お子さんの鼻水は、毎回、悩ましい問題ですよね。鼻が詰まると苦しそうですし、どうやって処理したらいいのか、何かコツはないの?と初めは戸惑いますよね。
そんなママに朗報です!2020年、台湾から「知母時」という画期的な商品が発売されました!
手動の鼻水吸引器なのですが、私が使っていた「ママ鼻水トッテ」に比べると、コツさえつかんでしまえば、とても使い勝手がよさそうなのです。
ここだけの話、もう少し発売が早ければ、私は絶対にこの知母時を買っていただろうと思います。
ちょっと悔しいと思いながらも、そこまで高いものでもないので、良さそうなら買い替えもありかな~なんて思っています!
きょうは、この知母時の使い方のコツと、使い方のおさらい、他の商品との特徴を比べながら紹介していきますね。
知母児のコツと使い方

既に自分で鼻をかむことができる娘ですが、最後までスッキリとれているか?というとまだ難しい様子です。それなら、吸鼻器で手伝えないものか?と思ったことが気になったきっかけでした。
店頭やインターネット上で商品を見たことはあるけど、簡単に使えるのか、コツはあるのかと気になりますよね。
知母時のコツは、2点あります。
・行う体勢と吸引口をあてる角度
・お風呂上りに行う
吸引口ですが、この知母時は、鼻孔にあてるだけ、となっています。片方の手で吸引口を鼻孔にあて、もう片方の手で、ハンドルを引き鼻水を吸引します。
一般的な吸鼻器と違い、知母時はノズルの先端が大きく、鼻の奥まで差し込まない設計になっています。吸引口を鼻孔に挿しこまないので、赤ちゃんも驚かずに使用できそうですね。
ここでのコツは、行う体勢と吸引口をあてる角度です。
鼻水吸引を行う際、子供はじっとしていることは難しいと思います。
ですので、私も行っていたのですが、子供を寝転がらせてママやパパの足で頭を挟むように固定します。歯磨きを行う時の姿勢と同じです。
そこから吸引口を鼻孔にあてますが、ただあてるのではなく、鼻に対して吸引口を水平にあてます。あてた後、後ろのノーズボトルのボトル部分を少し上にあげます。
見た目は、鼻孔に対し斜めにあてているような感じでしょうか。
そして、チューブは上に伸びている状態(本体が下にある状態)にしましょう。チューブが下向きの位置にあると、チューブ内に鼻水が逆流する可能性がありますので気を付けてくださいね。
こうすることで、鼻の奥、つまり喉に近い部分へまっすぐ吸引口が向くため、奥の鼻水も取れやすくなります。
もう一つのコツは、お風呂上りに行うことです。
お風呂の湯気で鼻の粘膜が湿っていて、さらに体温が上昇し血行が良いので鼻が通りやすくなっています。そのタイミングで行うと、スムーズにとることができますよ。
また、大人もそうですが、お風呂上がりだと、スッキリ鼻をかむことができますよね。子供も同じなんです。
いつもよりスムーズにとれるので、子供も嫌がりませんし、パパやママも楽に行うことができますよ。
使い方とお手入れのおさらい
使い方は先ほどお話ししたように、片手で持った吸引口を鼻孔にあてて、もう片方でハンドルを引く、というシンプルな使い方です。
ハンドルを引く力で吸引力の調整ができますので、子供さんの様子を見ながらゆっくり吸引することもできます。そして、お子さんを寝転がらせて使うほうがパパやママには楽だと思います。
もし、お子さんが急に動いてしまった場合も、足で固定していますので怪我をする恐れは減りますよね。
そして、お手入れ方法ですが、ピストンシリンダーは清掃や洗浄を行う必要はないとされています。
チューブだけは、煮沸とレンジでの消毒がOKですが、それ以外はNGなので気を付けましょう!
基本的に洗浄はノーズボトルだけでよい、とされています。チューブ部分については汚れたときにのみ洗浄するようになっていますね。
いつもネコの手も借りたいくらいバタバタの私には、お手入れが簡単なのはかなり魅力的です!

ますます気になってきちゃった!

知母時を寝てる時に使うコツは?

寝てる時に鼻が詰まって苦しそうにしていたら、何とかしてあげたいけれど、寝てる時に使うのは大丈夫なのかな?と思うパパやママもいるかもしれませんね。
それについて、私は、知母時は寝てる時こそ使いやすいと思います。使ったことのない私でも、この知母時なら寝てる時でも問題なく使える、と感じています。
なぜかというと、先ほどお話ししたコツの一つ、寝転がらせての体勢が既に取れているからなのです。わざわざ足で固定する必要もありません。
そして、ハンドルを引くだけの音しかしないので静かなのです。これなら、お子さんが起きてしまう可能性がぐっと下がります。
鼻孔にあてるだけですので、もし、お子さんが寝返りをするなど動きそうになった時は、鼻孔から離してしまえば安全ですよね。
ここでのコツも、先ほどと同様で、鼻孔にあてる吸引口の角度を寝てるお子さんに合わせて変えてあげてください。
後ほど詳しく紹介しますが、私が使っていた「ママ鼻水トッテ」は、チューブがそれほど長くありません。そのため、片方を口にくわえ、もう片方が娘の鼻孔が届くように、私が位置を決め態勢を整える必要がありました。
体勢を整えるのが難しく、サッととってしまいたいのに、時間がかかってしまい子供が起きてしまった!という悪循環を何度もやってしまっていましたね。
それを考えると、知母時は起きているときと同様のコツのままで、素早く行うことができ、ママやパパ、お子さんもストレスなく行えるのではないかと思います。
知母時は新生児から使える?

さて、この知母時ですが、いつから使うことができるのでしょうか。
実は、0歳の新生児期から大人まで使えちゃうんです。
使い方で紹介したように吸引口を鼻孔にあてるだけなので、怪我の危険性も少なく、電動式のように音が出ず、静かであることから新生児期でも使用可能なのですね。
吸引を行う体勢と、吸引口の角度というコツさえつかんでしまえば、ハンドルを引く速度を変えることで吸引力を調整できるため、新生児、幼児期と使い分けが可能です。
吸引力を調整することで、サラサラの鼻水にもネバネバの鼻水にも対処できるようになっているので、お子さんの様子を見ながら吸引力を調整し使ってあげてください。
幼児期になり、子供が自分で鼻をかめるようになっても、大人のようにスッキリと出し切るのは難しいですよね。そいう時は、この知母時でお手伝いをしてあげるといいかなと思います。
新生児期を含む赤ちゃんの時は、ママやパパが吸引口を鼻にあててあげますが、少し大きくなると自分で鼻にあてることもできるようになりますので一緒に行うことができますね。
娘は鼻が詰まると、「ママ鼻水トッテ」を持ってきて吸引口を鼻にあてて待っていました。
時折、口にくわえていましたが、自分の肺活量では取れないということに気付いたようで、鼻にあてたまま無言で訴えかけていましたね。
知母時は重さも軽く、持ち運びもできるサイズですので外出時に持ち歩くこともできます。私も、「ママ鼻水トッテ」は旅行先に念のため、毎回持っていくようにしていました。
私がお世話になっている耳鼻科の先生は、「サラサラ鼻水であっても、どこで急変するかわからないから、子供も大人もこまめに鼻をかむ、かめないなら取ってあげてね」とお話しされていました。
私も副鼻腔炎で辛かった時期があります。鼻をかむのも痛いくらいでしたので、このような時に知母時があるといいなと思います。大人も使えるので、1台持っておこうと考えています。

知母時と他の吸鼻器はどう違う?
私が愛用していた知母時と同じ手動吸鼻器の「ママ鼻水トッテ」と、一度は購入を考えた電動吸鼻器を紹介します。
知母時と他の吸鼻器との大きな違いは、子供が嫌がりにくいことと、いつでもどこででもサッと使用できる、という点でしょう。
どちらも使い勝手があり、お子さんの状況と、パパやママの使用状況を考慮して選ぶ必要があります。ぜひ参考しながら、知母時を含めあうものを選んでくださいね。
ママ鼻水トッテ

私が愛用していたのはこの「ママ鼻水トッテ」という商品です。吸引口を鼻に直接挿して、もう片方をママやパパが口にくわえ吸い上げる吸引器です。
チューブと吸引口、鼻水を貯めるボトルというシンプルな作りですので、持ち運びもしやすく収納にも場所を取りません。
何よりも吸引時に音がしませんので、子供は一瞬何が起きたかわからないままに吸引が終わってしまうため、嫌がることもなく行うことができました。
サラサラの鼻水は、鼻の穴に向かって流れるという性質を活かし、私は娘を立たせたままで、向かい合った状態になり吸引をしていました。
私が思いっきり吸い込む顔が面白いのか、子供は喜んで吸引させてくれましたよ。
しかし、サラサラ鼻水は良いのですが、鼻の奥にたまってしまったネバネバ鼻水は、ちょっとやそっとの吸引では吸い込むことができません。
男性ならまだしも、女性となると、それなりの肺活量が必要とされます。
私は、自分の鼻をつまんで、吸い込む直前に思いっきり息を吐きます。そこから一気に吸い上げていました。鼻水の具合によって、これを数回繰り返します。子供はスッキリしますが、大人は酸欠気味になります(笑)
こちらも吸引口を鼻にあてるだけなのですが、先端が少し尖っているため鼻の穴に挿さないようにしてくださいね。
この商品も、寝てるときに使用することは可能なのですが、先にお話ししたように、自分が吸いやすい体勢を取ることが難しいという点がデメリットとなります。
サラサラ鼻水ならあまり肺活量を必要としませんが、ネバネバ鼻水だった場合、思いっきり吸い込んであげないととることができない為、大人の体勢が万全でないと肺活量を駆使し、うまく吸い込むことはできません。
子供の横に寝転んで行ったことがありますが、私自身も横向きになるため、鼻をつまんでといういつもの動作を取ることが難しく、思ったようにとることはできませんでした。
そう考えると、子供は寝たままで、私たち大人はそばに座ってハンドルを引くだけでよい知母時は体勢や肺活量を気にする必要がないですよね。
また、口で吸うことに対して風がうつるか気になるという方は、こちらの記事をご覧ください。
こちらは一番小さい商品なので、公園に行くときにもサッと持っておきたい時にピッタリです。値段も手ごろなので、サブの吸鼻器として持っておくのもいいですね。
電動鼻水吸引器

こちらは電気を使う電動式です。電動式といえば「メルシーポット」と言われる方も多いですね。
電気を使うだけあって、吸引力はこれに勝るものはありません。ネバネバの鼻水も、これならサクッととってしまいます。
デメリットとしては、稼働音がしますので、子供はその音に怯えてしまうということと、寝てる時に使うことができないという点です。
また、電源を使うので、使用範囲が限られ、なおかつ、吸引口が届く場所で行うことが絶対条件となります。
子供が音に怯えて、鼻水を取らせてくれなくなり、結局は、手動式も買ったと話しているお母さんもいました。
私は電動式を病院で使わせていただきました。吸引口を鼻に入れるため、異物が入ったと驚き、嫌がって動くので粘膜を傷つけてしまわないか不安はありました。
しかし、手動では難しい位置にたまった鼻水をしっかりとってくれるので中耳炎や副鼻腔炎の予防には繋がりますよ。

まとめ

- 知母時には2つのコツがある
- 吸引を行う体勢と吸引口を当てる角度
- お風呂上りに行うとよくとれる
- 使い方もお手入れも簡単
- 音が静かなので寝ている時にも使える
- 知母時は新生児期から大人まで使用できる
- 知母時と同じ手動の吸鼻器と電動の吸鼻器がある
- 「ママ鼻水トッテ」は口で吸い上げるため、肺活量と十分に吸い込むことができる体勢を取ることが必要
- 電動の吸鼻器は電気の力でネバネバ鼻水も楽に取ってくれる
- 電動の吸鼻器は子供が音を怖がったり、電源が届く範囲でしか使えない
私が使っていた「ママ鼻水トッテ」と電動の鼻水吸引器、そして知母時との違いをお話ししてきました。
知母時が発売されたとき、私はこのまま鼻水吸引器を使うかどうかで悩んでいました。娘も自分で鼻がかめるようになってほしくて、練習させていたのですが、まだうまくかむことはできていません。
鼻水をうまくとることができずに中耳炎や、副鼻腔炎になってしまうことを考えると、まだできない幼児期は知母時などの吸鼻器を使って、大人がお手伝いをしてあげたほうがいいと思います。
吸引口を鼻に挿すとなると、安全面が不安ですが、鼻孔にあてるだけで、あとはもう片方の手でハンドルを引くだけですので、安心して使えますよね。
コツと言っても、難しいことでもありませんでしたね。どの角度が自分のお子さんにとって取れやすい位置かがわかればコツの習得も早いでしょう。
ぜひ、パパもママもお子さんの鼻水問題を知母時と一緒に乗り越えてくださいね。

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