知母時は吸えない?実際に使った感想と口コミ、使い方と注意点を紹介

知母時は吸えない?実際に使った感想と口コミ、使い方と注意点を紹介

暮らし

お子さんの鼻水、どうしていますか?私は鼻水吸引器の使用を、娘が自分で鼻をかめるようになるとやめてしまいました。

しかし、最近、子供の鼻をかむ力が不十分であることを知り、それが原因で中耳炎や副鼻腔炎を引き起こしています。

鼻水吸引器は、鼻をかめない子供の為にあると勘違いしていた私ですが、ついに今回、知母時(ちぼじ)を購入しました!

知母時はご存知の通り、新生児から大人まで使用できます。以前は口にくわえるタイプの吸鼻器を使用していたのですが、今回は知母時にしました。

購入にあたり口コミを確認したのですが、「知母時は吸えない」、という口コミがありました。しかし、実際に使ってみると、吸えないと感じることはなかったのです。

それでは、なぜ「知母時は吸えない」という口コミがあるのでしょうか。その理由を考察していきます!

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知母時が吸えないという口コミを考察

ついに知母時を購入した私ですが、購入時「知母時が吸えない」という口コミを発見してしまい、若干不安を抱いていました。

ちょうど5歳の娘が、鼻水ずるずるの状態でしたのでこれはチャンス!と思い、購入したばかりの知母時を使い吸引を行ってみましたよ♪

結論から言うと、「吸えない」という感じはありませんでした。娘の鼻水が吸い取りやすかったのかもしれませんが、あまりにも簡単に吸引できたので拍子抜けしたというのが正しいかもしれません。

あて方や吸引の方法も難しく考えることもなく、ゆっくりハンドルを引きながら吸いやすい位置を調整しました。

ネバネバの鼻水が少し残りましたが数回に分けて吸引を行った結果、吸えない、という印象は感じられませんでした。

娘もするっと吸引されて、一瞬でスッキリしたようで、キョトンとしていましたね。その後は、少しでも鼻水が出てくると、「これで吸って!」とお願いされました。

良い口コミも多いのですが、中には吸えなかった、吸えない、という口コミもあります。

上記のように私は吸えないな、という印象はなかったのですが、なぜ吸えないという口コミがあるのか?という点を見ていくと、以下の3点の理由が多かったです。

・当て方が悪かったのか吸えなかった

・サラサラの鼻水は吸えたが、ネバネバ鼻水は吸えなかった

・電動式で恐怖を覚えてしまい、子供がとらせてくれなくなった

それでは、この「知母時は吸えない」という3点の口コミを考察していきましょう。

鼻孔へのあて方

知母時は鼻孔にあてるだけ、というとてもシンプルな使用法が魅力の商品です。

あてるだけ、と説明されているのですから、やはり、鼻孔付近にあてるだけでいい、と考えてしまいますよね。

しかし、あて方の角度によっては上手く吸うことができず、そのせいで吸えないと感じることがあるようです。

考えてみてくださいね。大人でも鼻をかむとき、片方ずつかんだり、ティッシュでの鼻の押さえる向きを変えて何度も鼻をかみますよね?

そう、同じことなんです。大人でもかみ方を変えるのですから、あてるだけで吸えないな、という場合は、子供に合った角度を調整するといいんです。

実際に、鼻孔へのあて方が的確な位置であると、何度もハンドルを引くことなくスムーズに取ることができました。

後ほど説明しますが、透明なサラサラの鼻水から、黄色いネバネバ鼻水もちゃんと取れましたよ!

鼻水の種類

鼻水にはサラサラの透明タイプと、ネバネバの黄色いタイプがありますよね。このネバネバの黄色いタイプのときに、粘度が高くて吸えなかったという口コミがありました。

サラサラの鼻水は、風邪やアレルギーによる鼻炎によって発生する透明の鼻水で、鼻の前のほうに流れてきます。この鼻水は、あてる場所を気にせずに吸い込むことができる鼻水ですね。

私が以前使っていた別の吸鼻器でも行っていたのですが、知母時でもこのサラサラ鼻水の特性を利用して、娘を立たせて、私と向かい合って吸引しました。

鼻水が流れてきますので、少ない力で吸引することができますよ。

そして、ネバネバの鼻水は、鼻水の症状が出始めてから数日後に発生します。白から黄色の色味のついた粘り気のある鼻水です。

この鼻水は、鼻の奥から喉に向かって流れるため、知母時のあて方によっては、吸えない鼻水であるようです。

喉に向かって真っすぐ吸引口が向くように鼻孔にあてると吸引もできるのですが、この場合は立ったままだと吸引は難しいと感じました。

そのため、寝転がらせて吸引を行うと吸うことができました。

このネバネバ鼻水がたまっていくと、炎症を起こすことになり、病院での治療が必要になります。

知母児で吸えるに越したことはないのですが、どうしても吸えない場合は、病院へ行くのも手ですね。お子さんの状態を見て判断してあげてくださいね。

子供が怖がって取らせてくれない

私の娘も同じだったのですが、病院で電動の吸鼻器を使って鼻水を吸引してもらったことがありました。

あの大きな音と、鼻に挿した吸引口に驚いてしまい、しばらくいつも使っている手動の吸鼻器すらも受け付けなくなってしまったことがありました。

このように電動の吸鼻器で恐怖を覚えてしまった子供が、鼻水吸引というもの自体を拒否してしまったケースです。

このトラウマを取り除くのは大変かもしれませんね。知母時が吸えない、というよりも、知母時で吸わせてくれない、という悩みが新たに発生してしまっています。

しかし知母時自体は音もなく、鼻に入れずにあてるだけの仕様なので、他の鼻吸い器に比べると恐怖感は与えにくいと思います!

怖がって吸わせてくれないお子さんには、むしろその恐怖を拭う助けになってくれるかもしれませんよ♪

また、恐怖感の取り方については、後ほど詳しく対処法をお伝えします!

知母時が吸えないときの使い方と対処法

先ほどの3点を踏まえて、知母時が吸えないときの使い方と対処法を紹介します。私と娘が経験した対処法です。参考になればと思います。

鼻孔へのあて方

1点目の鼻孔へのあて方は、コツがあります。詳しくは後ほど紹介する記事を読んでいただきたいのですが、知母時は、吸引口を鼻孔にあてるだけという安全設計になっています。

しかし、あてるだけではなく、あてる角度を調整することで、効率よく鼻水を吸引することができるのです。

私の経験では、先にお話ししたサラサラ鼻水であれば、立ったままでもあてるだけで簡単に吸引できます。

ネバネバ鼻水である場合、角度を変えることで吸うことが可能です。もしくは、寝転がらせて、吸引口を喉にまっすぐ向くようにあてる方法もあります。

娘も自分であてていましたが、うまく吸えない場合、「ここじゃない」などブツブツ言いながら、スッキリ吸える位置を探していましたよ。

鼻孔へあてた後、ハンドルをゆっくり引く吸引の方法を数回行うと、少しずつですが取れるようになりました。強い力でとる、というのではなく、じっくり回数をかけてとる、というイメージですね。

自分で持てない年齢のお子さんには、パパやママのお手伝いが必要ですが、自分で鼻孔にあてられる年齢のお子さんならば、あてる位置を一緒に探してもよいかと思います。

一度使い方のコツを覚えると、親子共に楽に吸うことができますよ♪

鼻水を解消する方法

次に、2点目の鼻水への対処法ですが、ネバネバ鼻水も鼻の通りをよくすることで全く吸えない!と言う状況を解消することができます。

鼻水に効果的な方法が2点あります。

・部屋の加湿

・鼻、身体を温める

そもそも、鼻水が出る原因は何か知っていますか?

鼻水は鼻腔内に適度な湿度を保たせることで、鼻孔内の炎症を抑えたり、ウイルスや細菌が付着した際に、鼻水を出すことで身体の外に排出しようとする働きがあります。

ですので、鼻腔内の湿度を保つためにも加湿の目安は、50~60%を目指しましょう。

次に、鼻や身体を温める方法ですが、この方法で血行が良くなり鼻の通りもよくなります。鼻詰まりが緩和されることにより、吸鼻器で吸える状態になります。

蒸しタオルを鼻と目の間に乗せ、じんわりと温める方法や、常日頃から体を冷やさないように白湯や、常温水を飲むという方法もありますよね。

加湿と、体温をあげる方法で最も効果的なのはお風呂です。お風呂上りであれば、大人も子供もスムーズに鼻を取ることができますね。

しかし、お風呂まで待てない!というパパやママもいますよね。そんなとき、私は蒸しタオルを使っていましたよ。電子レンジを使った蒸しタオルの作り方です。

1.タオルを水で濡らし緩めに絞る

2.耐熱皿の上に置きラップをかける(レンジによる乾燥を防ぎます)

3.500~600Wで30秒~1分程度を目安に温める

4.温かさが足りない場合は、10秒ずつ追加で温める

5.火傷に注意して取り出す

蒸しタオルを載せる場所は、目と鼻の間になります。鼻をふさぐように蒸しタオルを置くと効果が出るのが早そうですが、子供には熱くて危険ですので気を付けてくださいね。

お子さんのお顔のサイズに合わせて、タオルのサイズも変えると良いかと思います。

また、急にタオルを置くと驚くので、私は念のため、1枚ハンドタオルを載せて、その上に蒸しタオルを置いていました。じわ~っと温かくなり、大人しくしてくれていました。

私は頭痛が和らぐので蒸しタオルを使っていたのですが、大人の鼻づまりやリラックスにもおすすめですよ。

そして、もう一つの方法は、身体を冷やさないようにすることです。お白湯や、常温水をなるべく飲用するようにすることで、鼻詰まりの解消にもつながるそうです。

鼻詰まりのひどいときは、冷たいものではなく、温かい飲み物を飲むだけでも効果があるのですね!

私自身が冷たい飲み物を好まない為、夏場でも温かい飲み物を飲んでいるのですが、鼻詰まりの時に楽になる感覚はあります。

娘にも鼻水の症状があるときは、できるだけ白湯を飲ませるようにしていますが、飲んだ後は鼻がかみやすいようです。何も考えずに行っていたのですが、こんな効果があったとは驚きでした!

子供が怖がることへの対処法

最後に、3点目への対処法は、少しずつ慣らしていく以外ありません。まずは恐怖心を取り除くことですよね。

その後、「鼻水吸引をすると楽になるんだ」ということがわかると、怖がらずに吸引させてくれることと思います。

知母時は大人も使用可能ですので、お子さんの前でパパやママが実際に行ってみるのはどうでしょうか。

その状況を見て、お子さんは、音が静かであることや、鼻水吸引器であること、怖くないことが目で見て理解できるので、怖がりにくくなるかと思います。

5歳の娘も先日、急性副鼻腔炎となってしまい、耳鼻科で鼻水を吸引してもらいました。娘が苦手な電動式でしたので、泣いてしまったのです。

先生からは、「鼻水をできるだけ取ってあげて」と言われました。

帰宅後、知母時を使おうとしたのですが、やはり、電動式が怖かったため知母時でも嫌がってしまいました。ですので、まずは私が目の前で鼻孔にあてて、実践しながら使い方を見せました。

ママが鼻孔にあてて行っていることや、娘にハンドルを持たせてみるなどしてみると、次第に自分の鼻孔にもあててくれました。

その後、吸わせてくれたのですが、怖くなかったこと、取れている感覚がわかるようで面白い!と喜んでいました。

数回一緒に取りましたが、自分であててハンドルを引き取りやすい場所を探していました。

自分でやれることはいいことですが、お子さんが一人で使うのは危険ですので、必ずパパやママが一緒の時に行ってくださいね。

知母時が吸えないときの注意点

知母時が吸えないときの注意点として、3点あります。

1.鼻水が吸えないからと何度も吸引してはいけない

2.鼻水が吸えないからとそのままにしておく

3.知母時本体に不備がある可能性

上記3点についてお話ししていきます。

何度も吸引を行うことへの注意点

子供の鼻が詰まって苦しそうだと、早くとってあげたい、どうにかしてあげたい、とパパやママは考えますよね。

ここでの注意点は、吸えないから取れないからと焦ってしまって、強い力で何度も吸引しないようにすることです。

鼻孔にあてるだけといっても、強くハンドルを引くなどして急激に吸い上げてしまうと、鼻腔内を傷つけてしまう可能性があるからなんです。

娘の鼻孔にあてているときにじっくり見ていると、ゆっくりハンドルを引いていても、鼻がしっかり凹んだり元に戻ったりしていますので、しっかりと吸引できていることがわかります。

あて方が正しくてもそのようになるのですから、位置を間違えると鼻腔内を直接吸引するような状態になり、とても危険です。気を付けてあげてくださいね。

鼻腔内はとても複雑な構造をしているそうです。大人でもうまくかめないことがあるのですから、小さな鼻腔の子供にとっては、さらに取りにくく感じても仕方のないことと思います。

鼻水が乾燥して、鼻腔内で固まってしまっている場合は、綿棒などで取ってあげたうえで、吸引を行う必要もあります。

固くなりすぎてしまった場合は、先ほどのお風呂上りや蒸しタオルの方法を試してみてください。

それでもどうしても吸えない場合は、耳鼻科へ行くことも必要になります。耳鼻科で、鼻腔内に溜まった鼻水を取り除き、一度洗浄してもらうとよいですよ。

鼻水をそのままにしておくことの注意点

鼻水が取れないからとそのままにしておくと、大人もそうですが鼻をすすることになりますよね。この鼻をすするということが、とても危険なのです。

鼻水をすすることにより、細菌やウイルスを含んだ鼻汁が鼻の奥に入り喉へ届きます。無色透明や白色の鼻水の時は、細菌やウイルスを排出しようとしている鼻水です。この時に鼻をかんで、出しておくことが大切なのだそうです。

鼻水が黄色のネバネバ鼻水になると、既に炎症を引き起こしている状態になります。鼻水だけでなく、喉や耳にも違和感を感じ始める人がいるかもしれません。

そして、聞いたことがあると思いますが、耳と鼻は繋がっていると言いますよね。

つまり、喉だけでなく、喉や鼻水を貯める鼻腔内や耳でも炎症を起こすことになり、中耳炎や、急性副鼻腔炎を引き起こしてしまうのです。

お子さんが発熱して、小児科へ行くと必ず耳の中を診られますよね。これは、鼻水がたまって中耳炎を引き起こしていないかを確認しているのだそうです。

中耳炎も辛いですが、副鼻腔炎を起こした際の頭痛は大人の私でも辛いので、娘が苦しんでいると思うと鼻水程度、と言ってはいけないなと思いました。

私自身も幼少時、鼻をかむことが苦手でしたので、何度も中耳炎になっていました。

そのたびに耳鼻科で鼻水吸引をされるのですが、音が怖いことと、当時は吸引がとても痛かったので、実は、未だに耳鼻科が苦手です。

子供に鼻をかむことを教えることも大事なのですが、難しいかな?と思う場合は、知母時を利用していきたいと思いますし、私自身も急性副鼻腔炎を予防できるかと思っています。

知母時本体に不備がある可能性

知母時本体に不備があった場合の注意点として、例えば、ハンドルの動きが悪いと余計な力を入れて吸引を行ってしまうため、鼻腔内を傷つけてしまう可能性も出てきます。

知母時を使用していて、鼻水がチューブ部分に逆流してしまうと、チューブを洗浄することになるのですが、その際に、ハンドル部分も洗浄することがあるかもしれません。

知母時はハンドルがあるポンプ部分が真空状態になっていますので、ハンドルを引くたびに空気弁が開閉します。

この空気弁が外れてしまっている、または、洗浄によってハンドルの動きが悪くなってしまうと、うまく吸えないという状況になります。

その場合は、洗浄時に部品の破損がなかったかの確認や、ハンドル部分にサラダ油などの食用油を塗って、滑りをよくしてあげると良いですよ。

使用時は、部品の不備がないか、動きは悪くないか?など確認を行ってください。吸引口、チューブだけの販売も行っているので、破損があった場合は交換しましょう!

まとめ

  • 知母時が吸えないという口コミの原因は3点
  • 知母時はあて方が悪いと吸えない
  • 知母時はサラサラ鼻水は簡単に吸えるがネバネバ鼻水は吸えない場合もある
  • 電動式で怖がってしまった子供には少しずつ慣らしていく
  • お風呂や蒸しタオルを使い加湿、体温を上げることで鼻の通りがよくなり吸引しやすくなる
  • 知母時で吸えない場合に強く吸引を行うと鼻腔内を傷つけてしまう可能性がある
  • 鼻水をそのままにしておくと、中耳炎や急性副鼻腔炎を発症する可能性がある
  • 知母時が吸えないときの注意点として、本体の不備確認やメンテナンスを行う

ついに私も知母時を購入しました。口コミを見ると、吸えないという口コミがあり、不安にもなりましたが、実際に使ってみると、娘は嫌がることもなく気持ちよく吸引できているようです。

私も乾燥の時期になると、急性副鼻腔炎を発症することがあります。

鼻をかんではいるのですが、ずっと鼻をかんでいるわけにもいきませんし、場合によっては、鼻孔が切れてしまうこともあります。

こういう状況もあり、子供も大人も使える知母時はとても役に立つ商品だと思います。取りたくても取れなかった鼻の奥に溜まった鼻水を取れますし、水で洗うだけとお手入れも簡単です。

娘が頭痛を訴えたことで購入しましたが、もっと早く買ってもよかったと思います。この知母時を使って、娘の中耳炎や、副鼻腔炎を予防していきたいと思います。

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