間がかかります。
しかしご紹介した方法なら簡単なので、不器用な方でもチャレンジしてみてください。
財布だけでなく、リュックやバッグのチャックが閉まらない場合にも応用できますので、同じ要領で修理できますよ。
仕事中に作業着のチャックが何度上げても落ちてくる、チャックが閉まらない、子供の上着のチャックが外れないなどのトラブルにも有効です。
今回ご紹介した記事を参考に、決して無理やり直そうとしたりしないで冷静に対処してくださいね。
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