ご飯を炊いた後、余ったご飯を小分けにして冷凍するのがめんどくさいと思ったことはありませんか。
私はこの作業が大嫌いなんです。保温しっぱなしでは固くなるし、ご飯を冷凍したとして、その日のお腹の空き具合によって、解凍したご飯の量が多く感じたり少なく感じたり。
こんな毎日から解放されたいと思い、保温機能の評判がいい炎舞炊きのについて調べてみました。
すると、炎舞炊きモデルの中でも1番安価なNW-PVモデルが長時間保温しても固くなることなく美味しいという声が多く見られました！
その他保温時の注意点や電気代まで徹底調査したので、この記事を読めば、自分にあったモデルを選べるだけでなく、冷凍ご飯の小分け作業やご飯が固くなることから解放されるでしょう。
炎舞炊きを活用してもりもり美味しいご飯を食べましょうね！
炎舞炊きの保温はご飯が固くなる!?モデルごとの特徴や保温の口コミを徹底調査!!
炎舞炊きには大きく分けてNW-FB、NW-PV、NW-UTの3種類が存在しています。
| 炎舞炊きモデル | 価格 | ポイント |
NW-FB | 5.5合炊き：148,500円（税込） 1升炊き：156,200円（税込） | 【炊きたての美味しさ重視】 最高峰モデル 2023年6月21日発売 |
NW-PV | 5.5合炊き：96,580円（税込） 1升炊き：104,280円（税込） | 【保温後の美味しさとコスパ重視】 安価モデル 2023年7月21日発売 |
NW-UT | 4合炊き：121,000円（税込） | 【コンパクト重視】 4合炊きモデル 2024年1月21日発売 |
それぞれのモデルの保温について調べたところ、ご飯が固くなることなく美味しく食べられたという声が1番多かったのは、1番安価なNW-PVでした。
ここでは、NW-FB、NW-PV、NW-UTの3種類の特徴と保温に関する口コミを紹介します。
NW-FB【5.5合炊き:148,500円(税込)/1升炊き:156,200円(税込)】
NW-FBの保温についての口コミは、下記のようなものがありました。
- 時間が経っても美味しい
保温に関する口コミに絞って調査したため、口コミ数は少ないです。
一方で炊きたては桁違いに美味しいという口コミが多くありました。保温に関して悪い口コミは確認できませんでした。
このモデルの特徴としては、炎舞炊きシリーズの中でも最高峰モデルということです。
2023年6月21日に最新モデルが販売されました。調べたところ、3種類の中でこのモデルの流通量は2番目に多い印象です。
価格は5.5合炊きで税込み148,500円と最高峰モデルにふさわしい価格帯となっていますね。
NW-FBの保温時間について表にまとめました。白米と金芽米に限り、極め保温機能で最大40時間まで保温できます。
保温に関して無洗米の金芽米まで対応できるようになっているのも特徴の一つです。
| 白米 | 金芽米 | 雑穀米・麦ご飯 | 玄米・発芽玄米 | |
| 極め保温 | 40時間まで | 40時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
| 高め保温 | 12時間まで | 12時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
ポチップNW-PV【5.5合炊き:96,580円(税込)/1升炊き:104,280円(税込)】
続いて、NW-PVの保温についての口コミは、下記のようなものがありました。
- 保温を24時間使用してもふっくらしており美味しく食べれた。
- 抑えめ保温機能が最高！長時間保温しても美味しい
- 1時間くらいの保温であれば炊き立て状態
保温に関してご飯が固くなるといった悪い口コミは確認できませんでした。
調べたところ、2023年7月21日に販売されていて、3種類の中でこのモデルの流通量が最も多い印象で、口コミも豊富でした。
炊き立てについては、文句なく美味しいという口コミが多くありました。
このモデルの特徴は価格は税込み96,580円とこの3種類の中では1番安いモデルだということです。
NW-PVの保温時間について表にまとめました。白米に限り、極め保温機能で最大40時間まで保温できます。
| 白米 | 雑穀米・麦ご飯 | 玄米・発芽玄米 | |
| 極め保温 | 40時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
| 高め保温 | 12時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
ポチップNW-UT【4合炊き:121,000円(税込)】
発売されてから日が浅いNW-UTは、保温についての口コミは確認できませんでした。
このモデルの特徴は4合炊きのコンパクトサイズであるということです。
2024年1月21日に販売されたばかりで、3種類の中でこのモデルの流通量が最も少ないです。価格は税込121,000円となっています。
NW-UTの保温時間について表にまとめました。白米に限り、極め保温機能で最大30時間まで保温できます。他のモデルに比べて10時間ほど保温時間が短いですね。
| 白米 | 雑穀米・麦ご飯 | 玄米・発芽玄米 | |
| 極め保温 | 30時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
| 高め保温 | 12時間まで | 12時間まで | 12時間まで |
口コミもなく判断が難しいですが、価格の割に機能がNW-FBに劣るので、2万円ほどの差であれば、NW-FBを購入した方がコスパが良さそうな印象です。
炎舞炊きの3種類のモデルとも、ご飯の保温時間は、白米・雑穀米・麦ご飯・玄米など種類によって違います。
最も長時間保温できるのが白米ですが、その他については最長でも12時間までしか保温できません。
健康を意識して雑穀米等を食べている人は、白米と同じように保温するとご飯が固くなる可能性があるので保温時間には注意が必要です。
ちなみにNW-UTについては、白米の保温時間は最長で30時間なのでこちらも合わせて注意してください。
ポチップ炎舞炊きの保温の温度はどれくらい?
炎舞炊きシリーズの保温温度は約60℃〜約73℃に設定されています。
極め保温は60℃、高め保温は73℃です。保温機能が優れている炎舞炊きシリーズですが、使い方を間違えるとご飯が美味しいままキープすることができません。
ここでは、保温機能を最大限に有効活用するためにも保温の際に注意したいことをまとめました。
保温温度の理由は?
高温での保温は細菌が増えるのを防ぐことができますが、水分が蒸発しやすく黄ばみやすいので、長時間保温には向きません。すぐ食べてしまうか、小分け冷凍をしましょう。
長時間保温する場合は、食味が低下しにくい温度の極み保温を活用してくださいね。
炊飯器メーカーの多くは、雑菌の繁殖を防ぐため、炊飯器の保温温度を60度以上に設定しています。
- 象印 60〜73℃
- パナソニック 60〜74℃
- 三菱電機 60〜74℃
- 日立 64〜75℃
- タイガー 72℃
- シャープ 67〜73℃
- アイリスオーヤマ 75〜85℃
また、高温すぎると黄ばみの原因であるメイラード反応という化学反応が起きてしまうため、上限は約75℃以下となるように設定されているようです。
頻繁に蓋を開け閉めしない
保温している間の蓋の開け閉めは、最小限にしましょう。
雑菌の侵入と釜の内部温度が下がることを防ぐことができます。
釜の内部温度が下がってしまうと、加温することになるので、底の方にあるご飯に熱が加わり、固くなりやすく、味の低下にもつながります。
冷えたご飯を入れない
炊飯器の中にあるご飯より低い温度になってしまったご飯を戻さないようにしましょう。
ご飯の温度が低くなり、加温がスタートしてしまいます。
また、一見きれいに見える食べ残しのご飯を炊飯器に戻すこともおすすめできません。雑菌が付着しているため、炊飯器に戻すことで、炊飯器の中で雑菌が繁殖してしまいます。
しゃもじを炊飯器の中に入れない
バタバタしていると、つい炊飯器の中に忘れがちなしゃもじ。
実はしゃもじの持ち手には手に付着している雑菌がついてしまっています。
しゃもじを炊飯器の中に入れることで、しゃもじの持ち手についている雑菌を育ててしまうので、忘れずに炊飯器の外に出しましょう。
長時間保温するなら白米!
実は、長時間保温に向いているのは白米のみで、それ以外のお米は長時間保温が向いていないのです。
発芽玄米、玄米、雑穀米、分づき米、麦ご飯、もち米これらのお米を炊いた場合は保温時間の上限内で食べ切るか、冷凍してしまいましょう。
また、炊き込みご飯、おかゆもまた長時間保温は控えた方がいいでしょう。
炊き込みご飯の長時間保温は匂い移りの原因になり、おかゆは水分が多いが故に傷みやすいです。
保温時間を守る
メーカーが推奨している保温時間は守りましょう。この時間を超えてしまうと味の低下やご飯の固さに影響が出るだけでなく、傷むリスクがあります。
保温時間の上限内で食べ切るか、冷凍してしまいましょう。
低温調理機の代わりになる?
炊飯器の保温機能は低温調理機の代わりにすることには向いていません。
炎舞炊きの保温温度は60℃〜73℃ですが、この温度帯は低温調理としては高すぎます。
また、保温機能は本来ご飯を安全に美味しくキープするためのものなので、釜内の温度が下がれば加温されるなど、低温調理機と違い、一定の温度を保つことができません。
保温機能ではなく、炊飯機能を活用した料理をすることをおすすめします。
炎舞炊きの保温時の電気代はどれくらい?
炎舞炊きの保温機能を使用している時の電気代は炊飯よりは安いですが、7.5〜10時間保温すると、炊飯1回分の電気代に到達します。
炎舞炊きモデルの電気代を比較すると、モデルによって炊飯時や保温時にかかる電気代が異なる事がわかります。
| 炊飯時電気代 | 保温時電気代 | 炊飯時の電気代になるまでの時間 | |
| NW-FB（最高峰モデル） | 5円 | 0.5円 | 10時間 |
| NW-PV（低価格モデル） | 4円 | 0.5円 | 8時間 |
| NW-UT（コンパクトモデル） | 3円 | 0.4円 | 7.5時間 |
電気代の面から見ると保温時間は7.5〜10時間以内とし、それ以上になりそうなときは冷凍保存する方がお得ですね。
炎舞炊きの保温時間は白米で最大40時間、その他のご飯は最大で12時間なので、7.5〜10時間を目安にご飯を冷凍保存すると、ご飯の品質も保てるので、一石二鳥かもしれません。
まとめ
- 炎舞炊きシリーズのうち、ご飯が固くなることなく美味しく食べられたという声が1番多かったのは、1番安価なNW-PV
- 白米はNW-FB、NW-PVなら最大40時間、NW- UTなら最大30時間保温が可能
- 玄米や雑穀米など白米以外の保温時間は最大で12時間
- 象印の炊飯器の保温温度は約60℃〜約73℃
- 保温中は炊飯器内の温度を保つために必要以上に蓋を開けない
- 低温調理機の代わりにすることはできない
- 炎舞炊きの電気代は炊飯1回あたり0.5円程度
- 保温を10時間未満にすると電気代がお得
炎舞炊きシリーズの中でもNW-FB、NW-PVのモデルは口コミを確認したところ、長時間保温しても美味しいとあったので、ご飯が固くなることなく美味しく食べれそうという印象です。
中でも価格が最も安いNW-PVのモデルが手に取りやすいですね。
40時間も保温できるということで、これで冷凍するためのご飯の小分け作業から解放されるし、その日のお腹の空き具合に合わせてご飯の量を選べます！
感激です！保温し過ぎてカリカリにご飯が固くなる炊飯器を今すぐ手放して、炎舞炊きNW-PVで美味しいご飯をもりもり食べようと思います。
ぜひあなたも保温で固くなることのない美味しいご飯を食べて幸福度を高めちゃいましょう！
コメント