【保育士談】3歳の子どもが運動会で踊らないと変?大丈夫!まだまだ成長の途中!

育児
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幼稚園で1年に1回はある大イベントの運動会!子どもはもちろんですが、パパもママも大変楽しみにしている行事ですよね。しかし…。

他の3歳児たちは楽しそうに踊っているのに、うちの子ったら踊らない…。

家での運動会練習では完璧に踊れていたのにどうして?

そう思われた経験はありませんか?要因はしつけの問題か、発達の問題かと不安になりますよね。でも安心してください。

3歳児が運動会で踊らないことはよく見られます。原因は、緊張していることや踊りが好きでないことです。幼児の成長は個人差が大きいので、大丈夫!まだまだ成長の途中です。

それでは3歳の子どもが運動会で踊らない理由と、どう関わっていくのがよいのかを、私の保育士としての経験をふまえてご説明していきますね♪

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3歳児が運動会で踊らないことはよくある。

幼稚園に入園して、初めての運動会。親にとっても子どもにとっても、ワクワクとドキドキが重なる緊張感があります。

幼稚園1年目の年少児である3歳の子どもたちは、音楽に合わせて、踊りを披露することが多いです。

幼稚園では、一生懸命に周りの子ども達や、前でお手本を見せている先生の真似をします。家でも運動会の踊りで使用する曲を流して、一緒に歌って練習も重ねていました。

それなのに楽しみにしていた本番では、自分の子どもだけが運動会で踊らず、立ち尽くしています…。親としてはショックですよね。

周りの子どもたちは楽しそうに踊っているのに、自分の子どもは何もせず立っている状況を見て、しつけの問題なのか、発達に問題があるのかなど、考えてしまいますよね。

しかし、安心してください。3歳児が運動会で踊らないことは、私の経験からも毎年数人見られ、珍しいことではありません。

理由は緊張していることや、踊りが好きでないことからです。それではその理由について、詳しくご説明していきます♪

緊張しているから

3歳の子どもが運動会で踊らない理由の1つ目は「緊張しているから」です。

運動会は年少児にとって大きなイベントです。運動会は大体10月など、秋に行われることが多く、それまでのイベントとなれば、誕生日会や公開保育などです。

誕生日会はその月に誕生日がある保護者のみの参観で、公開保育もクラスごとに行われるので、クラスの保護者のみの参観です。

しかし、運動会となればどうでしょうか。全学年のお母さん、お父さんが見にいきます。いつもは参加できない兄姉や祖父母まで見にいくご家庭も中にはいらっしゃいます。

そうなれば、年少児にとっては初めての大舞台となる訳です。周りの話し声や歓声、ビデオカメラの視線なども初めてのこと、それは緊張して踊れなくなるのもしっくりきますよね。

こんな大勢の前で「踊りを披露してください」と言われれば大人でも緊張します。まだ生まれて3〜4年の子どもたちが緊張するのも、当たり前のことですね。

他の子は同じ環境で踊れているのに…、と心配になるかもしれませんが、成長にも性格にも個人差があります。ですので、他の子と比べて不安になることはないですよ。

緊張や恥ずかしさを感じることも、立派な成長の一つですし、その経験も今しかできない大切なものです。

お子さんから感想を聞いて、何をどう感じたのか、運動会での気持ちを共有するといいかも知れないですね。

踊りが好きでないから

3歳児が運動会で踊らない理由の2つ目は「踊りが好きでないから」です。

3歳の子どもでも人間です。それなりに好き嫌いはあり、踊りが苦手、嫌いな子も出てきます。何とか好きになってもらおうと先生たちも色々な工夫をします。

しかし最後まで好きになれない子や、一度失敗してしまうとやらなくなってしまう子は一定数います。そういった子は本番で踊らないことが多いです。

しかし、幼児期の発達の成長は個人差が大きいです。緊張して踊れない子も、年長児の頃には慣れて踊れるようになります。

私が見てきた踊りが好きでない子も、年長児の頃には周りに合わせることを覚えて、踊れるようになった子がほとんどです。

それも考えると、3歳の子どもが運動会で踊らないことは、まだまだ成長の途中であるという証ですね。

ちなみに、発達の成長は小学1-2年生で大体同じ程度になると言われています。

その頃にも、周りと比べて違和感を感じるようでしたら、発達障害を疑ってもいいかもしれませんが、幼児期は発達スピードの差が大きいものです。

ですので、今の時期は過度に心配しなくても大丈夫ですよ。

運動会で踊らないというのは、まだまだ成長の途中であり、恥ずかしがって固まっている姿も今だけしか見られないと思うと、かわいいですよね。

次に、そもそも3歳児が運動会を行う意図は何なのかを説明していきます!お子さんにまだ不安があるあなたも、ねらいを知ることで更に安心できますよ♪

3歳児の運動会でのねらい

園では、運動会でのダンスや競技を通して、子どもたちに何をどう学んだり、育んだりしてもらうのかについて必ず考え、ねらいとします。

年齢によって発達状況が違い、それによってねらいは変わってきます。3歳児の運動会のねらいを見ていく前に、それぞれの年齢別に発達の主な特徴を見ていきましょう。

以下が詳細です。

年齢 発達の主な特徴
3歳児
  • 自我がはっきりしてくる
  • 友達と関わることが多くなるが、同じ遊びをそれぞれ別で楽しんでいる
  • 基本的な運動機能が伸び、ほぼ自立できる
4歳児
  • バランス能力が発達する
  • 仲間とのつながりが強くなり、けんかが増える
  • 感情が豊かになり、人の気持ちを考えて我慢ができるようになる
5歳児
  • 基本的な生活習慣が身につき、運動機能はますます伸びる
  • 仲間と共に活発に遊んだり、仲間の中の1人として意識して行動できる
  • 自分なりの考えを持つ

3歳の特徴として、食事や衣類の着脱、運動機能等、自分でできることは増えてきます。

そして友達との関わりも多くなりますが、まだ1つの遊びを友達と一緒に行うことは少なく、一緒にいるけど別々の遊びをしていることが多いです。

そのため、3歳児の運動会のねらいは、「体を動かすことの楽しさを友達と一緒に楽しむ」となります。

そして4歳や5歳になって、友達と協力することや自分の力で行いきることなどが加わってきます。

3歳児の運動会のねらいは「楽しむこと」なのです。立ち尽くしていたとしても、踊りきれていなかったとしても、本人が楽しめてれいればよいのです。

大人が思うことと、子どもが思うことには違いもあり、どれだけ運動会中に固まっている子でも、教室では「楽しかった!」とニコニコしていることが多いです。

運動会が終わったら、ぜひ本人に感想を聞いてみてくださいね。

そして5歳になると仲間のうちの1人として意識した行動が取れるので、緊張や苦手意識があっても、団体として披露することを頑張るように成長します。

ですので、3歳では本番だけでなく、練習を通して友達と一緒に体を動かして楽しむこと、これができていれば十分育まれるべき心が育っていますよ♪

それでは次に、3歳児が運動会で踊ることができなかった後に、どう対応していけばよいかということについて、説明していきます。

3歳児が運動会でできないことがあっても褒めていこう

3歳児が運動会でできないことがあっても、褒めていきましょう。

踊りができなかったとしても、「ずっと見てたよ。一生懸命頑張っていたね」とお子様の頑張りを認める声かけをしていきましょう。

そうすることで、「上手く踊れていなくても大丈夫なんだ」と安心します。

もし、ここで「うまく踊れていなかったね」と声をかけてしまうと、「上手く踊らなきゃダメなんだ」と運動会に対して、抵抗を覚えてしまう可能性があります。

3歳児が運動会で踊ることができないとしても、「うまく踊れていなかったとしても、一生懸命に頑張ること、楽しむことが大事なんだ」ということを伝えていくことが大切です。

それでは、参考に褒め方の例を紹介します。

褒め方の例
  • 「よく頑張ったね。毎日の練習お疲れ様!」
  • 「見てたよ。〇〇な動きしてたね!(具体的にしていた動き)上手だったよ」
  • 「緊張してたね。そんな中、最後までグラウンドに残ってたの偉かったよ」
  • 「〇〇君(ちゃん)なりに一生懸命頑張ってたね。分かってるよ」

よかったら参考にしてみてください♪途中で抱っこをしてもらっていたり、踊りを止めてしまったりしていても、何かお子様が頑張ったことがあると思います。

そこを見逃さずに認め、褒める声掛けが大事ですよ。

ねらいは「楽しむこと」でしたね。見返りや結果を求めず、一生懸命に練習して、本番を迎えたことに対して褒めていきましょう。

そうすることでお子様の自己肯定感も育まれ、徐々に自信をもって運動会で踊りを披露することができますよ。

また他の競技も同じで、かけっこで最下位だったとしても、「一生懸命に走り切っていたね。かっこよかったよ」とお子様の頑張りを褒めましょう。

保護者に必要なのは、子どもの成長スピードが周りより遅くても、待つことができるおおらかな心ですね。

以上が、3歳児が運動会で踊らなかった時の対応方法です。3歳児が運動会で踊ることができないとしても、頑張った経過に対して褒めることが大切です。

まとめ

  • 3歳児が運動会で踊らないことはよくある
  • 3歳児が運動会で踊らない理由は緊張しているから
  • 3歳児が運動会で踊らない理由は踊りが好きでないから
  • 幼児の発達スピードは個人差が大きい
  • 3歳児の運動会でのねらいは「楽しむ」こと
  • 3歳児が運動会で踊りができないとしても、頑張った経過を認めて褒めるとよい
  • 保護者に必要なのは子どもの成長を待つおおらかな心

3歳児が運動会で踊らないことはよくあることです。理由は、大勢の前で踊りを披露することに緊張しているためと、踊りが好きでないためでした。

また幼児の発達スピードは個人差が大変大きく、同じ3歳でもできることに差が出てくるのが普通です。保護者に必要なのは、子どもの成長をじっくりと待つおおらかな心です。

子どもが楽しめたかどうか、練習を含めて頑張ったのかどうかに着目して、行いを認めて褒めてあげてください。

大好きなママやパパ、お兄ちゃんやお姉ちゃんに褒められると、安心感や自己肯定感が育まれ、徐々に緊張しなくなったり、踊りが好きになったりしますよ。

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