【保育士談】3歳児が泣き止まないから気が狂いそう。放置がNGならどうしたらいい?

育児

3歳児が何をしても泣き止まないから気が狂いそうになる!そんな時は放置してもいいの?どうしたらうまく子育てができるんだろう…。

3歳児の子どもがこんなにも泣き止まないのは何かの病気や障害があるのか不安で気が狂いそう…。

このようなお悩みを抱えている親御さんのために、3歳の子どもが泣き止まない時の対応や発達障害との関係について、保育士の目線から記事をまとめてみました。

同じお悩みを抱えている3歳児の親御さんは本当にたくさんいらっしゃいます。気が狂いそうになるこの時期ですが、実は親子が共に成長できるチャンスの時期なのです。

ぜひ最後まで読んで、子育てを前向きに取り組めるようになってほしいと思っています。

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3歳の子どもが泣き止まないので気が狂いそうな時は距離を取る

子どもが泣き止まないので気が狂いそうな時ってありますよね。特に子どもが3歳の時に親は苦しめられます。

子どもが自分の気持ちを持てるようになったけど、言葉を覚えて言語で主張できるまでは成長しきれていない時期があります。その時期が大体3歳の頃なのです。

子どものことは愛していて大切で大好きだけど、あの手この手を尽くしても泣き止まないし、怒ったまま。そんな状態が毎日だと流石に親でも疲れる!

家事や仕事を終えた後は、親だって休みたいしゆっくりもしたい。そんな時に泣き声が止まないと本当に気が狂いそうになりますよね。

うまく表現できない子ども自身が1番辛いことはわかるのですが…。あまりにも長時間、何をしても泣き止まないと親側も気が狂いそうになって、まいってしまうのは当然のことです。

そんな時、大事なことは「距離を取ること」です。一概に距離を取ると言ってもさまざまな方法があります。1つずつご紹介していきますね。

1人の時間を作る

親になってから1人の時間はどれくらい持てていますか?意外と数えられるほどしかないのではないのでしょうか。

自分の好きなことをする、もしくは何もしない、何も考えない1人きりの時間を5分からでも作ってみましょう。

朝起きて、コーヒーを飲みながら好きなYouTubeを見る時間や瞑想をする時間、お花に水をあげる時間などちょっとしたひとときで大丈夫です。

それだけで子どもと向き合う時の心のゆとりが全く違ってきます。子どもと向き合う時に親側には心の余裕やゆとり、スペースがないとどうしても苛立ってしまいます。

決断を急かしたり、気持ちを押し付けたり、子どもの欲求をわかっていても意地になったり、面倒くさくなったりして満たしてあげられなかったりしてしまうものです。

私たち現場で働く保育士も日々、交代をして自分の時間を持てています。疲れている時は休憩をしたり事務作業をしたりして、一度現場から離れてリセットをしています。

疲れていると感じていない時でも、掃除をしたり休憩を回したりして子どもと離れる時間をあえて作っています。

親側にもリセットする時間は必ず必要です。5分からでも工夫して取り入れてみてください♪何か心の持ちようが変わってくると思いますよ!

遠くから見守る

次の方法は実際に3歳の子どもが泣き止まない時に行動できる方法です。先ほどの方法は子どもが泣き止まないその時にはできないことです。

「距離を取る」と言っても、今回の「遠くから見守る」ことは子どもが泣き止まない時でも実践ができます。

子どもが何をしても泣き止まない、このままでは気が狂ってしまいそうだとなっている際は1番いいのは父や祖母と選手交代することですが、なかなか育児ではできることではありませんよね。

そんな時は遠くから見守ってください。子どもが暴れて危険なことにならないように少し離れた場所から見守りつつ、何もしないのです。

子どもはきっと何かを要求して泣いてアピールしているのでしょう。その要求に答えられる時もありますが、答えてもらえないから泣いてアピールしているのですよね。

要求に答えられないこととその理由を伝えた後は、遠くから見守る。落ち着くタイミングや疲れて諦めるタイミングがきます。その時にはそっと寄り添ってあげてください。

「〇〇したかったんだよね」、「わかるわかる。でも今は〇〇だからできないよ」や、じゃあどうすれば叶うのかまで伝えて見通しを持たせてあげると落ち着く場合が多いです。

後は気を逸らすためにテレビをつけておいたり、さりげなく違う遊びに誘ったりするとフッと忘れてキャッキャと遊び出すことも多いです。試してみてくださいね♪

大事なのは泣いて要求をしている時に簡単に答えないことです。遠くから見守ってその姿勢をアピールしつつ、子どもが落ち着いたり諦めたりするタイミングを見図りましょう。

そうすることで子どもはだんだん、自分の気持ちをコントロールすることを覚えていきますよ。

3歳の子どもが泣き止まない時は放置してもいい?

3歳の子どもが泣き止まない時、親側も取る手がない時、「放置」という形を選ぶこともあるでしょう。「放置」と言っても、子どもの安全を確保した上で気持ちが落ち着くまで見守りましょう。

私たち保育士は子どもから絶対に目を離すなと言われています。大怪我をする、迷子になる危険性があるからです。

少し目を離した隙に玄関から外へ行ってしまった、コンロを触って大火傷を負ってしまったとなってからは遅いです。「放置」と言っても子どもを視界に入れておくようにしましょう。

子どものことを見ていないフリはOKですよ。(笑)その方が「答えられない」親側の気持ちが伝わる場合もあるでしょう。

「イヤイヤ」と泣き止まないのは子どもの心に自我が芽生えてきた証拠です。だんだんと自分の気持ちをコントロールできるようになっていきます。

まだ生まれてから3年の3歳、イヤイヤの絶頂期に達した時は気持ちのコントロールがなかなかできません。その時は親が何を言っても何をやっても、収まらないものです。

親側と子ども双方の気持ちが落ち着くまで、離れておくことがベストです。ただ目は離さないようにしておくことがポイントですよ。

子どもが落ち着いた時には気持ちに寄り添いつつ、答えられない理由をわかりやすく説明してあげてください。

そうすることでだんだんと折り合いをつけることを覚え、気持ちのコントロールができるように成長していきますよ。

子どもが落ち着いた時、親としては上記の対応ができたらベストですが、親の方が落ち着いていない時もあるでしょう。その際は素直に親の気持ちを伝えるといいでしょう。

「〇〇ちゃんは〇〇になって〇〇な気持ちになったと思うよ。同じように私(ママ/パパ)は〇〇ちゃんに〇〇されて〇〇という気持ちになったな…」

3歳の子どもが泣き止まない時期、イヤイヤ期はとっても大変ですが、1つ1つ丁寧に乗り越えていくことで子どもの心と親の心はぐんと成長します。

なかなか目には見えにくいものですが、この頃しっかりと子ども、育児と向き合うことで今後何十年の関係性を支える家族の絆も育まれることでしょう。

3歳の子どもが泣き止まないのは発達障害があるから?

3歳の子どもが泣き止まないイヤイヤ期は、子ども自身が自分の思った通りにならない時に起きます。怒りや不安など、気持ちのコントロールがうまくできないときに癇癪は起こります。

癇癪が起こると子ども自身も感情を抑えようとしても抑えられないものなのです。しかしなかなか泣き止まない時間が続くと障害があるのかと親側は不安になりますよね。

そこで癇癪と発達障害の関係を調べてみました。

発達障害と癇癪の関係

発達障害がある子どもは気持ちのコントロールが難しいため、癇癪を起こした時になかなか泣き止まないことがあります。

しかし、3歳の子どもはどの子でも気持ちのコントロールが難しい時期なため、発達障害があるからだと決めつけるのにはまだ早いです。

また発達障害がある子どもは折り合いをつけることが苦手です。人と生きていく中で自分の思いばかりが通ることはないですよね。

自分の意見と他者の意見をすり合わせて、譲る時もあれば自分の気持ちを優先する時もあります。発達障害のある子どもはそのバランスを図ることが苦手な傾向があります。

双方のバランスを図るためには相手の気持ちを想像して考えることと、自分の思いを抑えることが必要です。

発達障害がある子どもは相手の気持ちを想像する力が乏しい特徴と、こだわりを持っていて周囲のペースに合わせること、またやりたいという気持ちを抑えることが苦手な特徴があります。

3歳の子どもがなかなか泣き止まないことが障害と結びつけられるとしたら、このような特徴が考えられます。

しかし障害があるのか成長のスピードが遅れているだけなのかは、子どもが小学2年生になる頃までは判断をつけにくいと言われています。

障害があるなし関係なく、子どもが泣き止まないことはよくあることです。安心感からくる適切な甘えだとも考えられます。

ゆっくりとお子さんに合わせて向き合っていきましょう。もしそれでも心配であれば市町村にいる保健師や子育て支援員、または通われている幼稚園教員や保育士に相談してみてください。

発達障害の子どもの癇癪はどう対応しているの?

発達障害のある子どもは見通しを持てず、その場にあるものや起きたことに注意がそれることが多いです。

そのため癇癪の起きにくい環境を整えることや、見通しが立てられるような言葉がけを意識して対応しています。

また気持ちの言語化や表現をうまくできないことから癇癪を起こしていることもあります。

その際は気持ちを伝える絵カードや、今どれだけ怒っているかを表す怒り温度計を使って気持ちを教えてもらっています。

気持ちを表現できたり、落ち着けたりした際は必ず褒めて、頑張りを認めてあげてくださいね。

まとめ

  • 3歳の子どもが泣き止まないので気が狂いそうな時は距離を取る
  • 放置ではなく、危険なことにならないように少し離れた場所から見守る
  • 子どもが落ち着いたタイミングで寄り添い、気持ちを一緒に整理することで自己コントロールが養われる
  • 一人の時間を5分からでも確保することで心のゆとりが生まれて、気が狂いそうになる時が減る
  • 癇癪は起こるとその子ども自身でも止められないもの
  • 落ち着ける環境設定や見通しが立てられる言葉がけ、気持ちを表現しやすい絵カードや怒り温度計を利用するとよい
  • 障害があるのか成長のスピードが遅れているだけなのかは、子どもが小学2年生になる頃までは判断をつけにくい

3歳の子どもが泣き止まない時、本当に気が狂いそうになります。気が狂いそうになる前に一度離れてみましょう。

泣き止まないと時は放置ではなく危険なことがないように、遠くから見守ってください。

その時に子ども自身が落ち着けるような環境を設定できれば切り替えも早いでしょう。なかなか泣き止まない癇癪は3歳の子ども自身でも止められないものです。

子どもにあった切り替える方法を親子で見つけていけると良いですね。慌てなくてもそれぞれのペースで少しずつ気持ちのコントロールを覚えていきます。

覚えるまでは苦しいですが、それも親としての醍醐味と思って成長を見守っていきましょう。本当に限界を感じた際は市町村の子育て支援員や保育士を頼ってくださいね。

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