推しの子が炎上しています。なぜかというと木村花さんが自死に至った経緯と推しの子の第6話の内容に酷似している部分があるからです。
しかし理由はそれだけではなく、複雑な要因とタイミングが重なってしまっていることにあります。さらに日本だけではなく中国でも推しの子は炎上しているようです。
一体なぜなのでしょうか。この記事では推しの子の炎上についての理由を深ぼった後に、時系列で炎上の流れを示しています。
私はこの記事を書きながらSNSの使い方を今一度みんなで考え直すべきだなぁと感じました。ぜひこの記事を最後まで読んで、推しの子の炎上がなぜ起こっているのかをマスターしてくださいね。
推しの子が炎上しているのはなぜ!?
推しの子がなぜ炎上しているかというと、推しの子第6話の内容がプロレスラー木村花さんの自死に至った経緯と酷似しているからです。
木村花さんは2020年、社会人の男女が共同生活をして、話が進んでいく恋愛リアリティ番組の「テラスハウス」に出演していました。
そしてテラスハウスの出演中に、他の出演者に向かって帽子を投げ捨てたことがきっかけで、SNSで誹謗中傷が起こって炎上し、自死に至りました。
推しの子の第6話「エゴサーチ」でもこれと同じような展開で炎上が起こっています。まず主人公たちが恋愛リアリティ番組に出演しています。
そして主人公が出演中に、他の出演者に向かってネイルで顔を傷つけたことがきっかけで誹謗中傷に合い、自殺未遂をします。
推しの子では和解に至っており、結末は違っていますが、このアニメを見て木村花さんを思い出した視聴者は多そうですね。
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推しの子が炎上した流れのまとめ
推しの子が炎上した理由は、アニメの内容と木村花さんの自死への経緯が似ているだけではないのです。色々なことが重なっているため1つ1つまとめながらお伝えしていきますね。
実は推しの子の第6話の放送後に木村花さんの母親が、アニメを軽蔑するといった内容のツイートをしています。実際にあった話を使われていると主張されている内容です。
それを見たネット民たちがツイッター上で、内容が酷似していることの賛否について議論を白熱させ、炎上したという流れがあったのです。
色々なことに飛び火が飛び火していって、ことが大きくなっている感じがありますね。
また2020年1月に作画担当者は恋愛リアリティ番組が苦手な中、テラスハウスを嫌々見させられていたとツイートしています。事実は不明ですが今後の作品作りのためにといったことでしょうか。
第6話のシナリオ工作のタイミングがわからないですが、木村花さんはその4ヶ月後の2020年5月23日に亡くなっています。
こんなにタイミングが重なることってある…!?
その1ヶ月後の2020年6月に原作者が、「狙ったわけじゃないので、色々タイミングって重なるもんだなーって感じで読んでください」とツイートしています。
そしてその5ヶ月後の2020年11月5日から26日にかけて第6話がジャンププラスで掲載されています。
後に、木村花さんの母親は取材で語った詳細がそのまま推しの子に使われていると指摘していますが真相はわかりません。
また5月17日にアニメが放送されたことに対しても、木村花さんが自死に至った日付(2020年5月23日)と近いことも炎上していた理由の1つです。
このように炎上に至るまで色々なことが起こっていました。以上の流れを下の表にまとめてみました。
日付 | 出来事 |
2020年1月 | 作画担当者がテラスハウスを嫌々見させられる (作品作りのためか?) |
2020年5月23日 | 木村花さん自死 |
2020年6月 | 原作者が「狙ったわけじゃないので、色々タイミングって重なるもんだなーって感じで読んでください」とツイート |
2020年11月5日から26日 | 第6話がジャンププラスで掲載 |
2023年5月17日 | 第6話がアニメ放送(木村花さんの命日と近いことで不謹慎だと騒ぎになる) |
実際に恋愛リアリティ番組では世界で50人もの出演者が自死しています。木村花さんに限定した話ではなく、世の中で起こっている社会問題をテーマとした話ともとれます。
出演中に傷付けた対象の性別が違っていたり(花さんは男性出演者を、推しの子では女性出演者を傷付けています)、結末が違っていたり違う部分もあるのです。
そのため一概に木村花さんのことを模倣したというわけではなさそうですが、影響は受けていそうだなぁとまとめながら感じました。
よくないのはそれに対して原作者や被害者家族への誹謗中傷ですね。誹謗中傷をしている方々にとってはしている感覚もないのかもしれませんね。
SNSでの発言は世の中の誰もが目にすることができることをよく理解しておく必要がありますね。
推しの子の1話が炎上している中国
推しの子は日本では第6話が炎上していますが、中国では第1話が炎上しています。1話の話の「16歳のアイドルが未婚で妊娠する」という設定が原因です。
日本で炎上する前の段階で中国では推しの子が炎上していたんだね
このキャラクターの設定に対して、中国では「気持ち悪すぎる」という声が多くかかっています。
そしてネットで話題にあげて、ストーリー展開を変えてやろうと思う人が続々と増えた結果、炎上となってしまったようです。
中国では推しの子は正規配信されていません。それなのにこれほど話題になるのは、それほど作品が人気で注目されている証拠ですね!
中国でも日本でも本当に関心があってSNSで意見を述べている方もいるとは思います。
しかし騒ぎたい、注目を浴びたいという気持ちが先にあって、推しの子はただのきっかけだったという方も多いのではないでしょうか。
昨今は誹謗中傷や炎上が社会問題化し、自殺者を扇動してしまっている世の中です。
今一度SNSは公の場所であること、自身の発言に誰もが影響される可能性があることを重々理解する必要がありそうです。
まとめ
- 推しの子がなぜ炎上しているかというと、推しの子第6話の内容がプロレスラー木村花さんの自死に至った経緯と酷似しているから
- 木村花さんはテラスハウスの出演中に、他の出演者に向かって帽子を投げ捨てたことがきっかけで、SNSで誹謗中傷が起こり、自死に至った
- 推しの子では主人公が出演中に、他の出演者に向かってネイルで顔を傷つけたことがきっかけで誹謗中傷に合い、自殺未遂をした
- 出演中に傷付けた対象の性別が違っていたり(花さんは男性出演者を、推しの子では女性出演者を傷付けています)、結末が違っていたり違う部分もある
- 木村花さんに限定した話ではなく、世の中で起こっている社会問題をテーマとした話ともとれる
- 中国では第1話での「16歳のアイドルが未婚で妊娠する」という設定が原因で炎上している
- 中国で炎上しているのはなぜかというとキャラクターの設定に対して「気持ち悪すぎる」という声声や、またネットで話題にあげてストーリー展開を変えてやろうと思う人が増えているから
- 炎上するほど話題になるのは、それほど作品が人気で注目されている証拠
- 今一度SNSは公の場所であること、自身の発言に誰もが影響される可能性があることを重々理解する必要がある
推しの子がなぜ炎上しているかというと、木村花さんの自死に至った経緯が推しの子の第6話と酷似している部分があったからでした。
しかし一概に木村花さんのことをネタにしたというわけではなく、芸能人へのバッシングや誹謗中傷が自殺を扇動するといった社会的な問題をテーマにした話ともとれます。
あまりにも内容がリアルすぎて実際に被害に遭われた方やそのご家族の方が見ると、嫌な気持ちになるのも仕方がありませんね。
問題なのはそれをネタにさらにSNSで議論が白熱しすぎてしまうところではないのでしょうか。SNSは私的な場ではなく公的な場であることを今一度私たちは理解する必要がありそうです。
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