おしゃれなキーボードが欲しい！と探し始め、行きついた疑問がこちらでした。
HHKBとRealforceはキートップの互換性はある？
HHKBのキートップに独自性を出すには、正直少し地味ですよね。
それに対してRealforceのキーキャップはカラフルで、HHKBのキートップと組み合わせれば満足するものができそうです。
そこで、HHKBとRealforceとの関係性を調べたところ、互換性がありました。
当記事では、キーボードをカスタマイズできるよう、互換性があるキーキャップの種類や交換の仕方まで紹介します。
またHHKBやRealforce、おすすめするFILCOのMajestouchまで機能や価格を比較しています。
どんな人におすすめのキーボードなのか、それぞれ分かります。気になるキーボードがあれば、ぜひお読みください。
HHKBとRealforceはキートップの互換性はある？
なんとなくありきたりなHHKBのキートップを、気分転換に変えたいとお考えでしょうか？HHKBのキートップを交換するには3つ方法があります。
- 同じ発売元のPFUのキートップを使う
- 東プレのRealforceのキートップを使う
- Cherry MX軸へ変えて、キートップを替える
HHKBのキーボードをお使いなら、「HHKBとRealforceのキートップは互換性があるのか？」と心配して、この記事を開いたのでしょう。
同じ発売元のPFUのキートップを使うのはもちろん問題ないですし、Realforceのキートップでも互換性はありますので、交換できます。
逆を言えば、Cherry MX軸はHHKBのキートップと互換性がありません。しかし、中にはCherry MX軸のキートップにしたいと考えてキーボードを分解して軸から交換している方もいます。
しかし、軸の交換は、かなり難易度が高そうですし、壊れても保証はしませんのでご注意を。
それでは、詳しくみてみましょう。
HHKBのキートップの変更：PFUから発売されているものを使う
HHKBのキートップを変更したいなら、やはりPFUからキートップを購入するのが無難でしょう。
しかし、HHKBのキートップはそもそも多くはありません。
ネット検索すると、メカニカルキーボード用のキートップやキーキャップが多く見かけられます。
それらを無理やり使ってカスタマイズすることもできるようですが、やめておきましょう！ここはやはりHHKBの本来持つタイピングのしやすさを大事にすべきです。
HHKBは静電容量無接点方式のキーボードで、打鍵感が素晴らしく良いのですが、その打鍵感をなくさずカスタマイズしたいですよね。
HHKBのキートップの色の種類としては、白と墨の2種類から選ぶことができます。白のベースに墨なら、スタイリッシュな仕上がりになりそうですね。
HHKBのキートップの種類は細かくて多く感じるのですが、おおまかに3種類あると言えます。
- キートップセット
- カラー：白or墨
- 日本語配列or英語配列
- キートップセット 無刻印
- カラー：白or墨
- 日本語配列or英語配列
- カラーキートップセット（HHKB Professionalシリーズ専用）
- カラー：赤青or緑青
個人的には、注目すべきは「無刻印」でしょうか。アルファベットが書かれていないと不安な私からすれば、もし無刻印のキーボードでタイピングしていたら惚れこみます！
それくらい、無刻印はプロの証ですね。もう手元を見ずにタイピングしているのならば、無刻印のキーボードを視野に入れても問題なさそうですね。周りから「かっこいい」と言わせましょう。
ポチップHHKBのキートップの変更：Realforceのキートップを使う
PFUから発売されているHHKBと東プレから発売されているRealforce。会社は違えど、この2つには互換性があるので、カスタマイズすることができます。
まず、キーキャップについてですが、規格が2種類あります。
- 東プレ軸
- Cherry MX軸
このキーキャップの規格が同じであれば、キートップをカスタマイズして楽しめるということになります。
発売先が違う2つですが、キーキャップの規格は同じになります。つまり、互換性があります。
そして、Realforceのキートップを使いたいという声が多いですね。それは、RealforceのキートップがHHKBと比べて、カラフルだからと推測しました。
ラインナップを見ても、HHKBでは白と墨しかありませんでしたが、Realforceは7種類のカラーがありました。カラー豊富が豊富なので、カスタマイズに使用すれば、よりオリジナルなものを作れそうです。
- Realforce R3・R3sシリーズ対応のフルサイズのキーキャップ
- カラー：8種類
イエロー・グリーン・レッド・ブルー・パープル・ピンク・ホワイト・グレー
※在庫切れの場合もあり - 日本語配列のみ対応
- かな刻印なし
- カラー：8種類
- Realforce R2シリーズ対応のキーキャップ
- カラー：6種類
イエロー・グリーン・レッド・ブルー・パープル・オレンジ・ - 英語配列or日本語配列
- かな刻印あり
- カラー：6種類
※Amazonのみで販売
ポチップR2シリーズでなかった白と黒ですが、R3シリーズで出てきて良かった！と喜んだのは私1人だけではないと思います。
単一な色だけでもいいのですが、なんとなく白か黒と組み合わせたいところ。イエロー×ホワイト、グリーン×ブラックなど…、オシャレでかっこいいキーボードにしてみてくださいね！
ちなみに、Google検索：「Realforce カラーキーキャップ 画像」でどんな色にするか参考になりました。
買う前に覗いてみると、わくわくして楽しいですよ♪
キートップの交換の仕方
早速、キートップを交換してみましょう。交換するには、まず専用の工具キーリムーバーが必要です。HHKBのキートップを買えばついてくる専用工具を使ってもいいですね。
- 文字キー・幅の長いキーの交換
- キートップの左右、中央部に工具をしっかり押し込む
- 真上に引き抜く
- スペースバーの交換
- 専用工具をスペースバーの右側であるスタビライザー部に装着する
- 軽く真上に持ち上げる
- 同様に左側をるく真上に持ち上げる
- 最後に、中央部から真上に引き抜く
無刻印のキートップは特に、列によって形状が違っているようです。バラバラになって分からなくならないように注意して交換してくださいね！
ポチップHHKBとRealforceを比較！あなたならどっち？
高級キーボードとして君臨しているHHKBとRealforce。単純に「どう違うのだろう？」と疑問が湧いてきたので、比較してみますね。
新しいキーボードを買いたくて、HHKBにするか、Realforceにするか悩んでいるなら、この記事はぴったりです。
先に、主観で結論を伝えますと、以下のようになります。
HHKB：小さいキーボードなので、持ち運びしたい人向け
Realforce：大きいキーボードが好きで、配列や重さなど細かくこだわりたい人向け
あなたはどちらのタイプですか？そして買う前に比較したいことを5つピックアップしてみました。
- キーボードの大きさ
- キーボードの重さ
- キーボードの配列
- 静音タイプの有無
- キーボードの接続方式
細かくみていくと、違いが分かります。一緒にみてみましょう。
キーボードの大きさの比較
メーカーによっては、キーボードの大きさが違います。そして、小さいサイズほど、キーレスになっているので、自分が使いやすいのを選ばなければなりません。
- フルサイズのキーボード：アルファベット・ファンクションキー・矢印キー・テンキー、すべてが揃っている
- テンキーレスキーボード：テンキーなし
- コンパクトキーボード：テンキー・ファンクションキー・矢印キーなし
それでは、HHKBとRealforceのラインナップをみてみましょう。
- HHKB：コンパクトキーボード
- Realforce：フルサイズ・テンキーレス
もし、フルサイズのキーボードに慣れているなら、HHKBはかなり戸惑うと感じました。逆に、HHKBに使い慣れているなら、Realforceは大きく、いらないキーが多いと感じそうですね。
キーボードの重さについて
これは、初めて知って驚いたのですが、キーボードをタイピングするときに、キーを押す力の負荷を製品ごとで好みに合わせて選ぶことができます。
タイピングするときに軽いのが好きか、重いのが好きか、好みが分かれるところですね。もし軽ければ、キーを入力する指の負担が少ないでしょう。
それでは、HHKBとRealforceのラインナップをみてみましょう。
- HHKB：45g
- Realforce：30g・45g・55g・変荷重
※変過重とは…真ん中が45ｇ、端が30ｇと場所によって重さが違っています。力の弱い小指の負担を小さくするために考えたような設計ですね。
キーボードの重さばかりは、数字で並べられても自分の好きな感覚は分からないと思います。ぜひ試せるのなら、お近くの家電量販店へ足を運んでくださいね。
配列のラインナップの比較
キーボードには配列が決まっています。またmacOSを使用するなら、mac独自のキーがあるため、mac配列というのも存在しています。
種類でいうと4つあります。
- 日本語配列
- 英語配列
- mac日本語配列
- mac英語配列
それでは、HHKBとRealforceのラインナップをみてみましょう。
- HHKB：日本語配列・英語配列の2種類
- Realforce：4種類全部揃っている
macOSを使っているなら、Realforceでしょう。そして、「日本語配列？英語配列？その違いって何？」って思っている人は日本語配列を選びましょう。
というのも、日本語配列と英語配列の違いは、カナの有無だけではないからです。ヘタに英語配列にしてしまうと、キーの位置が微妙に違っていたり、日本語変換できなくて混乱します。
プログラミングを生業としている人であれば、英語配列の方が使いやすく、あえて選ぶと聞いたこともあります。あとはゲームをよくする人でしょうか。
あえて英語配列を選んでいるのであればいいのですが、私みたいに日本語を打つライターやブロガーには、日本語配列が1番だと感じました。
静音タイプの有無
キーボードをタイピングするときの音も、人によって好みが分かれると思います。音を出して、タタタタ…ダン！と気持ちよく打ちたい人もいれば、静かに打ちたい人もいる訳です。静かに打ちたいのであれば、「静音モデル」がある方が嬉しいですね。
それでは、HHKBとRealforceのラインナップをみてみましょう。
- HHKB：標準モデル・静音モデル（Type-S）
- Realforce：標準モデル・静音モデル
どちらも静音モデルがあるので、安心ですね！
ちなみに私は最後にエンターを「ターン！」と音を出して、気持ちよく打ちたいタイプです。在宅なのでいいのですが、職場でやると「うるさい」と言われるやつです(笑)
この打鍵音がうるさいと気にしている人は、こちらの方が詳しく書かれているので読んでみてくださいね。
接続方式は有線かワイヤレスか？
接続方式も気になるところですね。有線で繋ぐのか、ワイヤレスで繋ぐのか。
HHKBとRealforceのラインナップをみてみましょう。
- HHKB：「HYBRID」モデル（USBとBluetoothに対応）
※Type-Cのみ有線接続 - Realforce：ハイブリッドモデル（USBとBluetoothに対応）
比べてみましたが、どちらも有線もあり、ワイヤレスでも問題ないので、接続方式で悩まなくてもよいということが分かりましたね。
ポチップ
ポチップHHKBとRealforceについて比較検討できたと思いますが、やはりネックになるのは価格でしょうか。
安くとも2万～する高級キーボード。高いものだと3万以上もしますから、手を出すには勇気が必要ですね。
では、価格帯を少し下げてみませんか？私はmajestouchというキーボードもありだと思っているのですが、次で詳しく説明してみましょう。
HHKBやRealforceの購入を躊躇してるならMajestouchもあり！
HHKBやRealforceは2万円代もする高級キーボード。
お値段的に躊躇してしまいますよね。「Majestouchもありなのでは？」とこちらも調べてみました。
- HHKB Professional HYBRID Type-S：36,850円
- Realforce R3 キーボード：25,740円
- FILCO Majestouch 3 ：18,700円
Majestouchも言うほど安くはない価格だなぁと思いましたでしょうか。しかし、おすすめするポイントとしては、HHKBやRealforceと同じように高品質でありながらコスパが良いことです。
順序が逆になってしまいましたが、「Majestouch」とは？私は読み方から知りませんでした(笑)「マジェスタッチ」と読みます。
Majestouchはダイヤテック㈱から発売されている、人気ブランドFILCOのキーボードです。
FILCOはキーボードの「Majestouch」の他にも、パソコン周辺機器の製品も取り扱っています。
上記でキートップの引き抜き工具を紹介しましたが、それもFILCOとなります。
今回、HHKBやRealforceと同じように比較できるよう、同じ項目でのラインナップはこちらです。
- キーボードの大きさ：フルサイズ・テンキーレス・コンパクト
- キーボードの重さ：45ｇ・55g・60g
- キーボードの配列：日本語配列・英語配列
- 静音タイプの有無：有
- キーボードの接続方式：USBとBluetoothに対応
- キートップの規格：Cherry MX軸
機能的にはすべてそろっているのに対して、価格が安いのがMajestouch。そしてCherry MX軸なので、カスタマイズがしやすいものになっています。
HHKBやRealforceが欲しいけど、値段が高くて迷っているなら、FILCOのMajestouchにするのもありです。
ポチップまとめ
- HHKBとRealforceはキートップの互換性あり
- HHKBのキートップを交換するなら、PFUまたは互換性がある東プレRealforceのキートップを使う
- HHKBとRealforceを比較して、普段持ち運びするなら「HHKB」
- HHKBとRealforceを比較して、細部にこだわりたいなら「Realforce」
- 高品質なFILCOのMajestouchもコスパ良く、おすすめ！
HHKBのキーボードをおしゃれにしたいと調べ始めたのですが、カラフルなキーキャップが売られているRealforceと互換性があって本当に良かったと思います。
ボタン一つ違うだけでも、パソコンに向かう心持ちが違ってきます。ずっとパソコンと向かい合っている訳ですから、あなたもカスタマイズを楽しんで、自分の満足いくキーボードを作ってくださいね。
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