狭いキッチンで冷蔵庫の配置はどこ?おすすめの作業台や食器棚を紹介!

狭いキッチンで冷蔵庫の配置はどこ?おすすめの作業台や食器棚を紹介!

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あなたは自宅のキッチンが狭くて、冷蔵庫の配置はどうすればいいのと思ったことはありませんか?

キッチンスペースが狭い家庭の場合、冷蔵庫はキッチンの動線を考え配置するのが正解です。では、その動線はどのように考えると良いのでしょうか。

冷蔵庫スペースがあらかじめ考えられている間取りであればよいのですが、そうではない家もありますよね。また、家族が増えるとキッチンや冷蔵庫の使い方が変わってきます。

仕事柄、キッチンのレイアウトを考えることも多い私が、今回は、狭いキッチンでの冷蔵庫の配置と、作業台、食器棚についてお話します。

これを読んで、あなたの生活スタイルに合ったキッチンスペースを作ってくださいね♪

キッチンが狭くても作業スペースをつくって活用することができますよ。

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狭いキッチンに冷蔵庫はどう配置する?

ワンルーム、1LDKなどの賃貸物件や、コンパクトマンションとされている間取りの部屋はキッチンスペースもあまり広くはありませんよね。

そんな狭いキッチンでも、動線を踏まえて冷蔵庫の配置を考えれば使いやすくなります!

使いやすいキッチンは、料理の手順に従って動けるように配置するのが秘訣です。

料理は「冷蔵庫から食材を出す→食材を洗う→食材を切る→焼く、煮る」という手順が基本となるので、この動きがスムーズにできると狭いキッチンでも使いやすくなります。

「冷蔵庫→シンク→まな板(作業台)→コンロ」という動線になるよう配置を考えましょう。

そして、キッチンの入り口から見て手前に配置すると、誰でも冷蔵庫を使いやすくなります。

キッチンの奥に配置すると、誰かが調理中の後ろを通って冷蔵庫まで行くことになります。狭いキッチンでそうなると不便ですよね。

調理中、冷蔵庫からすぐに物を取り出せる位置と、みんなが使いやすい位置にあるのがベストです。

そもそも冷蔵庫はどこに配置するように考えられているかというと、キッチンのスタイルによって違いがあります。

まずはキッチンのスタイルを知って、冷蔵庫の配置を考えてみましょう。

キッチンスタイル

キッチンスタイルは次の3種類があります。あなたの自宅キッチンはどの種類でしょうか?

  • 壁付型
  • ペニンシュラ型
  • アイランド型

壁付型は、キッチン全体を壁面に設置する方法です。一戸建てでも見ることができますし、団地やワンルームなどの間取りでもよく取り入れられていますね。

ペニンシュラ型は、キッチンの一部を壁面に設置している方法です。

コンロ側が壁と接地しており、コンロ前を壁やガラスで区切り、シンク側は、カウンターや何も置かないスタイルのキッチンです。

アイランド型は、キッチンを壁面から切り離して設置しているスタイルです。海外でよく見るキッチンのイメージでしょうか。

シンクだけ、コンロだけ切り離す場合もありますし、両方を壁から切り離している場合もありますよ。

キッチンスタイルを知ったら、次は、実際に冷蔵庫の配置を考えてみましょう。キッチンスペースを狭いと感じる、壁付型、ペニンシュラ型で考えます。

壁付型キッチンの冷蔵庫の配置

壁付型は、ダイニングに対し背中を向けて料理をするイメージを考えてください。

キッチンスペースを個室のように設けている間取りもあります。この場合は、キッチンスペース内に冷蔵庫や食器棚を配置することができるようになっています。

しかし、ダイニングと繋がった壁付型になると、どこに冷蔵庫を置くと良いでしょうか?

キッチンスペースとダイニングの境が明確でないため、どこまでキッチンスペースと考えるか、が問題になります。

ダイニングは食卓を囲む場所になるので、家族や主にキッチンを使うあなたがどこに冷蔵庫を置くと使いやすいかを考えると良いと思います。

例えば、子供が冷蔵庫からお茶を取り出しやすい位置を優先する、もしくは、子供が触ってしまわないように配置する、ということが考えられますよね。

一人暮らしであれば、調理中以外の使い勝手を優先してもよいと思います。必ずしもキッチンに隣に置くと決まっているわけではありません。

リビングダイニングで作業することが多い場合は、立ち上がったらすぐに冷蔵庫に手が届くように配置することもできます。

間取り図を見てみると、写真の間取り図のようにキッチンの隣に冷蔵庫を配置することを想定しているものがあります。

その場合は、コンセントも想定位置に取り付けられていますので、「冷蔵庫はそこに置く」ということがわかりますよね。

しかし、キッチンスペースが決まっていないため、自由に配置できるというのが壁付型の利点です。

キッチンスペースとダイニングの境界を作りたい、と考える場合は、食器棚や作業台を使いカウンターのようにすると良いですね。

ペニンシュラ型キッチンの冷蔵庫の配置

ペニンシュラ型キッチンは、対面型キッチンをイメージしてください。このペニンシュラ型は、キッチンを片側に寄せることで、通路を確保する目的もあります。

マンションではこのペニンシュラ型が多いですよね。玄関からリビングへの廊下、扉を開けると、右か左のどちらかにキッチンがあります。

このペニンシュラ型キッチンはキッチン後方に食器棚や冷蔵庫を配置することを想定しています。ですので、キッチンスペースとして食器棚や冷蔵庫の配置スペースは確保されています。

しかし、この形状がキッチンスペースを明確にしてしまうため、配置次第でキッチンが狭いと感じてしまうのです。

壁付型キッチン同様に、冷蔵庫を想定した位置にコンセントが設置されていますが、その通りに置くと、場合によってはキッチンが狭くなってしまうのです。

例えば、コンロの後ろに冷蔵庫を配置したとしましょう。調理中冷蔵庫から何かを出そうとしたとき、扉は問題なく開けられますか?

火を使っていますよね。無理な体勢で開けることになると、火傷の危険性もあります。

つまり、ペニンシュラ型キッチンは冷蔵庫の配置によって、キッチンスペース内の通路を狭くしてしまうのです。

このような場合は、通路側に冷蔵庫を配置すると良いですよ。シンクの後方になりますので、やけどなどの危険性はなくなります。

通路側に冷蔵庫を配置することで、食卓から近い位置に冷蔵庫がありますので動線としては使い勝手が良くなることも考えられます。

冷蔵庫から食品を出す時も、コンロよりも作業スペースやシンクが近いほうが安全ですし、効率も良いですよね。

また、コンロの後ろを想定している間取りの場合に、わざと冷蔵庫スペースを確保している間取りもあります。コンロ後ろが冷蔵庫分凹んでいるのですね。

このような間取りだと、狭いキッチンスペースでも不便なく冷蔵庫を配置できますし、食器棚のスペースも確保できます。

ペニンシュラ型キッチンで冷蔵庫を配置するときは、扉の開閉の向きを変えることで対応することもできます。コンロに対して横向きに冷蔵庫を配置するのですね。

こうすることで、火元から離れて冷蔵庫の開閉ができます。しかしこの場合、希望サイズの食器棚が置けない可能性があることも考えていきましょう。

冷蔵庫の厚みに加えて、扉の大きさと開閉するあなたのスペースが必要になりますよね。それを含めて、食器棚のサイズを選ぶようにしてくださいね。

狭いキッチンにおすすめの作業台を紹介!

キッチンが狭いと作業スペースも限られてしまいますよね。作業スペースがとれないと、調理を効率よく行うことが難しくなってしまいます。

実は、狭いキッチンであっても作業台を使うことで、作業スペースを確保することができるのです。

ここでは、作業台として使えるアイテムを紹介します。

山崎実業 折り畳みガスコンロカバー

キッチン自体が狭い場合、ガスコンロやシンクも作業スペースとして利用できないの?と考えてしまいます。その悩みを解決してくれるアイテムです。

ガスコンロにかぶせるように設置する作業台です。折り畳みもできるので収納場所も困りません。なによりも、作業スペースが広がったことで料理のストレスが減りますよね。

壁付型でも、ペニンシュラ型であってもどちらにも利用でき、一口コンロ用、二口、三口コンロ用もあります。使い方次第で、効率よく調理ができますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

あとちょっと足りない!というときにスペースを作ってくれますよ♪

maino 折りたたみキッチンワゴン

こちらは、キッチンと別に作業台を作るアイテムです。キャスター付きのキッチンワゴンです。

なんと幅が37㎝で、キッチンの隙間に置くことも可能なのではないでしょうか。天板が折りたたみ式ですので、作業内容に合わせて広く使うこともできます。

天板の素材がメラミン樹脂加工となっていますので、お手入れも簡単なのはうれしいですね。壁付型でもペニンシュラ型でも移動させながら作業スペースを確保できます。

また、天板の下部分は収納となっていますので、そこも利用できますよ。稼働棚となっていますので、何を置くかで棚の高さを変えられます。

そして、稼働棚固定のサイドバーもS字フックを使うと小物をかけることが可能なのです。細かいところにも気を配ったワゴンですね。

作業スペースも取れて、収納もあって神アイテム!

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狭いキッチンで食器棚を活用する方法を紹介!

狭いキッチンの悩みは、冷蔵庫の配置だけではありませんよね。食器棚を置くかどうか、も頭を抱える問題です。

家族構成次第で食器の数も増えますし、キッチンに電子レンジや炊飯器の家電を置くとなると、このスペースも考えなければなりません。

狭いキッチンだからこそ、食器棚を活用して、作業台や家電スペースを確保できるのです。ここでは、おすすめの食器棚を紹介します。

白井産業 食器棚 カップボードチェローネ

上段に食器、中央を家電、または作業台として、下部も収納スペースのある食器棚です。こちらの魅力は、何と言ってもコンパクトであることですね。奥行きが29.4㎝、幅も56.6㎝です。

ペニンシュラ型でキッチン後方に設置しても、十分なキッチンスペースが確保できます。

キッチンが狭いと家電を置くスペースも悩ましい問題ですが、このように配置スペースを確保した家具があると良いですね。

冷蔵庫の隣に配置したとしても、1.3mほどのスペースがあれば十分配置が可能になります。

作業台の確保を先にお話しした、コンロカバーやキッチンワゴンを使うことでキッチンスペースを広げすぎずに活用できます。

山善 食器棚

こちらは一人暮らし用ということで小さな食器棚になります。ありがたい機能は、扉が左右付け替えられることですね。

「引っ越して初めて、今まで使っていたものが使えないことに気付いたから、食器棚を買い換えることになった」というお話を聞くことがありました。

キッチンの仕様が変わると、今までの扉の開き勝手に違和感を感じることがあるのですね。その場合に付け替えられるというのはとても細かい配慮がされているなと感じます。

こちらはスリムな食器棚なので、家電を置くスペースを考える必要があります。

しかし幅が32㎝ですので、既に取り付けられている家具と冷蔵庫の隙間に置くことも可能です。

狭い隙間にこの食器棚を置いて、家電はカラーボックスなどを使うとあなたの使いやすい配置にすることができますよ。

オリジナルの食器棚を考える

住んでいる家の間取りによって、キッチンが狭いか広いか、冷蔵庫や食器棚の配置作業台の有無が変わりますよね。

「市販品で探しても、好みのものが見つからないんです!」とあなたが考えるのであれば、最後の選択肢は、オリジナルの食器棚を作ってもらうことです。

自分の好みや、用途を伝えて専門の方と一緒に考えていくことができます。

私はリフォームのご希望を伺うことがあるのですが、こちらはお子さんが大きくなり一緒にご主人、お子さんも含めてお料理をする機会が増えたお客様の要望をまとめたものです。

今のキッチンでは作業スペースが狭いからと、食器棚を備えた作業台を希望されたご家庭です。

家電を作業台下のスライド棚に置くことを想定し、ここにコンセントを設置するなど考えています。

また、奥様はゴミ箱を置くスペースも考えられました。作業台右下をゴミ箱スペースとしていますが、そのままゴミ箱が見えないように、ロールカーテンを設置したいという希望です。

これらは、実際の生活スタイルに合わせて考えますのでお客様も、どんなものがいいかイメージがはっきりしてこられます。

オリジナルの食器棚を作るとなると高額になるのでは?と思いますが、提案する価値はあります。

狭いキッチンをどのように活用するか悩ましいところではありますが、一度提案することであなたがどう使いたいか、どんな作業台やスペースがほしいのかがわかってきますよ♪

まとめ

  • 狭いキッチンでの冷蔵庫の配置は、調理の動線を考えるといい
  • 調理以外に冷蔵庫を使うことを優先するなら、キッチンの並びまたは通路側に置くと便利
  • 狭いキッチンの冷蔵庫の配置は、壁付型キッチンとペニンシュラ型キッチンで変わる
  • 壁付型キッチンはキッチンとダイニングの境界がないため、冷蔵庫の配置次第では狭いと感じない
  • ペニンシュラ型キッチンは、キッチンスペースが決まっているため冷蔵庫の配置次第では、キッチンスペースが狭いと感じてしまう
  • キッチン自体が狭い場合、作業台を確保するアイテムを使うことによって料理時のストレスが減る
  • 狭いキッチンに食器棚を置く場合、家電を置くスペースを重視するのか、作業スペースを重視するのかで変わる
  • 自分好みの作業台、食器棚が欲しいときはオリジナル家具の提案もある

狭いキッチンは冷蔵庫の配置をどうするか悩みますよね。冷蔵庫だけじゃなく、造り付けの家具がなければ、自分で食器棚を準備する必要もあります。

その食器棚が配置できるのか、家電はどこに置くのかなど、狭いキッチンだからこそ抱える悩みであるかと思います。

今回紹介した作業台や食器棚は、見た目もおしゃれですし収納もよく考えられています。キッチンが狭くても、使い勝手がよくなると料理の効率も上がりますよ。

「狭いし使い勝手が悪い」と考えるキッチンだと、なかなか料理をする気にもなりませんよね。

ぜひ今回紹介した冷蔵庫の配置や作業台、食器棚を使って狭いキッチンをあなた好みの使いやすいキッチンに変えてくださいね。

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