あなたは、自分のかかとに自信はありますか?私は残念ながら、全く見せられたものではありません。

年をとるにつれてガサガサになっていくかかと。保湿クリームを塗ったところで、改善する様子もないです。
保湿クリームでは、対処が効かなくなったガサガサかかとは、医薬品を使った方がいいのかなと、気になりますよね。
私が調べてみたところ、かかとのガサガサに1番効くのは、医薬品のかかと用クリームです。
そして医薬品の中でも、尿素という成分が入ったかかとクリームがおすすめです。
しかしどんな人のどんな症状でも、医薬品のクリームがいいという訳ではありません。
症状に合わせたクリーム選びが大切なので、あなたのガサガサかかとをできるクリームが見つけられますよ。一緒にツルツルかかとを目指していきましょう。
かかとにぬるクリームは医薬品が1番いいの?

かかとクリームと言っても、大きく分けて「医薬品」、「医薬部外品(薬用)」、「化粧品」とカテゴリ分けがされています。
簡単に言うと、医薬品>医薬部外品(薬用)>化粧品の順で効果が高いです。
化粧品や薬用クリームを使っても、かかとのガサガサが解消されないということであれば、医薬品を試してみることをおすすめします。
それなら、一番効果の高い医薬品を使えばいいよね。そう思われたあなたはちょっと待ってください!
効果が高いということは、医薬品>医薬部外品(薬用)>化粧品の順で体に及ぼす影響も大きいのです。そのため一概に医薬品を使えば良いとは言えません。
医薬品のかかとクリームを購入する際は、しっかりと薬剤師や登録販売者に相談の上で、購入をおすすめします。

医薬品と医薬部外品と化粧品は何がどう違うの?
医薬品、医薬部外品(薬用)、化粧品の違いはなに?
一般的にスキンケアなどは「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」という法律で定められた定義に分かれています。
医薬品 | 厚生労働省に有効成分の効果が認められたもの 病気の治療が目的 |
医薬部外品 | 厚生労働省が許可した有効成分が一定濃度配合されたもの 病気の治療よりも、防止や衛生が主な目的 薬用=医薬部外品(薬用せっけんなど) |
化粧品 | 医薬部外品よりもさらに効果が緩やかなもの 清潔、美化、魅力を増す、健やかに保つなどが目的 |
「医薬品」のかかとクリームは、かかとのひどい荒れやひび割れを「治療」を目的として使用します。
ひび割れていたり、歩くだけで痛みを感じるような症状の方は、医薬品を使ってみてください。
乾燥や荒れがひどい場合など、しっかりと治療がしたい場合の使用におすすめします。薬剤師や登録販売者からの購入が必要となります。
医薬部外品(薬用)のかかとクリームは、治療ではなく、「有効成分によっての保湿ケア」を目的として使用します。
ひび割れや痛みとまではいかないけれど、保湿クリームを塗ってもまったくガサガサが治らない方は、医薬部外品がおすすめです。
かかとが固くなりすぎて、保湿クリームが浸透しないような方にも、有効成分が一定濃度配合のため、ピンポイントのお悩みに深くアプローチできます。
化粧品のかかとクリームは、乾燥しない予防のために「日々のケア」を目的として使用します。
今まで気にならなかったのに、かかとがガサガサしてきたなと感じる方は、まずは化粧品から始めてみてください。
乾燥を防ぐために、毎日ケアをしたい方には、化粧品がおすすめです。価格もお安いものが多いので続けやすいです。
上記のようにそれぞれ使用目的が違うため、あなたの目的にあったアイテムを選ぶ必要があります。
迷ったときは、ドラッグストアなどにいる登録販売者へ相談すると、安心して使用できますよ。
かかとクリームの中で最強成分の尿素とは?

かかとのクリームを見ていると、よく「尿素」という表記を目にすると思います。
かかとのガサガサには、この尿素という成分が最強の働きをするのです。
そしてあなたが今、かかとのひどい荒れやガサガサに悩んでいるのであれば、「尿素」が入ったかかとクリームの使用をおすすめします。
尿素はかかとクリームや保湿クリームによく入っていますが、一体どんな働きをするものなのでしょうか。そんな尿素について詳しく見てみましょう。
尿素ってなに?
尿素とは、もともとお肌の角質が持っていて、保湿の役割をする天然成分です。
水によくなじむ性質で、医薬品や保湿剤に用いられることが多いです。
また、尿素にはたんぱく質を分解し、お肌の角質をやわらかくする働きがあります。
かかとは、からだの中で1番体重がかかる場所なので、その衝撃に耐えられるように、もとから角層が厚くなっています。
また、新陳代謝も遅いため、古い角質がたまりやすい場所となります。
さらに冬は乾燥も加わることで、異常に角層が厚くなり、ひび割れや亀裂、ひどくなれば出血なども見られます。
このように角層が厚く、かたくなってしまうと、いくら上から保湿クリームを塗っても浸透しません。
そのかたくなった角質をやわらかくしてくれて、なおかつ保湿までしてくれる、最強な成分が尿素なのです。
尿素はかかとのガサガサにとって、とてもありがたい成分なのですね。

実際に尿素の入った、かかとクリームはどういうのがあるのかな?
そんなあなたに、尿素配合かかとクリームのおすすめ5選をご紹介します!
医薬品、医薬部外品、化粧品と、それぞれありますので、あなたの症状に合わせて選べますよ。
使用した方の口コミも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
メンソレータムやわらか素肌クリーム【第3類医薬品】

90g/1518円 145g/1958円
- 高い保湿力と角質をやわらかくする成分の尿素を20%と、血行を促進するビタミンEを配合した「角質柔軟処方」採用
- 成分がしみこみやすい「高浸透処方」採用
- 乾燥によるコチコチ角質を、健康なやわらかな肌へ導く
「今まで色々と試したが、こんなにかかとがやわらかくなるクリームは初めて」
「塗るのをやめたらガサガサになり、効果に気付いた」
「塗った時に、強い保湿力を感じることができる」など
リップクリームで有名な、メンソレータムの保湿クリームです。
しっとり塗った感が残るので、ベタつきが気になる方もいるようですが、しっかり潤っている!と実感しやすいアイテムです。
2つの容量があるので、まずは少ないほうで試すことができるのもうれしいですね。

フェルゼアHA20クリーム【第3類医薬品】

80g/980円 160g/1380円
- 固くなった肌をやわらかくしてくれる尿素を20%配合
- 肌になじみにくい尿素を、独自の優れた技術でなじみやすく改善
- 炎症をしずめる成分と、血行を促進する成分配合
- 無香料・無着色
「数日続けて塗っていると、ガサガサがなくなる」
「さらっと伸びて、肌なじみがよいのが、うれしい」
「こってりしたクリームが浸透するのが分かる」など
独自の技術で肌なじみをよくしてくれてるのは、さすが大手ライオンだと思います。
無香料、無着色というのも、うれしいポイントですよね。
メンタームU20クリーム【第3類医薬品】

90g/1518円
- かたくなった角質をやわらかくする作用と、保湿作用のある尿素20%配合
- 皮膚の荒れをしずめるグリチルリチン酸二カリウム配合
- 血行を促進し、新陳代謝を高めるトコフェロール酢酸エステル配合
- のばしやすく、ベタつきにくい
「数日使用して、かかとの毛羽立ちが目立たなくなった」
「ベタつかないのに、しっとり潤う、不思議な感覚」
「ドラッグストアではよくセールしている。コスパがよい」など
公式サイトでは90gで1518円とのことでしたが、ドラッグストアなどでは半額以下で販売されていることもあるようです。
しっかりと潤うのにベタつかないというのは、うれしいポイントですね。
資生堂 尿素10%クリーム【指定医薬部外品】

100g/825円
- かたくなった皮膚をやわらかくし、潤いをすばやく浸透させる尿素10%配合
- 肌荒れの改善効果が、長く持続するクリーム
- ガサガサ・ごちごちの皮膚をなめらかにする
「とにかくすぐサラサラになるので使い勝手がよい」
「いい意味で付けた感がない。なのに潤うのがうれしい」
「使い始めて一晩で、かかとがやわらかくなった」など
ベタベタになりにくく、つけたことを忘れるくらいなのに、実は潤っているというのはありがたいですね。
医薬品を使うまではいかないけど、保湿クリームが浸透している気がしないという方には、ぜひ試して頂きたいです。
価格もお安めで、続けやすいコスパのいいアイテムです。
かかとつる子 クリーム【化粧品】

180g/1100円
- 保水力が高く、肌をやわらかくする働きの尿素配合
- 肌を整える効果や保湿力の高いアロエ配合
- 肌のすこやかさややわらかさを保つスクワラン配合
「あまり期待してなかったが、潤い感が期待以上だった」
「1週間ぐらいの使用でかかとがやわらかくなった」
「安いので惜しみなく使えるのはありがたい」など
名前がとにかく可愛いですよね(笑)思わずパケ買いしたけれど、予想以上によかった、という口コミが多く見られたアイテムです。
医薬品や医薬部外品は何となく抵抗がある。でも尿素入りを使ってみたいと思う方にぴったりなアイテムです。
同じシリーズで「かかとつる美 ウォッシュ」という、かかと専用のフットウォッシュもあり、そちらも気になります。
尿素配合クリームを使用するときの注意点
先ほど尿素は、たんぱく質を分解し皮膚をやわらかくする、かかとにとって最強の成分だとお話ししました。
ガサガサかかとにとっては、とてもおすすめの成分ではありますが、実は使いすぎには注意が必要です。
たんぱく質を分解するという働きが効きすぎるあまり、必要な角層まで分解してしまう可能性があるのです。
必要な角層まで分解してしまうと、より皮膚が敏感になってしまい、ヒリヒリと痛みを伴うこともあります。
そのため、ある程度ガサガサが治ってきたかかとは、尿素入りのクリームを使うのはやめて、尿素の入っていないクリームで保湿をすることをおすすめします。
日本で保湿クリームと言えば、青缶として長年愛されているニベアが有名かと思います。そんなニベアのような保湿クリームが韓国にもあるのです!
そこで今回は、乾燥大国と言われるお隣の国、韓国で長年愛されているかかとクリームをご紹介しますね。
韓国でかかとクリームと言えば薬局で買えるコウンパル!

超乾燥大国と言われる韓国で、長年愛されているかかとケアクリームがあります。その名も「コウンパル」です。
韓国では薬局で購入でき、低価格でしっかりと保湿ができる、コスパの良いかかとケアクリームとして人気な商品です。
コウンパルには、配合の成分によって4つ種類があります。順番に見ていきましょう。
コウンパルイエロー

自然由来のローヤルゼリーとプロポリスを配合。コウンパルの中でも1番人気の、韓国で長年愛されているかかとクリームです。
水分の力で、もっちりふっくらかかとを目指せます。
コウンパルレッド

肌の奥までよく浸透するエミューオイル配合。保湿効果が高く、かかとを潤してくれます。
エミューオイルは、人間の皮脂に近いバランスのため、無理なく不足した皮膚成分を補うことができます。
コウンパルホワイト

ビタミンEと高級脂肪酸グレープシードオイル配合。かたくなった角質をしっとりやわらかくしてくれます。
コウンパルグリーン

最近登場した新商品。ツボクサエキス、プロポリスが配合。
ツボクサエキスが角質を除去した後の鎮静をサポートし、なめらかなキメを維持してくれます。
このコウンパルは、パッケージがレトロで可愛いと、韓国のみならず日本のおしゃれ女子の間でも流行中です。
しかし見た目もさることながら、口コミがとてもいいのに驚かされます。どこの口コミを見ても、平均的に星4.5以上はついていますね!
初めて使った翌日には変化を感じている人が多く、かかとがしっとりやわらかくなるとのこと。
韓国コスメは安くても評判の高いものばかりなので、コウンパルも期待大です。私は鎮静成分の入ったグリーンをまずは試してみたいと思います。
最近では日本の薬局でも、韓国コスメがよく見られるようになりました。もしかしたら日本の薬局でも、コウンパルが買えるところもあるかもしれないですね。
薬局などにはおいていない場合でも、Amazonや楽天市場などで購入できますよ。ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

- かかとのひどい荒れやガサガサには、医薬品のかかとクリームが1番効く
- 医薬品はからだに及ぼす影響も大きいので、薬剤師や登録販売者によく相談して使用する
- 尿素という成分はかかとの角質をやわらかくしてくれる働きがある
- かかとのひどいガサガサには、尿素入りのかかとクリームを試してみるのがおすすめ
- 尿素は角質を分解するので、必要な角質まで分解しないよう使いすぎに注意
- ある程度ガサガサが治ったら、尿素の入っていないかかとクリームがおすすめ
- 乾燥大国韓国では、ロングセラー商品の「コウンパル」というかかとクリームが大人気
かかとのガサガサには、医薬品のかかとクリームが、1番効くということが分かりました。
ただ保湿クリームをぬるのではなく、尿素の力でかたまった角質をやわらかくして、保湿することが大事なのです。
しかし尿素は、角質を分解しすぎてしまうこともあるので、今のかかとの状態を見たうえで、どんなクリームを使うのか判断が必要です。
使用上の不安や、使うものに迷った際は、薬剤師や登録販売者に相談してみてください。きっとあなたの不安を解消してくれるはずですよ。
そしてある程度荒れが収まったかかとには、韓国でロングセラー商品のコウンパルも、ぜひ使ってみてくださいね。
自信をもって、だれにでもかかとを見せられるような、ツルツルかかとをキープしていきましょう♪
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