日常的にPCを使うなら、憧れる人も多いHHKBのキーボード。
職場で使いたいけれど、音がうるさいかも…。
とHHKBの打鍵音のうるささを、あなたも心配していませんか。
HHKBは種類や対策次第で、職場でもうるさい音を立てずに使うことができますよ。
『音ハラ』という言葉も生まれている現代社会では、キーボードの打鍵音も気を使ってしまいますよね。
私も職場でPCを使っていると、結構音が響くのでうるさくないか気になるときがあります。
特にHHKBのキーボードはお値段も高いので、買ってはみたけれど、うるさいと言われた…。何てことになりたくないですよね。
この記事ではHHKBのうるさい原因や対策について調べてみたことをまとめてみました。打鍵音の対策ができれば、あなたも職場で心置きなくHHKBが使えますよ!
HHKBは職場でうるさいと言われる?
HHKBはHappy Hacking KeyBoardの略で、今や高級キーボードの代名詞ですね。
リモートワークの急増により、キーボードにもこだわりたいという人が増えています。そのため、HHKBにも注目が集まっているのです。
私もPC触れる時間が増えて、疲れにくいキーボードがほしいと思い、調べるとHHKBにたどり着きました。
しかし、HHKBについて調べてみると、こんな口コミがありました。
- 思ったよりタイピング時の音がする
- まわりにうるさいと言われた
職場でもキーボードにこだわりたいけれど、まわりにうるさいと思われるのはいやだな…と思いますよね。
職場でHHKBを使いたいとお考えなら、静音化されているHHKB ProfessionalHYBRID Type-Sがおすすめ!
HHKB ProfessionalHYBRID Type-Sなら、職場でも音を気にせず、使うことができますよ。
HHKBは種類によっても、タイピングの音に違いがあります。どれを選ぶかも、うるさいと思われないためには重要です。
まずは、うるさい音の原因が何なのかを説明していきます。
HHKBがうるさい打鍵音の原因は?
そもそもHHKBの打鍵音でうるさいと感じるのは、どんな音なのでしょうか。HHKBでの主なノイズは3つあります。
- 底打ちした際に発生するノイズ
- 軸部から発生するノイズ
- スプリングに押し戻される際に発生するノイズ
それぞれ、どんなときに発生する音なのか、これら3つのノイズの解説をしていきます。
①底打ちした際に発生するノイズ
こちらは主に、キートップとボディの間やスプリングと基板の間で発生するノイズ、そしてキーボードから机へ反響するノイズです。
強くキーを打つことで『ドンドン』といった音として聞こえてきます。タイピングの力が強い人は出やすい音かもしれませんね。
静音化されたHHKB ProfessionalHYBRID Type-Sでうるさいと感じるとすれば、底打ちによって机に反響している可能性が高いでしょう。
私も急いでいるときはつい、力がこもって『どんどん』と音を出しがちです。
②軸部から発生するノイズ
こちらは、キーを押した時に、キートップとキーの受けとなる軸部分で発生するノイズです。
キーボードのキーは中にバネとそれを支える軸、そして軸に重なるキートップで構成されています。
キーを押したときに、そのキートップと軸とがぶつかり、ノイズが生じているようです。
ですが、調べてみると、こちらはノイズの割合としては少ないようで、実際にどんな音として感じるかはわかりませんでした。
③スプリングに押し戻される際に発生するノイズ
こちらは、キーを押してスプリングによって押し返されたとき(キーが戻ったとき)に発生するノイズです。
『カチャカチャ』といった音として聞こえます。打鍵音の中で一番うるさいと感じる音かもしれません。
確かに私も、うるさくならないように優しくタイピングしていても、『カチャカチャ』という音が響くのは気になります。これはキーが戻るときの音だったのですね!
こちらの音は主に、HHKB ProfessionalHYBRID Type-S以外のモデルで聞かれることが多く、ノイズの割合としても多いようです。
逆に言えば、それだけHHKB ProfessionalHYBRID Type-Sは静音化されているということがわかりますね。
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HHKBのうるさい音を静音化する方法
静音化モデルが優秀なことはわかっているけれど、やはり職場で使うには音が気になりますよね。
HHKB ProfessionalHYBRID Type-S以外をお使いでも、うるさいノイズを解決する方法はあります。
ですが、公式でおすすめしている方法ではないので、あくまで自己責任で行うようになります。
ここではHHKBのうるさい音の原因に対する対策を紹介します。
前章で説明したノイズの中でもよくみられていた
- 『底打ちした際に発生するノイズ』
- 『スプリングに押し戻される際に発生するノイズ』
に対する静音化方法です。では具体的にみてみましょう。
底に吸振マットを敷く
こちらは主に『底打ちした際に発生するノイズ』に対する改善方法です。
ですので、静音化されたHHKB ProfessionalHYBRID Type-Sを使っているけれど、ドンドンとした音が気になるという場合はこちらを試してみましょう。
この方法は、マットを敷くだけなので、簡単に対処できます。
HHKBには専用の吸振マットが販売されており、こちらを使うのがおすすめです。
キーボードの底面に貼り付けるタイプで、HHKB専用なのでサイズもぴったりです。
専用の吸振マット以外にも高性能なマットがあるのでチェックしてみてくださいね。
キートップ内に静音リングを取り付ける
こちらはうるさい音の一番の原因とされる『スプリングに押し戻される際に発生するノイズ』に対する改善策です。
既に使っているけれど、音が気になるというあなたや、中古品やクラシックモデルの購入を検討している方はこちらの方法もありますよ。
- キートップリムーバ/ドライバー/静音リングを準備する
- キートップを外す
- 本体のねじを外し、外枠、基盤、ラバードームを分解する
- 軸を外して、静音リングを取り付ける
- 分解したものを元に戻す
この方法はキートップを外して、キーの受けの部分に静音リングを取り付けて、戻すという方法になります。
キートップって外しても大丈夫なの?と思いますよね。外すこと自体は問題ありません。
ですが、静音リングをつける過程で中のパーツがなくなってしまったり、キーが元に戻せなくなるリスクがあります。
ですので、こちらはあくまでも自己責任で行うことになります。
キーボードの裏蓋を外すことで、保証の対象外になる可能性があることを理解しておきましょう。
私も手順を一通り見てみましたが、かなり手間に感じました。
またリスクもあり、細かい作業が得意ではない人にはおすすめしません。
ですので、これから購入や買い替えを検討中というあなたは、やはり静音化されたHHKB ProfessionalHYBRID Type-Sの購入がベストです。
しかし、既にお持ちで、職場利用のために静音化したいという方もいるでしょう。
そんなあなたは、上記方法を試してみるのもいいかもしれません。
あなたの相棒となるキーボードです。自分で手間ひまをかけて、改良することでより愛着がわくでしょう。
HHKBのうるさいはType-Sで解決!
ここまでHHKBのうるさい音の原因と対策を説明する中で、おすすめしてきたのが【HHKB ProfessionalHYBRID Type-S】です。
『カチャカチャ』とうるさい音を気にせずに使うなら、静音化されているType-Sがイチオシですよ。
HHKBを共同研究された東京大学の和田英一教授は、キーボードをこのように表現しています。
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
東京大学 名誉教授 和田英一
引用 Happy Hacking Keyboard | PFU
パソコンを買い替えても、キーボードは使い続ける一生ものをというのがHHKBのコンセプトです。
一生ものだからこそ、打鍵音や機能など満足のいくものを選びたいですよね。
ここではイチオシのType-Sの他、HHKBの現在発売されている種類を紹介します。
HHKB ProfessionalHYBRID Type-S
BluetoothとUSB Type-Cに対応したフラッグシップモデルとなります。主なスペックは以下の通りです。
- 静電容量無接点方式による心地の良いキータッチ
- 合理的なキー配列でショートカット操作も快適
- 持ち運びにも便利なコンパクトサイズ
- あらゆる場面で活躍できるBluetooth接続とUSB接続(Type-Cコネクター)対応
- キーマップ変更機能で自分専用にカスタマイズ
- 自分好みの角度にできる傾き調整機能
- シンプルでスタイリッシュな無刻印モデル
- シリーズNo1の静音性
【speed(高速タイピング性)】…キーのストロークがほかのシリーズに比べて短くなり、高速タイピング性が向上
【silent(静粛性)】…緩衝材をキー内部構造に加えたことで、キー打鍵音を従来のProfessionalシリーズより30%低減
人間の聴覚感度が高い周波数の2,500~5,000Hz領域帯のノイズが出にくいように改良されたことで、うるさい音が感じにくくなっています。
販売価格はシリーズの中でも最高級の32,000円(税抜)です。ですが、従来シリーズよりもキー打鍵音が30%低減されています。
これから購入を考えていて、できるだけうるさい打鍵音を抑えたい、というあなたは断然こちらがおすすめです。
また押下圧は変わらずに、キーのストロークが短くなるので、従来のシリーズよりも軽い力でタイピングができますよ。
疲れにくい上に打鍵音が抑えられているなんて、Type-Sは価格以外のデメリットはありませんね。私も買うならType-S一択です!
HHKB Professional HYBRID
Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)であらゆるデバイスに対応しています。
- 静電容量無接点方式による心地の良いキータッチ
- 合理的なキー配列でショートカット操作も快適
- 持ち運びにも便利なコンパクトサイズ
- あらゆる場面で活躍できるBluetooth接続とUSB接続(Type-Cコネクター)対応
- キーマップ変更機能で自分専用にカスタマイズ
- 自分好みの角度にできる傾き調整機能
- シンプルでスタイリッシュな無刻印モデル
キーマップ変更機能でキーのカスタマイズも可能で、シリーズの中でもコアなハイスタンダードモデルとなります。
Type-sと比べるとほぼスペックは同じですが、打鍵音やタイピングの高速性で劣ります。
こちらは販売価格は27,500円(税抜)と中間の価格帯で、こんな人におすすめです。
- 無線でも有線でも使いたい
- 打鍵音は気にしない
- キーをカスタマイズしてタイピングの効率をよくしたい
- できるだけ価格は抑えたい
在宅ワーカーや職場でも個室で利用される人なら、費用を抑えつつも高スペックのこちらがおすすめですよ。
HHKB Professional Classic
USB接続 (Type-C) のみのシンプルでスタンダードなモデルです。英語配列のみ販売で、カラーは白と墨の2種類と無刻印モデルがあります。
- 静電容量無接点方式による極上のキータッチ
- ショートカット操作に適した合理的なキー配列
- 持ち運べるコンパクトサイズ
- 高いクオリティを宿すパーフェクトなディテール
- リアルプロフェッショナルの証「無刻印モデル」
販売価格は23,000円(税抜)と、シリーズの中では一番お安くなっています。こちらはType-sと比べると『コトコト』とした音がするようです。
- 有線で使いたい人
- 打鍵音は気にしない人
- 費用を抑えたい人
Classicモデルの良さは、有線で安定的に使えることと費用が一番抑えられることですね。
職場では使いにくいかもしれませんが、音は気にせず、お手頃にHHKBを使いたい人にはおすすめですね。
スコスコ感を体験してみたい!
打鍵音といえば普通は『カチャカチャ』や『パチパチ』と表現しますよね。ですが、HHKBといえば『スコスコ』としたタイピング時の感触が有名です。
私も調べ始めたときは『スコスコ』って一体どんな感じ⁉と思いました。
こればかりは使った人にしかわからない感覚になりますが、HHKBで採用されている静電容量無接点方式に由来しています。
静電容量無接点方式は底までキーを押し込まず、軽いタッチで打つことができるのです。
そのためしなやかで心地よいタッチが『スコスコ』と表現されるのでしょう。
とはいえ、写真や紹介文だけでなく、一度触ってみないとわからない!というあなた。お試しできる方法はいくつかありますよ。
- 展示している店舗で試す…公式HPに展示店舗やイベントが紹介されています。
- Rentioでレンタルしてみる…HHKBを自宅にレンタルすることができます。
- セブンイレブンのATM…セブン銀行ATMのテンキーに静電容量無接点方式が採用されています
セブン銀行でも採用されているのは驚きです!確かにセブン銀行のテンキーは軽やかなタッチが印象にあります。
静電容量無接点方式の感触を確認するには手軽でよいですね。
また店舗やレンタルでお試しすると、うるさい音もどのくらいか確認できますよ。
↓展示店舗をチェック
↓こちらでレンタルしてみる!
まとめ
- HHKBは種類によってうるさい音がでるため職場で利用するには種類を選ぶ必要がある
- HHKBでうるさいノイズは、底打ち時のノイズ・筒部から発生するノイズ・スプリングに押し戻される際のノイズがある
- 底打ち時のノイズ音には吸振マットが効果的
- スプリングに押し戻される際のノイズ音は静音リングをつけることで静音化できる
- 静音リングの装着は手間がかかり、自己責任で行う必要がある
- HHKB ProfessionalHYBRID Type-Sは従来シリーズよりもキー打鍵音が30%低減されるので、職場での利用にもおすすめ
- HHKBは極限まで減らしたキーボードとスタイリッシュな見た目、タイピングの心地良さが特徴である
- 打鍵音や感触を試すなら展示店舗やレンタル、セブン銀行ATMで試すなどの手段がある
職場でうるさいと思われずに使うためには、HHKB Type-S+吸振マットが最強のようです。
HHKB ProfessionalHYBRID Type-S以外でも音が気になるあなたは、こちらで紹介した方法も検討してみてくださいね。
職場でHHKBを使えれば、仕事のパフォーマンス向上だけでなく、モチベーションも上がりますね!
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