ウォーターサーバーが欲しいけど、お湯はいらないから水だけ欲しい!
そう思ってウォーターサーバーを探すと、給湯機能なしのものは意外と少ないのです。
水だけのウォーターサーバーは電気代が安く済み、場所も取らないのがメリットですよね。しかし、衛生面で雑菌が繁殖しやすいという欠点も…。
そのため、水だけのウォーターサーバーにこだわらなくていいかもしれません。
温水対応ウォーターサーバーで、お湯はいらないけれど水だけ欲しい場合、省エネモードに切り替え冷水利用のみに変更できます。
また、お湯はいらないと思っても、ウォーターサーバーの給湯機能は意外と便利なものですよ。
ウォーターサーバーのお湯の温度は約80~90℃です。コーヒーやお茶に最適な温度ですよね。
ウォーターサーバーの仕組みを知って、正しく使いこなしましょう!
ウォーターサーバーのお湯は本当にいらない?

ウォーターサーバーはさまざまなメーカーから販売されており、たくさんの種類があります。
実際にそれぞれのスペックをみてみると、お湯と冷水の両方が使えるサーバーが多いことに気が付きます。
温かい飲み物は飲まないから、お湯はいらないなあ、と思っているあなたには、給湯機能は邪魔ですよね。
また、電気ケトルやポットがあれば、ウォーターサーバーのお湯はいらないですし…。
でも本当にお湯はいらないのでしょうか?お湯があると便利なことって実はたくさんありますよね。

起きてすぐ白湯が飲めるからお湯がでるウォーターサーバーって便利よ♪
お湯が出る便利さについては記事の後半でお伝えしているので、悩んでいるあなたは参考にしてくださいね。
しかし、お湯がいらないあなたのために、まずは給湯機能なしのウォーターサーバーの特徴を確認しながら、冷水専用のサーバーをご紹介します!
給湯機能なしのウォーターサーバーの特徴
具体的な商品の説明の前に、ますは、給湯機能なしのウォーターサーバーと特徴を説明しますね。
給湯機能なしで、冷水の利用できるウォーターサーバーには以下のような特徴があります。
- 給湯機能ありのウォーターサーバーと比べて電気代が安く済む
- サイズが小さめで場所を取らない
- 小さな子どもがいる場合などに、熱湯でやけどする心配がない
- 作動音が静か
基本的に水を飲む場合や、電気ケトルやポットがあれば、ウォーターサーバーの給湯機能は必須ではないですよね。
少しでも電気代が安くなるのであれば、給湯機能なしのウォーターサーバーのほうがいいと思うかもしれません。
また、サイズが小さいので、狭いキッチンに置くこともできるのもメリットです。
キッチンにウォーターサーバーがあれば、リビングなどに置いておく必要がないので、水を持って行ったり来たりする必要もなくなりますよね。
給湯機能なしウォーターサーバーの種類
給湯機能なしのウォーターサーバーは主に2つのタイプに分けられます。
- パック式
- 水道直結型
パック式は、給湯機能ありの場合と一緒です。違いとしてはサイズが小さめのものがあるところですね。
通常12リットルが主流ですが、冷水のみのウォーターサーバーだと10リットルのものがあります。
水道直結型は、その名の通り、水道に直接サーバーを繋いで水を供給します。
水道とサーバーをつなげる工事が必要なこともありますが、その後は水を買う手間は無くなるのでとても便利です。
水道の蛇口をひねる手間だけで冷たくて美味しい水が飲めるのもうれしいところですね。
それでは、具体的にどのような給湯機能なしのウォーターサーバーがあるのか、有名なものを3つご紹介します。
(パック式)サントリー天然水専用冷水サーバー

こちらのウォーターサーバーは小型の卓上タイプです。
サーバーの電源用にコンセントが必要ですが、小さいのでどこにでも置くことができます。
10リットルの専用パックは、箱のままサーバーにセットするだけでとっても簡単♪
大型サーバーだと、女性1人が持ち上げてセットするのが大変な場合もありますが、これなら誰でも扱いやすいですね。
メーカー調べによると、月々の電気代はわずか税込約440円!
給湯機能付きウォーターサーバーの電気代は、メーカー平均で月々税込約660円~1,100円ほどなので格安ですね!
デメリットとしては、こちらのウォーターサーバーは購入する必要があります。
しかし、サーバー購入のための初期投資は高くつくものの、その後のサーバーレンタル代はかからないので長期的にはコストを抑えられますね。
お値段はメーカー希望小売価格で税込39,600円。個人購入の場合、たのめーるを利用すると税込31,219円と少しお安く購入できます。
(※2022年5月現在、在庫なしにより取り寄せ対応)
また、専用の10リットルパックのお水は税込1,296円です。
ウォーターサーバーによっては月々のノルマがあるのですが、こちらはサーバーを購入しているのでノルマはありません。
無駄に水のパックが溜まって古くなってしまったり、邪魔になったりすることがないのはうれしいですね。
(水道直結型)ナノラピア トリニティ|ウォータースタンド

こちらは、水道直結型のウォーターサーバーです。給水口が2つあり、冷水だけでなく、常温水も利用できます。
また、冷却機能だけでなく、浄水機能もついているので、冷たくておいしい水がいつでも飲めるのです!
水道水を使うので定期的に水を購入する必要はありません。
東京都水道局調べでは、1リットルあたりの水の平均価格は0.24円です。
ウォーターサーバー用の水のパックは12リットルで税込平均2,200円前後です。
水道水だと、わずか2.88円なので、水代がかなり節約できますよね。
また、こちらのサーバーに内蔵されている3つの特殊なフィルターが、水道水の塩素や鉄さびなどを徹底的に除去してくれます。
ちなみに、フィルターは、半年に1度の無料定期メンテナンスで交換してくれます。そのため、味も衛生面も心配なさそうですね。
さらに、自動節電モードがあるので、使用しないときはセンサーが自動で節電してくれるのもうれしいところです。
その他、必要なコストは、レンタル料が月々税込3,850円、設置工事料が最初のみ税込9,900円です。
給水機能付きのウォーターサーバーのレンタル料は月々平均税込約1,000円ですので、レンタル料は少し割高ですね。
水パック代はかからないものの、サーバー代がお高めなので、月々のコストとしては給湯機能付きサーバーとあまり変わらないですね。
(水道直結型)日立〔冷水専用〕ウォータークーラー(RW-146P)

こちらのウォーターサーバーも水道直結型なので水パックの購入は不要です。卓上の小型タイプなので、場所もとりません。
デメリットとしては、このサーバーはレンタルではなくて購入しなくてはいけません。
また、こちらは基本的には業務用として使われることが多いようです。
サーバーはメーカー希望小売価格で税込123,600円です。
楽天だと、税込価格78,521円で購入できるお店もありました。
初期投資にかなりのお金がかかりますが、月々のレンタル代やメンテナンス料はかからないので長期的にみるとお得になりえますね。

給湯機能のないウォーター3選をご紹介しましたがいかがでしたか?
探してみると意外と冷水機能のみのウォーターサーバーが少なくて驚きました。
一方、どれも共通しているのが、予想通り電気代が節約できることでした。
水道直結型であれば、水パック代がかからない分、水代が安くなりますね。ただし、工事代や、サーバー購入費など初期投資が高くつく場合があります。
メリットデメリットの両方があるので、あなたの家庭の飲み水利用状況に合ったスタイルのものを選びましょう。
給湯機能なしのウォーターサーバーが少ないのはなぜ?
給湯機能がついているウォーターサーバーはたくさんの選択肢があります。
しかし、冷水だけのウォーターサーバーはなぜ種類が少ないのでしょうか?
それはずばり、ウォーターサーバーの浄化機能のためなのです!
多くのサーバーは、お湯を循環させて、その熱で殺菌しています。
つまり、お湯がないと定期的なメンテナンスや、浄化用の専門的な技術が必要になるため、メーカーは給湯付きのものを好む傾向にあるようです。
また、夏だけのことを考えると、お湯より冷水を利用することのほうが多いかもしれませんが、冬は温かい飲み物のニーズは高くなりますよね。
お湯がいらない、と考えているあなたは、給湯機能のないサーバーを探しているかもしれません。
しかし、世の中のニーズとしては、お湯が必要だと考える人が多いようです。
わざわざウォーターサーバーを家庭に導入するのであれば、機能が多いほうがいい、と考える私もその一人です。
お湯がいらないだけではなくて電気代も抑えたい!と思っているあなたも安心してください。
給湯機能なしウォーターサーバーの月々の電気代は、先ほど税込約440円とご紹介しました。
給湯機能付きウォーターサーバーの月々の電気代はメーカー平均で税込約660円~1,000円でしたね。
しかし、エコモードや省エネモードを利用すると、メーカーによっては月々税込550円ほどまで抑えられるそうです。
そのため、電気代のことだけ考えるのであれば、給湯機能が付いていてもそれほど問題にはならないと思いますよ。
せっかくなので、給湯機能付きのウォーターサーバーのメリットをご紹介しますね.
- 欲しい時にすぐにお湯がある
- 冷水と合わせて好みの温度のお湯がすぐに作れる
- 雑菌が繁殖しにくい
- 省エネモードで電気代が節約できる
1.欲しい時にすぐにお湯がある
電気ケトルやポットがあっても、カップ一杯のお湯を沸かすには3分ほどかかりますよね。
給湯機能付きのウォーターサーバーであれば、お茶を飲みたいと思った時にボタン一つですぐに用意できます。
後ほどご説明しますが、ウォーターサーバーのお湯は約80~90℃前後なので、コーヒーや紅茶にピッタリの温度なのです!
2. 冷水と合わせて好みの温度のお湯がすぐに作れる
白湯は60℃くらいのお湯が飲みやすいといわれています。
わたしは、お湯と冷水を合わせて朝一番に白湯をのみます。
じっくりコトコト沸かして、というのが白湯の正しい作り方ですが、忙しい朝毎日は作れないので、このように飲んでいます。
娘がまだ0歳児で、ミルクが必要だった時も、片手ですぐにお湯とお水を使ってミルクが作れたのでとても重宝していました。
このように、自分の体調や、利用したい場面に合わせて、温度調節したお湯がすぐに手に入れられるのは大きな魅力ですよね。
3.雑菌が繁殖しにくい
先程ご説明したように、給湯機能付きのサーバーは、内部でお湯を循環させているので、雑菌が繁殖しにくい構造になっています。
お湯は90℃近くまで上昇するので、一般的な細菌は死滅すると言われています。
毎日飲む水なので、衛生面は気になるところ。この点、お湯の出るウォーターサーバーは安心ですね。
4.省エネモードで電気代が節約できる
お湯の出るウォーターサーバーは給湯機能がないサーバーに比べて電気代がかかる印象がありますよね?
実は、省エネモード付きのサーバーであれば、月に約税込550円ほどの電気代となるので、違いは100円以下なのです。
サーバーでお湯を出す代わりに、電気ケトルやポットを使うのであれば、その分の電気代がかかるので、結局同じような値段になりますよね。
やかんでお湯を沸かしたらガス代がかかることを考えると、給湯機能付きのウォーターサーバーの電気代はそれほど家計の負担にはなりません。

お湯が出るウォーターサーバーって意外と電気代かからないのね!
いかがでしたでしょうか?お湯はいらないと思っているあなたも、給湯機能付きのウォーターサーバーで困ることはあまりなさそうですよね。
先程ご紹介した、冷水機能のみのタイプ以外のウォーターサーバーが欲しいあなたも、給湯機能付きサーバーを検討してみてはいかがでしょうか?
ウォーターサーバーのお湯の温度は何度?

一般的なウォーターサーバーのお湯の温度は約80~90℃です。
機種によって5~10℃の違いはありますが、だいたいこの温度だと思って問題ありません。
機種によっては、少しぬるめの60〜70℃の温度に設定できるものもあるようです。また、逆に90℃以上のお湯を出せるものもあります。
もし、よく使いたいお湯の温度がわかっている場合は、その温度に設定できる機種のウォーターサーバーを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、いつも同じ温度で飲みたいのになぜかぬるいと感じる時もあるかもしれません。
それは、実際に温度が一時的に低くなっている場合が考えられます。
実は、省エネモードが搭載されているウォーターサーバーでは、お湯の温度が20~30℃まで下がるからなのです。
お湯がぬるい!と感じた時は、すぐに故障と思わずに、省エネモードになっていないかを確認しましょう。
また、私が使っているウォーターサーバーは、72時間に一回、クリーニングモードになります。
お湯を循環させて内部のクリーニングを行う、という自動機能なのですが、これをしているときはお湯がそもそも出ません。
「いつも一定の温度でお湯が欲しい」という場合は、省エネモードをオフにして使用しましょう。
もちろん電気代があがるのは覚悟しなくてはいけませんけどね。
ところで、ご参考までに、ウォーターサーバーのお湯を使って飲み物を作る場合の適正温度と賢い利用法をご紹介しますね。
- コーヒー
- お茶
- 白湯
- 粉ミルク
1.コーヒー
コーヒーを作るときにベストな温度は約80~90℃です。
つまり、ウォーターサーバーの標準温度とピッタリなのです!
コーヒーはお湯が熱すぎると酸味が強く感じることもあり、ぬるすぎるとコーヒー豆のうま味が抽出できません。
ウォーターサーバーから出てくる自然な温度のお湯で美味しいコーヒーができますよ。
2.お茶
お茶は種類によって、おいしく淹れられる適正温度が異なるので注意が必要ですよ。
- 緑茶 約70~80℃
- 煎茶 約70℃
- 玉露 約50℃
緑茶と煎茶はウォーターサーバーから出てくるそのままのお湯ですぐにいれられますね。
玉露は低い温度のほうがおいしく淹れられるので、ウォーターサーバーのお湯とお水を約半分ずつ混ぜて使いましょう。
一方、以下のお茶は90~100℃のお湯が必要になるので、ウォーターサーバーのお湯はあまり向いていません。
- 紅茶・ほうじ茶・ハーブティー・ウーロン茶
そのため、おいしく飲むのであれば、沸騰した電気ケトル・ポット・やかんのお湯を使いましょう。
ただし、ウォーターサーバーの中には再加熱機能が搭載されているものがあり、再加熱直後のお湯は90~100℃です。
この機能がついているのであれば、90℃以上のお湯が必要な紅茶などにも使えますね。
3.白湯
白湯の適正温度は、約50~60℃です。そのため、ウォーターサーバーのお湯をそのまま飲むと熱すぎて飲めません。
温度設定ができるウォーターサーバーでない場合は、お湯と冷水を以下の分量で足すとちょうどいい温度の白湯ができますよ。
- 冷水1:お湯1(半分ずつ)=50℃前後のぬるま湯
- 冷水1:お湯2= 60℃前後のぬるま湯
白湯だけでなく、焼酎のお湯割りもこの配分で上手に作ることができますよ♪
なお、白湯好きな私からのアドバイスは、水とお湯を混ぜるときにお湯を先に入れるのがポイントです!
冷水は下に沈むので、お湯を先に入れてから水を入れると、均一に混ざりやすく、おいしい白湯ができますよ。
ちなみに、カップ麺や、即席スープは100℃のお湯で作ることが進められています。
これより低いと、面が固まってしまったり、固形スープの粒が残ってしまったりします。
そのため、これらを作るときには、ウォーターサーバーではなく、電気ケトルややかんで沸かしたお湯をつかったほうがおいしく食べられますよ。
4.粉ミルク
厚生労働省によるガイドラインでは、「赤ちゃんの粉ミルクは70℃以上のお湯を使用するべき」と記載されています。
70℃以下だと粉ミルク内に菌がいた場合に殺菌しきれない、というのが理由です。
ウォーターサーバーのお湯は70℃以上なので、粉ミルクを作るのに適しているといえますね。
急いでいるときは70℃のお湯で粉ミルクを溶かした後に、水を加えて温度を下げると、人肌の温度まで下げることができ、時短になりますよ。
ウォーターサーバーがお湯を作る仕組み

ところで、ウォーターサーバーのお湯が作られる仕組みはどのようになっているのでしょうか?
調べてみたところ、給湯機能がついているウォーターサーバーの内部には二つのタンクがあります。それぞれお湯用と冷水用です。
お湯用のタンクの中には金属棒があり、電気を通すことで水を加熱したり保温したりする、という仕組みになっています。
ウォーターサーバーがお湯を作る仕組みはこうだった!
タンク内の水がお湯に変わる仕組みは、以下の通りです。
- タンク内の金属棒が電気によって熱せられる
- 金属棒の熱が水を温めてお湯になる
- ボタンを押すとウォーターサーバーからお湯が出るようになる
- 使った分の水がボトルからタンクに補充される
- これにより、一時的にタンク内のお湯の温度が下がる
- 一定の温度まで下がると、金属棒で再び熱せられてお湯になる
水が温まる仕組みは、一般的な電気ケトルと同じですね。
一時的にお湯がぬるいと感じる原因は、再度タンクの水を温めている途中だから、ということのようです。
さて、ウォーターサーバーのお水がお湯になるまでの時間はどれくらいでしょうか?
当たり前かもしれませんが、電源を入れた瞬間にお湯ができるわけではありません。
メーカーや、製品によってこのタイミングは異なるので一概に〇〇分、とは言えませんが、平均的に45分〜1時間ほどかかります。
十分な熱さのお湯になるまでは時間がかかりますが、強みとしては、その後一定の温度でお湯が共有されることですね。
なお、メーカーや製品によって異なるとは思いますが、電気ケトルだと約5分、電気ポットだと約10分と言われています。
ウォーターサーバーは電源を入れた場合や、水をたくさん使用した場合はタンク内の水が瞬時にお湯になるわけではありません。
そのため、もし急にお湯が必要だけど電源を入れたばかり、というときは別の方法でお湯を用意することも検討しましょう。
ウォーターサーバー、電気ケトル、電気ポット3つを徹底比較
まだウォーターサーバーのお湯はいらない、と思っているあなたのために、ウォーターサーバー、電気ケトル、電気ポットを比較してみました。
それぞれの、電気代、お湯ができる速度、保温機能の有無を比較すると以下の表になります。
ウォーターサーバー | 電気ケトル | 電気ポット | |
電気代(税込) *ひと月あたり | 約550-1,100円 | 約180円 | 約240円 |
お湯ができるまでの時間 | 0分 *ただし電源を入れたばかりの時は温まるまで1時間ほど | 約5分 | 約10分 |
保温機能 | あり | なし | あり |
家族みんながお湯を使うなど、たくさんお湯を使う機会があるのであれば、断然ウォーターサーバーですね。
いつでもすぐにお湯が使えて、温度も熱すぎないので飲み物に最適です。
逆にお湯をごくたまにしか使わない、もしくは使っても少量な場合は、電気ケトルでよさそうです。
ただし、出来上がったお湯は100℃近くあるので、おいしくコーヒーやお茶を淹れるときや、赤ちゃん用のミルクを作るときにはおすすめできません。
電気ポットは電気代が安く済み、ある程度の量のお湯を保存して置けるので、ウォーターサーバーとポットを併用するのも一つの選択肢ですね。
また、置き場所のことを考えると、ウォーターサーバーに加えてポットの場所も取るので、狭いキッチンにはおすすめできません。
ところで、お湯を使いたいと思ったのにプシューとなってポットからお湯がでてこないときがありますよね?ほしいときに限って起こるお湯切れです。
このようなとき、水を入れて沸かすまで10分待ちです。ウォーターサーバーであればこの問題は回避できますね。
こちらの情報をもとに、改めてあなたにはウォーターサーバーのお湯が必要か不要か、を検討してみてください。
お湯を使う頻度、用途がポイントですね。私のように温かい飲み物を夏でも冬でも好むようなら断然お湯も出るウォーターサーバーがおすすめですよ。
まとめ

- ウォーターサーバーのお湯がいらない場合、給湯機能なしのサーバーを選ぶとよい
- 給湯機能なしサーバーは電気代が安い、サイズが小さめ、安全、音が静かという特徴がある
- 給湯機能なしのウォーターサーバーにはパック式と水道直結型の2タイプある
- 給湯機能なしのウォーターサーバーはサーバー買い取りや、水道工事など初期投資が高くつく場合がある
- ウォーターサーバーはお湯を循環させて内部の洗浄を行うので、給湯機能付きのサーバーのほうが圧倒的に多く販売されている
- 給湯機能付きのウォーターサーバーは欲しい時にすぐにお湯があるなどたくさんのメリットがある
- 給湯機能付きのウォーターサーバーは省エネモードで電気代が節約できる
- ウォーターサーバーのお湯の温度は80~90℃が標準
- ウォーターサーバーのお湯が出る仕組みはタンクの中の金属棒が温まってお湯になる
冷水機能だけでいいのか迷っているあなたに、ウォーターサーバーのお湯は本当にいらないのか?という視点で、検証してみました。
給湯機能なしのウォーターサーバーはサイズが小さいのが特徴ですが、種類は少なく、初期投資が高いというデメリットもありました。
電気代に関しては、給湯機能付きであっても省エネモードを利用することで、月々税込550円ほどまで抑えられます。
日常生活でお湯はあまりいらないなあと思っているあなたも、せっかくウォーターサーバーを導入するのであれば、給湯機付きのものを検討してもいいかもしれませんね。
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