子どもの話をしても、真剣に聞いてくれない。全て私に任せると言って何も意見してくれない。私の話をもっと聞いてほしいだけなのに、喧嘩になってしまう。
もう旦那と話すのをやめた方がいいのか。そう悩んでいる妻はあなただけではありません。なんと旦那と話すのをやめた夫婦は60%以上にものぼると言われています。
なぜ、旦那と話が噛み合わないのか。それは男性と女性で脳の作りが違うからです。それでは何に心掛けて話すといいのか。
本記事では旦那と話すのをやめた後でも、夫婦仲を良くするための方法を徹底的に掘り下げて書いています。ぜひ最後まで読んで長年信頼し合える最高の夫婦になられてくださいね。
旦那と話すのをやめた
「旦那と話すのをやめた」そういった声を聞くことは周りの友達からも、ネットからも、友達づてからも多くあります。
10代の頃は「お父さんと話すのをやめた」や「物心ついてからお父さんと会話をしていない」、「お父さんが大嫌い」という声を私は多く聞いていました。
娘が父を避けるのも妻が旦那を避けるのも、なんだか根本の理由は同じなのかと感じます。
旦那と話すのをやめた妻の話を聞いていると、会話はなく業務連絡のみで日常が回っているのだとか。理由はだいたいが同じで、話が通じなくて共感や理解を求めるのを諦めたことです。
もう分かってくれるとは思えない相手にアプローチすることは苦しい、それだったら諦めた方が楽ですよね。旦那と話すのをやめたとしても無理はありません。
妻側からして、旦那と話しても「無駄」と感じざるを得ない状態です。ただ、一緒の屋根の下で、今後も何十年と暮らしていく相手とずっとそんな状況を、変えられるなら変えたいですよね。
同じ場所で生存している人同士なのではなく、活き活きと生きると書く【生活】をしていく「家族」、「家庭」になることは不可能なこと、諦めた方がましなことなのでしょうか。
人生の中で迫られるさまざまな選択や決断を話し合いながら、協力して乗り越えていくことで絆が深まっていくのが家族です。
旦那と話すのをやめた、つまり楽な方を選ぶということは、旦那と家族でいる未来を諦めたということになります。
未来を変えられるのは、現実で生きている今の自分自身だけです。今が1番若くて1番早く解決に向かえます。
旦那と話すのをやめたら楽かもしれませんが、このままずっと続くと考えても寂しいものです。
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旦那と話すと疲れるのはなぜか
何を話しても噛み合わず、全然とんちんかんな解釈をされて、再度説明するのも疲れます。妻側への理解度が低いということでしょうか。
子どもの話をしていても、毎度真剣に聞いているかどうか分からない返事や嫌な顔をされて、私も嫌な気持ちになるのが…つらい。
子どものことで進路や習い事の大切な話でも、「任せるよ!」や「俺は仕事で疲れているから」と私の疲れは考えずに自分勝手な発言や行動をされることが…許せない。
旦那にお手伝いを頼んでも…逆切れされたり、やるやると言ってやらなかったり、無視や話をはぐらかしたりしてやってくれない…。旦那の反応にがっかりしたりイライラしたりするのが…もう嫌。
話を理解して寄り添ってくれないと、うんざりしてしまいますよね。だから旦那と話すと疲れる。もう何か旦那に対して行動するのも面倒くさい、時間や労力の無駄と感じるのが普通だと思います。
実は男性脳と女性脳では大切にしている部分が異なります。男性脳では「競争」を大切にしていて、女性脳は「共感」を大切にしています。
旦那と話すと疲れるのは、男女の脳のつくりが一因となっていそうですね。
女性脳同士の会話では、情報を共有して人間関係を深めていこうとする傾向がありますが、男性脳同士の会話では、自分が他よりも優位に立とうとする傾向があるそうです。
そのため男性は愚痴や悩みを聞くだけでなく、状況を前に進めようとして助言や反論を返してしまうのでしょう。
大切にしている部分が男女で違うため、旦那と話すと疲れるのは仕方がありません。しかしだからといって、諦めてしまうと夫婦の会話が全くなくなってしまいます。
そこで会話を噛み合わせていくために、おすすめな方法が先に要件を一言伝えておくことです。
ただ話を聞いてほしい時は「解決策が欲しいんじゃなくてただ聞いてほしいだけなんだけどさ」と話す前に伝えておくことで、旦那側の言動は変わってきます。
逆に解決策が欲しい時は「何かいい解決策があったら教えてほしいんだけどさ」と話し始めてみるといいですよ♪
旦那側も話の聞き方を先に言ってもらうことで、妻に対してその時どうあれば寄り添えるのか、分かりやすいですね。
また言葉をそのまま受けとってしまう男性脳へは、具体的に物事を伝えるようにした方がよさそうです。
言葉尻からニュアンスやその先のことまで想像ができるのは女性脳が得意なことで、男性脳は苦手なことなのですよ。
妻側の理想は、色々察してもらいたいし、空気も読んでほしい、言わなくても分かってほしいものです。話をして説教してほしいのではなく否定も肯定もない会話をしてほしいのです。
しかし旦那にそうなってもらうには、先に妻側の意図を伝えておくこちら側からの歩み寄りがいりそうですね。
旦那と何を話すといいのか
では旦那と何を話すといいのか。あれこれ子どものことを話してきたけど、いまいちきちんと考えてくれないし、助言や反論ばかり返ってきて気分が落ち込むなど考えて億劫になりますよね。
今さら何を旦那と話すといいのか分からない。どんな風に歩み寄ればいいのか分からない。そんな方にいくつかご提案させてください。
素直に自分の気持ちを伝えていくこと
旦那と何を話すといいのか。1つ目はちゃんと向き合って話し合うことが大切です。
こういった時にこういうことを言われる、されると悲しくなるなどとしっかり素直に気持ちを伝えることです。
素直に気持ちを伝えてみたその後は、楽しく会話できることも増えた夫婦の声も多くありましたよ。
また女性は周囲に気を遣いすぎてしまって、心にモヤモヤを知らずに溜め込む傾向が強いです。日頃から旦那に対しても、色々と思うことがありますよね。
日々我慢せずに自分の思っていることを、旦那に素直に少しずつ伝えておくことも大切ですよ。不満ではなく、悲しいや嫌な気持ちになることなど自分の気持ちを軸に伝えてみてください。
男性は女性よりも周囲の気持ちを察するということが苦手なため、なかなか言葉にしないと伝わらないものです。
旦那側も「言葉にしてくれたら分かるのにな」ともしかすると悩んでいるのかもしれません。
恋人時代や新婚の頃は、お互いに相手の気持ちを察して、気遣っていたこともあり、会話すること自体が楽しかったのではないですか?
結婚して夫婦でいることが長く当たり前になると、相手に対する礼儀や気遣い、興味が薄れていくものです。
おばあちゃん、おじいちゃんになっても相手を思い合える、どんな風に相手が変わっていっても理解し合えて歩み寄れる、そんな夫婦を作っていってください。未来を作るのは、あなた自身です。
理解してもらうにはまず徹底的に相手を理解すること
旦那と何を話すといいのかと考えるにおいて、大切な姿勢があります。それは理解してもらうにはこちら側から徹底的に理解して歩み寄ることです。
これはベストセラーの「7つの習慣」にある第5の習慣にも入っています。夫婦だけでなく、相手に理解してもらうには、まず自分から相手の理解をすることが大切です。
旦那が日々何を楽しみ、何を頑張っていて、どんな妻を求めているのか。徹底的に考えた言動を行い、歩み寄る。そんな姿勢がパートナーの心を動かすと私は思っています。
共通の趣味を見つけること
旦那と何を話すといいのか、最後のブロックは共通の趣味を見つけることです。ペットを飼ったり、ボランティアをしたり、スポーツをしたり、テレビを見たりなんでもいいです。
夫婦で一緒に何かを楽しむことで、話題も増えて会話が復活したという話もよく聞きます。同じコミュニティに入ることで夫婦共通の知り合いが増えることも、話題が増えるいいきっかけです。
色々述べましたが、心地よい会話の量やタイミング、内容はその夫婦それぞれに違ってきます。
1番心地がいいものを時間をかけてゆっくりと見つけ出して、少しでも楽しい時間が過ごせるようになるといいですね。
まとめ
- もう分かってくれるとは思えない相手にアプローチすることは苦しい、それだったら諦めた方が楽だから旦那と話すのをやめた妻はたくさんいる
- 同じ場所で生存している人同士なのではなく、活き活きと生きると書く【生活】をしていく「家族」、「家庭」になることは不可能なこと、諦めた方がましなのか
- 旦那と話すのをやめたら、楽かもしれないが、このままずっと続くと考えても寂しいもの
- 男性脳では「競争」を大切にしていて、女性脳は「共感」を大切にしており、大切にしている部分が異なる
- 旦那に話をする時は理想の聞き方や用件を話す前に伝えておくと良い
- 日頃から素直に妻側の気持ちを伝えていくことが大切
- 理解してもらうにはまず徹底的に相手を理解すること
- 共通の趣味を見つけると話題に困らない
- 心地よい会話の量やタイミング、内容はその夫婦それぞれによって違う
寄り添ってくれない、理解しようとしてくれない旦那に能動的に働きかけるのは苦しいですよね。しかし同じ屋根の下で暮らす家族です。
止まった歯車がまたうまく噛み合うように、少しずつお二人の歩幅やスピードを作っていくと素敵なパートナーになれるのではないでしょうか。
心地よい会話の量やタイミング、盛り上がる話題は夫婦によってそれぞれで、決まった正解はありません。お二人で少しずつ長い年月をかけて、正解を形どっていくものです。
全てが自然に良くなるものではなく、お互いへの配慮や理解、希望など決意や意識が必ずいります。
もやもやや喧嘩、苦労、旦那と話すのをやめたことも後になってから振り返ると、向き合うために必要な時間だったと思えると良いですね。
日常が少しでも心地よい空間になるように素直に自分の気持ちを伝えながら、また相手のことを理解しながら、互いに歩み寄って素敵な夫婦になられてくださいね。
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